1年ぶりの日本代表活動となる久保建英、クラブや状況が変わった1年前との差は「1年間分の実績」

2020.10.05 21:35 Mon
©超ワールドサッカー
日本代表は5日、オランダのユトレヒトでトレーニングキャンプをスタート。トレーニング前に、MF久保建英(ビジャレアル)がメディアの取材に臨んだ。

昨年12月以来の代表活動となる日本代表。今回はオランダでカメルーン代表、コートジボワール代表との国際親善試合を戦う。
昨年11月以来の代表合流となった久保は、この難しいコロナ禍での代表活動について「このような状況の中で、各国の選手が同じ所に集まって活動できるのは非常に有意義な時間だと思います。この機会を無駄にしないように、みんなで力を合わせて戦って、代表の意味を見せてきたいと思います」とコメントした。

1年ぶりの代表活動となる久保。昨シーズンはマジョルカで1シーズンプレーし、今シーズンは新天地のビジャレアルでプレーしている。自身にとって1年間で大きな変化があったが「1年間分の実績を自分は積んできたと思っていますし、それは確かな自信となって自分の中にもあります。一段階上の選手になったと思います。国を代表している選手と戦うことは、いつものクラブを代表する選手とは違った感覚だと思うので、その違いを見せたいと思います」とコメントした。

このコロナ禍の中での試合で日本の皆さんに見せたいプレーに関しては「スポーツというのはこういう状況の中で、サッカーとしては全体として、その国で暮らす人にとって数少ない娯楽、エンターテインメントの1つです。色々なことが制限されている中で、サッカーは色々な方々の協力を得て開催できている状況なので、恩返しではないですが、自分たちへの期待を結果や内容で返していくことが、今回は1つ義務になると思う」と強い決意を語った。
マジョルカでは主力としてチームを牽引した中、1つ上のレベルに上がったビジャレアルでは多くの出場機会を得られていない状況の久保。スペインでやってきたプレーについては「大前提として攻撃の選手なので、一番は攻撃でプラスアルファを求められていると思います」とゴールを決めることが大事だとコメント。また、「今のサッカーはたくさん走った方が大体勝つので、守備でも一定以上のことが求められます」と守備面でもチームの力になりたいと語った。

今回の難しい状況で改めてアスリートとしての存在意義を問われることも多い中、「自分としては一選手の意見として、こうやって世界的なパンデミックがあった中で、サッカーに限らずみんなで力を合わせて復旧とか早かったです」と、多くの方の協力があってこその選手であるとコメント。
「色々な型の人の力を借りて達成することの具体例」とサッカーを捉えていた。

また子供たちに対しても「サッカー選手は結局のところプレーで返すのが一番。今外に出られない子供達にサッカー選手になりたいと思ってもらえることが一番です」と語り、「自分が今子供であれば、サッカー選手という夢が遠のいてしまう感覚を持っていたと思うので、自分たちがプレーで払拭する、色々な人の協力もありながら、サッカー選手が魅力ある職業であることを見せられると思います」と子供たちに良いプレーを見せたいと意気込んだ。
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