退団希望のメッシ、契約問題にラ・リーガは880億円の契約解除金が必要との公式見解
2020.08.31 09:20 Mon
ラ・リーガは30日、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の契約状況について、リーグとしての見解を示した。
メッシには、自身が望むタイミングでクラブを退団できる特別な条項が存在しているとされており、これをメッシが行使したとされているが、バルセロナはこの条項の有効期限が6月10日で切れていると主張。退団するには、契約にある解除金7億ユーロ(約880億円)の支払いが必要と考えており、両者の見解が食い違っている状況だ。
そんな中、ラ・リーガがメッシとバルセロナの契約状況について、メディアごとで解釈が異なることを危惧。リーグとしての見解を示す声明を発表した。
ラ・リーガによると、「メッシとバルセロナの契約は現時点で有効。メッシによる6月26日の通達は、契約の一方的な早期終了を要請することを決定した場合に適用される「終了条項」に基づいている。プロのアスリートにおける、特別な雇用関係だ」とし、「適用される規制に準拠し、これらの場合の対応する手順に従って、ラ・リーガは選手が前述の条項の金額を前もって支払っていない場合は手続きは実行されない」と見解を示した。
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メッシは、24日に退団を希望する旨の書面をバルセロナへ送付。このことが世界中で一斉に報じられ、大きな話題を呼んでいる。そんな中、ラ・リーガがメッシとバルセロナの契約状況について、メディアごとで解釈が異なることを危惧。リーグとしての見解を示す声明を発表した。
ラ・リーガによると、「メッシとバルセロナの契約は現時点で有効。メッシによる6月26日の通達は、契約の一方的な早期終了を要請することを決定した場合に適用される「終了条項」に基づいている。プロのアスリートにおける、特別な雇用関係だ」とし、「適用される規制に準拠し、これらの場合の対応する手順に従って、ラ・リーガは選手が前述の条項の金額を前もって支払っていない場合は手続きは実行されない」と見解を示した。
メッシはクラブが30日に実施した新型コロナウイルス(COVID-19)のPCR検査にも姿を見せず、退団への意志は固い模様。クラブとの会談を要求しているともされるが、契約解除金が必要となった場合は移籍することはまず不可能と考えられるだろう。
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