モウリーニョがシティの厳罰覆りに「FFPの終焉だと思う。なぜなら、無意味だから」
2020.07.15 10:50 Wed
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督がマンチェスター・シティに対する厳罰覆りに言及した。
これで来季のチャンピオンズリーグ(CL)に問題なく臨めるシティだが、この判決を巡り、賛否両論の意見が飛び交うなか、モウリーニョ監督もイギリス『TalkSPORT』で自身の見解を示すと、FFPの存在価値に疑問を呈した。
「私はシティがCLの舞台に立てるようになり、喜ばしく思う。あのシティが来季、10〜12試合も戦わなくなったら、同じをリーグ戦う他のチームに優勝のチャンスがなくなってしまうからだ」
「FFPの終焉だと思う。なぜなら、無意味だからだ。シティが無罪だろうが、有罪だろうが、いずれにせよ、その判決は不名誉。シティが無罪なら、1000万ユーロの罰金もない。不名誉な判決だ」
「私はFFPの適切な機能性が見たい。シティが無罪なら1銭も払わず、有罪なら大会からの追放を受ける過程をね。しかし、過去に他のクラブが同じ状況に陥っており、その結果も周知の通りだ」
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今年2月に欧州サッカー連盟(UEFA)からファイナンシャルフェアプレー(FFP)抵触を咎められ、2年間の欧州主要大会禁止処分と3000万ユーロ(約36億7000万円)の罰金処分を受けたシティ。しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が13日、シティからの異議申し立てを通す形で欧州主要大会禁止処分の撤回と1000万ユーロ(約12億2000万円)への罰金減額を言い渡して、処分軽減という判決に至った。「私はシティがCLの舞台に立てるようになり、喜ばしく思う。あのシティが来季、10〜12試合も戦わなくなったら、同じをリーグ戦う他のチームに優勝のチャンスがなくなってしまうからだ」
「FFPの終焉だと思う。なぜなら、無意味だからだ。シティが無罪だろうが、有罪だろうが、いずれにせよ、その判決は不名誉。シティが無罪なら、1000万ユーロの罰金もない。不名誉な判決だ」
「無罪なら、罰金も科されるべきじゃない。有罪なら、その判決も不名誉なもので、大会から締め出されるべきだ。シティが有罪かどうかわからないが、いずれにせよ、不名誉な判決に違いない」
「私はFFPの適切な機能性が見たい。シティが無罪なら1銭も払わず、有罪なら大会からの追放を受ける過程をね。しかし、過去に他のクラブが同じ状況に陥っており、その結果も周知の通りだ」
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