給与返納拒否のU・ベルリンFWポルター、チームから追放される
2020.05.29 14:30 Fri
ウニオン・ベルリンは28日、ドイツ人FWセバスティアン・ポルター(29)をチームから追放することを発表した。
ディルク・ツィングラー会長はチームの結束に影響を及ぼしかねないとして、契約が切れる今年6月30日まで試合に出場させないことを決定。事実上の追放となる。
「我々が“ウニオナー”として、お互いに、そしてクラブのために立ち上がれる強固で緊密なコミュニティを結成することはウニオン・ベルリンの基本的な価値観のひとつだ」
「残念ながら、唯一コーチングやバックルームスタッフも兼任していたセバスティアンはそうではなかった。全く理解できなことであり、非常に失望している」
ポルターはマインツに在籍していた2014年夏から1年間、ウニオン・ベルリンにレンタル移籍。その後QPRへの移籍を経て、2017年1月に完全移籍で再加入した。
今季はブンデスリーガで13試合に出場し2ゴール2アシストを記録。再開後のリーグ戦では第27節のヘルタ・ベルリン戦で途中出場していた。今後、練習には参加していくとのことだが、ヘルタ・ベルリン戦での20分が4年半過ごしたウニオン・ベルリンでの最後の出場となった。
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原因は同選手が給与返納を拒否し続けたこと。ウニオン・ベルリンの選手らは新型コロナウイルスによるブンデスリーガ中断を受けて給与返納を決断。だがポルターは一人、これを頑なに否定していたという。「我々が“ウニオナー”として、お互いに、そしてクラブのために立ち上がれる強固で緊密なコミュニティを結成することはウニオン・ベルリンの基本的な価値観のひとつだ」
「残念ながら、唯一コーチングやバックルームスタッフも兼任していたセバスティアンはそうではなかった。全く理解できなことであり、非常に失望している」
「困難な時期には、クラブの従業員とチームの結束力を守ることが私の当面の課題であり、選手たちの気を紛らわすことがあってはならないのだ。したがって、我々は即刻、セバスティアンをスカッドから外す決断をした」
ポルターはマインツに在籍していた2014年夏から1年間、ウニオン・ベルリンにレンタル移籍。その後QPRへの移籍を経て、2017年1月に完全移籍で再加入した。
今季はブンデスリーガで13試合に出場し2ゴール2アシストを記録。再開後のリーグ戦では第27節のヘルタ・ベルリン戦で途中出場していた。今後、練習には参加していくとのことだが、ヘルタ・ベルリン戦での20分が4年半過ごしたウニオン・ベルリンでの最後の出場となった。
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