ミュラーの最もタフな対戦相手が渋すぎる…「ダイブが僕の命を救った」
2020.04.24 17:30 Fri
バイエルンに所属する元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーは最もタフな対戦相手にあまりにも意外過ぎる名前を挙げた。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。
これまで幾度も大舞台でメガクラックとの痺れる戦いを経験してきた百戦錬磨のプレーヤーだけに、キャリアを通じて最もタフだった対戦相手は当然、CLや代表での国際大会で対峙してきた有名プレーヤーだと思われた。
しかし、今回ドイツ『DAZN』のインタビュー企画においてミュラーが挙げたプレーヤーは、かつてヴォルフスブルクやフランクフルトで活躍したドイツ人DFマイク・フランツ(38)という、ブンデスリーガファンでなければわからない渋すぎる人物だった。
190cmの屈強なセンターバックだったフランツは、カールスルーエ時代には世界的に有名なボクサーのマイク・タイソン氏にちなんで“アイアンマイク”の愛称で呼ばれるなど、ハードタックルや挑発を特徴とするプレーヤーだった。そして、過去にはそのラフプレーを多くの対戦相手から非難されていた、いわくつきの守備者でもあった。
「僕がキャリアをスタートしたばかりの頃、マイク・フランツに対して多くの敬意を抱いていたんだ」
「確か僕の最初のシーズンだったと思うけど、アリアンツ・アレーナの試合の中でハーフウェイライン付近で彼から強烈なタックルを食らいそうになったんだ」
「そのときにフランツが自分を削りに来ていることがわかった。だから、彼が飛び込んで来る前に自らジャンプしてピッチへ転がったんだ」
「正直なところ、あれはダイブだった。だけど、ファウルをもらうために意図的にやったわけではなかったんだ。実際、そのおかげで命が助かったと思っているぐらいだからね」
昔からツヴァイカンプフ(一対一の勝負)が重視されていたブンデスリーガでは数年前までフランツのようなハードチャージで相手アタッカーを震え上がらせるようなタイプの守備者が多くいたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)全盛の現状においてミュラーをビビらせるような守備者はもう出てこないかもしれない。
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ミュラーは2008年にバイエルンでトップチームデビューを飾って以降、公式戦520試合以上に出場。さらに、ドイツ代表でも通算100キャップを誇る30歳はブンデスリーガ8度の優勝に、チャンピオンズリーグ(CL)、ワールドカップのタイトルも獲得してきた正真正銘のスタープレーヤーだ。しかし、今回ドイツ『DAZN』のインタビュー企画においてミュラーが挙げたプレーヤーは、かつてヴォルフスブルクやフランクフルトで活躍したドイツ人DFマイク・フランツ(38)という、ブンデスリーガファンでなければわからない渋すぎる人物だった。
190cmの屈強なセンターバックだったフランツは、カールスルーエ時代には世界的に有名なボクサーのマイク・タイソン氏にちなんで“アイアンマイク”の愛称で呼ばれるなど、ハードタックルや挑発を特徴とするプレーヤーだった。そして、過去にはそのラフプレーを多くの対戦相手から非難されていた、いわくつきの守備者でもあった。
そして、ミュラーは若手時代にピッチ上で何度も対峙してきたフランツこそ自身にとって最もタフな対戦相手だったと、興味深いエピソードを交えて説明している。
「僕がキャリアをスタートしたばかりの頃、マイク・フランツに対して多くの敬意を抱いていたんだ」
「確か僕の最初のシーズンだったと思うけど、アリアンツ・アレーナの試合の中でハーフウェイライン付近で彼から強烈なタックルを食らいそうになったんだ」
「そのときにフランツが自分を削りに来ていることがわかった。だから、彼が飛び込んで来る前に自らジャンプしてピッチへ転がったんだ」
「正直なところ、あれはダイブだった。だけど、ファウルをもらうために意図的にやったわけではなかったんだ。実際、そのおかげで命が助かったと思っているぐらいだからね」
昔からツヴァイカンプフ(一対一の勝負)が重視されていたブンデスリーガでは数年前までフランツのようなハードチャージで相手アタッカーを震え上がらせるようなタイプの守備者が多くいたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)全盛の現状においてミュラーをビビらせるような守備者はもう出てこないかもしれない。
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