イングランド伝説のストライカーが入院…チェルシーやトッテナムでゴール量産

2020.04.08 10:55 Wed
Getty Images
現役時代はチェルシーやトッテナムで長らく活躍した元イングランド代表ストライカーのジミー・グリーブス氏(80)が入院したようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
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グリーブス氏は、チェルシー、ミラン、トッテナム、ウェストハムでプレーし31歳で現役を引退。チェルシー在籍時の1958-59、1960-61シーズンにはリーグ得点王にも輝き、イングランドのトップリーグで20歳290日で史上最年少の100ゴール達成者となっていた。
また、トッテナムでは9シーズンを過ごし、1962-63シーズンから3シーズン連続で得点王に。また1968-69シーズンも得点王に輝き、得点を量産した名ストライカーだ。

グリーブス氏は、2015年に深刻な脳卒中を患っていたが、今回の入院の理由は現状では把握されていないとのことだ。

かつて在籍したトッテナムは声明で「我々の記録的なゴールスコアラーであるジミー・グリーブスが現在病院で治療を受けていることを確認しています。我々は彼の家族と連絡を取り、更なる情報を提供するでしょう。クラブの誰もがジミーと彼の家族に願いを送ります」と発表している。
グリーブス氏は、チェルシーで公式戦169試合132ゴール、ミランで12試合9ゴール、トッテナムで381試合268ゴール、ウェストハムで40試合13ゴールを記録していた。

また、イングランド代表としても57試合で44ゴールという驚異的な数字を残し、歴代4位の得点数を誇り、通算6度のハットトリックはイングランド代表として史上最多の数字となっている。また、1966年のイングランド・ワールドカップの優勝メンバーでもあった。

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