無断外出&交通事故でバイエルンから罰金のボアテング、実は息子を見舞うためだった

2020.04.03 10:55 Fri
Getty Images
規律違反を犯したためクラブから罰金を科されていたバイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングだが、その理由を告白した。イギリス『BBC』がドイツ『ビルト』でのコメントを紹介した。
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ボアテングは、3月31日にミュンヘンに向けて高速道路を走行中に車線変更をした際、車がスリップしそのまま道路脇のガードレールに激突。ケガはなかったものの、ガードレールに乗り上げた愛車のベンツは大きな損傷を負っており、物的損害は2万5000ユーロ(約300万円)になったという。

バイエルンは移動に関してクラブの許可を取っておらず、規律違反による処分を科すことに。1日に声明が発表されていた。
しかし、この件に関してボアテングが『ビルト』でコメント。クラブの決定を尊重するとしながらも、「悲しい」と表現。入院する子供を見舞いに行くためだったと明かした。

「僕がクラブに移動について知らせなかったことは間違いだったし、それは確かだ。でも、その瞬間は息子のことだけを念頭に置いていたんだ」

「彼は健康ではなかった。息子が父親である僕に電話を掛けてきた時、もちろんいつだって僕は行く」
「彼のためならば、どんな罰だって受け入れる。なぜなら、彼は僕の息子だからだ」

「そんな時に、4歳の息子と一緒に居ない父親が居るなら会ってみたい。そのことに対する罰があるなら、僕はそれを尊重する。悲しいけどね」

バイエルン州政府は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて外出制限を敷いており、その中での利己的な行動には非難の声が挙がっていた。ボアテングが報告義務を怠ったことは軽率だったが、思わぬ事情も裏には隠れて居たことが明らかとなった。

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