アセンシオが復帰に向けて最終段階へ! 自宅練習では妙技も披露

レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオが復帰に向けて最終段階に入っているようだ。スペイン『アス』が伝えている。アセンシオは、2019年7月23日に行われたプレシーズンマッチで、左ヒザ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷という重傷を負い、同年8月7日に手術を受けていた。
術後には今シーズン中の復帰絶望との報道も出ていたものの、懸命にリハビリに励んだアセンシオは、今年1月下旬にボールを使ったトレーニングを開始するなど順調に回復。

その後、今月初旬にはチーム練習への復帰に迫っていたが、練習施設を共有するバスケットボールチームの選手に新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応が出たことで、その復帰プランは一時白紙に…。

それでも、その他の選手と共に自宅での自主的な隔離措置を取っているアセンシオは、バルデベバスから運んだトレーニング器具を使って自宅を即席のジムに変え、兄弟の助けを借りてボールを使ったトレーニングも継続。18日には自身のSNSに、巧みなボールコントロールを披露している動画を投稿していた。先月の段階では術後に見られるヒザや周辺の筋肉の違和感を訴えるなど、完全復帰に向けて慎重な姿勢を見せているアセンシオだが、チームの練習再開後のトレーニング復帰、リーグ再開後の実戦復帰に自信を示しているようだ。

そして、長期のリハビリを経て肉体的にも精神的にも強くなったアセンシオが、ピッチに立つ姿を多くのマドリディスタが心待ちにしている。