名古屋のガブリエル・シャビエルが日本での新型コロナ対策に言及…東京五輪延期は「悲しいけど最良の決定」
2020.03.30 12:40 Mon
名古屋グランパスのブラジル人FWガブリエル・シャビエルが、新型コロナウイルス(COVID-19)に関して日本での現状を語った。ブラジル『Lance』が伝えた。
ガブエル・シャビエルは、2017年7月にクルゼイロからレンタル移籍で当時J2の名古屋へと加入。背番号10を背負いチームの攻撃を牽引し昇格に貢献すると、2019年1月には完全移籍で加入。今シーズンもチームを支える活躍が期待されていた。
しかし、開幕直後に日本では新型コロナウイルスが感染拡大。現在はヨーロッパやアメリカ、南米にまで広がっているが、それ以前からリーグ戦が中断されている状況だ。
世界に比べて感染者や死者が少ない日本にいるガブリエル・シャビエルは、マネジメントを務める「4ComM」のインスタライブでこれまでの日々を振り返った。
「世界の他の場所と同じで、日本人のたくさんの良心により、ここでは抑えられている。彼らはマスク、アルコール消毒を着けることに慣れている。でも、我々は全ての必要な予防策を取らなければならない」
日本は日曜日までに新型コロナウイルス(COVID-19)で59人が死亡し、2000人を超える感染者が確認されている。世界の各国が取っている自己隔離措置は日本では取られていないものの、感染者を制御することに成功。しかし、世界中の感染拡大を受け、東京オリンピックの延期は決定していた。
ガブリエル・シャビエルは、その決定を目の当たりにし、残念がる一方で、健康が第一であると主張した。
「オリンピックが延期されたため、今起きている問題の深刻さを確認できる。感情が入り混じっているね。決定はアスリートを救済するために下されたけど、一方では悲しい出来事だよ」
「とても素晴らしいイベントであり、僕たちはそれをしっかりと後押しする特権があったからだ。でも、これは最良の決定だと思う。最も重要なのは、アスリートと世界の健康だよ」
感染者を制御していた日本だったが、ここ数日は急速に感染者が増加。そのため、チームの対応も変わり、休日が増えたと語った。
「チームはトレーニングをしていたけど、日本での感染者が増えたことで5日の休みを取ることとなった。5日間は家にいることにするよ。僕たちが学んだことから、隔離に関して強制する法律はないようだ」
「政府は人々に家にいるように求め、必要な予防策を講じ、日本人はそれに従うということだ」
Jリーグは4月3日の再開を断念することを発表し、J3、J2、J1と段階的に再開させる案を発表。J1リーグは5月に入るまで実施されないことが決定している。この先の状況によってさらに延期となる可能性もあるが、まずは感染防止が優先されるだろう。
ガブエル・シャビエルは、2017年7月にクルゼイロからレンタル移籍で当時J2の名古屋へと加入。背番号10を背負いチームの攻撃を牽引し昇格に貢献すると、2019年1月には完全移籍で加入。今シーズンもチームを支える活躍が期待されていた。
世界に比べて感染者や死者が少ない日本にいるガブリエル・シャビエルは、マネジメントを務める「4ComM」のインスタライブでこれまでの日々を振り返った。
「世界の他の場所と同じで、日本人のたくさんの良心により、ここでは抑えられている。彼らはマスク、アルコール消毒を着けることに慣れている。でも、我々は全ての必要な予防策を取らなければならない」
「僕が言ったように、日本人の意識、全ての懸念にも関わらず、最後の安全な場所になってしまう」
日本は日曜日までに新型コロナウイルス(COVID-19)で59人が死亡し、2000人を超える感染者が確認されている。世界の各国が取っている自己隔離措置は日本では取られていないものの、感染者を制御することに成功。しかし、世界中の感染拡大を受け、東京オリンピックの延期は決定していた。
ガブリエル・シャビエルは、その決定を目の当たりにし、残念がる一方で、健康が第一であると主張した。
「オリンピックが延期されたため、今起きている問題の深刻さを確認できる。感情が入り混じっているね。決定はアスリートを救済するために下されたけど、一方では悲しい出来事だよ」
「とても素晴らしいイベントであり、僕たちはそれをしっかりと後押しする特権があったからだ。でも、これは最良の決定だと思う。最も重要なのは、アスリートと世界の健康だよ」
感染者を制御していた日本だったが、ここ数日は急速に感染者が増加。そのため、チームの対応も変わり、休日が増えたと語った。
「チームはトレーニングをしていたけど、日本での感染者が増えたことで5日の休みを取ることとなった。5日間は家にいることにするよ。僕たちが学んだことから、隔離に関して強制する法律はないようだ」
「政府は人々に家にいるように求め、必要な予防策を講じ、日本人はそれに従うということだ」
Jリーグは4月3日の再開を断念することを発表し、J3、J2、J1と段階的に再開させる案を発表。J1リーグは5月に入るまで実施されないことが決定している。この先の状況によってさらに延期となる可能性もあるが、まずは感染防止が優先されるだろう。
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