アタランタvバレンシアがイタリアのコロナ拡大の原因? ベルガモ市長が“生物兵器”と揶揄

2020.03.25 19:59 Wed
Getty Images
ベルガモのジョルジオ・ゴリ市長がスペイン『マルカ』のインタビューで新型コロナウイルス(COVID-19)に言及。先月、ミラノで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタvsバレンシアが、イタリアでの拡大の原因の1つであると主張した。
PR
世界規模のパンデミックを起こしている新型コロナウイルス。イタリアでは特に甚大な被害となっており、最新の情報では54000人を超える感染者と7000人に近い死者が確認されている。特にロンバルディア州は欧州一の感染者を出してしまっており、ベルガモはその中部に位置。ゴリ市長は州都ミラノにあるサン・シーロで先月19日に行われたアタランタvsバレンシアを「生物兵器」として、ウイルス拡大の原因だったと仮説している。


「イタリアでの最初の感染は2月23日だった。ウイルスがすでに蔓延していたとしたら、サン・シーロに行った4万人の人々はアウトだろう。そして、その4万人がそれぞれ誰かと接触し、次から次へと感染が広がっていったのだ」

ゴリ市長がこう語るのは、バレンシアでその後感染者が続出したからだ。DFエセキエル・ガライにはじまり、DFエリアキム・マンガラらの感染が報告され、16日発表の声明ではクラブ関係者の35%に陽性反応が確認されたことが明らかになった。
そして、アタランタでも24日にGKマルコ・スポルティエッロの感染が発覚。クラブ初の感染者となった。

PR
関連ニュース

ユベントスの主将ダニーロがハムストリングを負傷…コッパ・イタリア決勝は欠場か

ユベントスは6日、ブラジル代表DFダニーロが負傷したことを発表した。 ダニーロは5日に行われたセリエA第35節のローマ戦にフル出場したが、この試合で左足を負傷。その後の検査で左足ハムストリングに軽度の損傷が見つかったとのことだ。 クラブから詳細な離脱期間は明かされていないが、イタリア『スカイ』は12日の次節サレルニターナ戦は欠場が確実で、15日に行われるコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦での復帰を目指しているが、間に合うかは不透明だという。 ユベントスのキャプテンを担うダニーロは、今季2度の負傷離脱に見舞われたが、ここまで公式戦31試合に出場し、手堅く勝ち点3を積み上げるチームをまとめ上げてきた。 2024.05.07 07:30 Tue

最下位サレルニターナに逆転勝利のアタランタが5位に浮上!次節ローマ戦へ弾み【セリエA】

アタランタは6日、セリエA第35節でサレルニターナと対戦し2-1で勝利した。 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙う6位アタランタ(勝ち点57)が、すでにセリエB降格の決まった最下位サレルニターナ(勝ち点15)のホームに乗り込んだ一戦。 立ち上がりから攻勢に出るアタランタだが、先にスコアを動かしたのはサレルニターナ。18分、バシッチの縦パスで敵陣中盤に抜け出したヴィニャートがワンタッチではたくと、バイタルエリア右でボールを受けたチャウナがボックス右まで切り込みシュートをゴール左隅に流し込んだ。 1点ビハインドで前半を終えたアタランタは、ハーフタイムにミランチュクやエデルソン、スカルヴィーニを下げてデ・ケテラエル、コープマイネルス、ルッジェーリを投入する3枚替えを敢行。 すると57分、左CKの流れから二次攻撃を仕掛けるとコープマイネルスがバイタエルエリア右手前からクロスを供給。これをゴールエリア左手前のパシャリッチが頭で折り返すと、最後はゴール前に走り込んだスカマッカが右足でゴールに流し込んだ。 追いついたアタランタは、63分にもショートコーナーの流れからボックス左に侵入したルッジェーリがシュート。これは相手DFにクリアされたが、ボックス手前でハテブールがインターセプトに成功すると、こぼれ球をボックス右手前のコープマイネルスがダイレクトシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。 その後、70分と88分にサレルニターナに決定機を許したアタランタだったが、これを凌ぎ切って2-1で逆転勝利。5位に浮上したアタランタは、CL出場権を争う同勝ち点の6位ローマとの直接対決に弾みを付けた。 2024.05.07 03:00 Tue

好機作るもホームで勝ち切れず、マルセイユ指揮官はEL1stレグの結果に「満足しているわけではない」

マルセイユのジャン=ルイ・ガセ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の一戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 2日にホームでアタランタとのEL準決勝1stレグを迎えたマルセイユは、11分に失点を許すもすぐさまセットプレーの流れからDFシャンセル・ムベンバが得点を記録して同点に。ホームで逆転したいところだったが、後半にはオフサイドでゴールが取り消されるなどあと一歩が出ず、1-1のドローに終わった。 この結果、EL決勝進出のためには敵地での2ndレグで勝利する必要があるガセ監督は、結果に満足せずもチームのパフォーマンスを評価している。 「この結果に完全に満足しているわけではない。2-1で試合に勝つチャンスが2、3回あったのだからね。もし、チャンスを活かしていれば、私は試合に満足していたかもしれない」 「とはいえ、まだイーブンの状況でハーフタイムに入ったようなものだ。我々はイタリアでも、全力を尽くすつもりでいる。今夜は我々が、彼らにとって危険な存在になり得るとわかった」 2024.05.03 11:40 Fri

敵地でアタランタは価値あるドロー、ガスペリーニ監督「2ndレグは今夜より良い試合ができる」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)でのドローに前向きな姿勢を示した。『UEFA.com』が伝えている。 2日、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでマルセイユと対戦したアタランタは、11分にFWジャンルカ・スカマッカのゴールで先制する幸先の良いスタートに。しかし、9分後にセットプレーの流れから失点すると、その後は一進一退の攻防が続きハーフタイムへ。後半も拮抗した展開は変わらず、最後まで両者譲らぬまま1-1のドローに終わった。 EL決勝進出はホームで行われる2ndレグ次第となったガスペリーニ監督だが、来たる一戦に向け自信を示している。 「我々は素晴らしい先制ゴールを決めたと思う。動き出しもパスのタイミングも良かった。こうしたタイプの試合なら、(ホームの)ベルガモではもっとチャンスを作ることが基本になるだろう。実際のところ、今日の我々が彼らを再び脅かしたのは終盤だけだった」 「今夜は苦戦することになってしまったが、マルセイユはこのスタジアムでシーズンを通して負けたのは1度だけだ。そうしたスタジアムでベストを尽くしたのだから、良い結果ではあったと思う」 「我々にとっては非常に難しいスタジアムで、強敵相手に敗れなかった。2ndレグではホームアドバンテージを得ると思うが、マルセイユのカウンターには強く警戒しなければならない。特に攻撃面で質の高い試合をする必要があるが、サポーターの協力があれば今夜よりも良い試合ができるだろう」 2024.05.03 10:45 Fri

マルセイユvsアタランタは互いに譲らず1-1の激戦で1stレグを終了【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのマルセイユvsアタランタが2日にスタッド・ヴェロドロームで行われ、1-1の引き分けに終わった。 準々決勝でベンフィカをPK戦の末に下したマルセイユは、直近のRCランス戦からスタメンを4人変更。エンディアイエ、パプ・ゲイエ、ジゴらに代えてルイス・エンヒキやイスマイラ・サール、コンドグビアらをスタメンで起用した。 一方、準々決勝でリバプールを下したアタランタは、直近のエンポリ戦からスタメンを6人変更。ルックマンやE・トゥーレ、マリオ・パシャリッチ、GKカルネセッキらに代えてスカマッカ、デ・ケテラエル、コープマイネルス、GKムッソらをスタメンで起用した。 試合は早い時間にスコアが動く。アタランタは11分、バイタルエリア中央でボールを受けたコープマイネルスのラストパスでゴール前に抜け出したスカマッカがゴールネットを揺らした。 先制を許したマルセイユだったが、すぐに反撃に出る。すると20分、ショートコーナーの流れからコンドグビアの横パスをペナルティアーク手前で受けたムベンバが右足一閃。このシュートは左ポストに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。 前半半ば以降は一進一退の展開が続く中、マルセイユは42分に自陣からのロングカウンターでチャンスを迎える。ヴェレトゥのスルーパスを受けたアリがバイタルエリアまで切り込みラストパス。これ受けたオーバメヤンはボックス左からシュートを放ったが、これはわずかにゴール右に外れた。 迎えた後半、先にネットを揺らしたのはマルセイユ。64分、アリのスルーパスでボックス左に抜け出したルイス・エンヒキのクロスをオーバメヤンがヘディングシュート。さらにGKムッソが弾いたボールをサールが押し込んだが、これはルイス・エンヒキが抜け出した場面のオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、アタランタは90分に自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けるとマリオ・パシャリッチのパスを受けたミランチュクがペナルティアーク付近まで切り込み、左足を振り抜いたがシュートはわずかにゴール右に外れた。 結局、試合はそのまま1-1で譲らずドロー。来週行われる2ndレグに決着が委ねられることになった。 2024.05.03 06:10 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly