感染拡大の新型コロナ…心優しきイガロ、去就話自粛 「今、他の話をするのは…」
2020.03.22 19:35 Sun
マンチェスター・ユナイテッドに所属するナイジェリア代表FWオディオン・イガロが世界的に深刻化する新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自身の去就に関する発言を自粛した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
しかし、ユナイテッドとの契約内容は買取オプションなしの半年レンタル。そのため、今季終了後にユナイテッドが完全移籍で再獲得に乗り出すか否かに注目が集まっている。すでにユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督からも完全移籍での慰留に努める可能性を示唆する発言も出ている状況だが、イガロはイギリス『サン』のインタビューで去就に関する話題を嫌い、新型コロナウイルス感染拡大で苦しむ人々を思いやった。
「今、他のことについて話をするのは自己中心的というだけじゃなく、ひどく無神経だ。だから、考えたりさえもしていない」
「僕らが直面しているのはフットボールの問題じゃない。グローバルなものだ。健康よりもフットボールを優先するなんてできない」
「それが世界で愛情をシェアするきっかけになる。直面する問題は全ての人々に関わることだから、互いに親切心を示し続けよう」
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負傷離脱したイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの穴埋め役として、今冬の移籍市場最終日に上海申花から滑り込む形でユナイテッド入りしたイガロ。30歳という年齢面やレベルの落ちる中国を主戦場にした背景により、移籍当初こそ懐疑的な声も少なくなかったが、ここまで出場した公式戦8試合でポストプレーだけでなく、4ゴールの結果を出すなど、周囲の見方を一転させる活躍を披露している。「今、他のことについて話をするのは自己中心的というだけじゃなく、ひどく無神経だ。だから、考えたりさえもしていない」
「僕らが直面しているのはフットボールの問題じゃない。グローバルなものだ。健康よりもフットボールを優先するなんてできない」
「今、大事なのは安全の維持であり、ウイルスと戦っている人々の全快を祈ることだ」
「それが世界で愛情をシェアするきっかけになる。直面する問題は全ての人々に関わることだから、互いに親切心を示し続けよう」
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