ヴェルトンゲン、悲痛な表情浮かべたセインツ戦交代時の振る舞いに初言及!
2020.03.06 17:30 Fri
トッテナムのベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンが先月初旬のサウサンプトン戦の交代時の自身の振る舞いを振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
その際、同選手はこれまであまり見たことがない悲痛な表情を浮かべながらゴール裏をひどくゆっくりとしたペースで横切ってベンチに到着。
ベンチサイドでジョゼ・モウリーニョ監督と握手をかわしたものの、ベンチに座ったヴェルトンゲンはまるで涙を堪えるような悲しそうな表情で目を瞑り明らかにうなだれた様子を見せていた。
その後、モウリーニョ監督は試合後、「3バックのいずれかを下げる必要があった。タンガンガとアルデルヴァイレルトは彼よりもスピードがあり、スペースのケアという部分でより優れていた」と、戦術的な意図での交代だったことを明かしていた。
ヴェルトンゲンは以降、アストン・ビラ、チェルシーとのリーグ戦に出場していたが、メディアの取材には応じず。だが、PK戦の末に敗れた4日のFAカップ5回戦ノリッジ戦後に初めてメディアに応対。
同試合で先制点を記録し120分間フル出場した同選手は、サウサンプトン戦の交代時の自身の振る舞いを振り返った。
「あの日、僕は自分のパフォーマンスにかなり失望していたんだ」
「でも、監督からは強い信頼を感じているし、そのことにとても感謝しているんだ」
悲しさの理由が自身の低調なパフォーマンスであったことを認めたヴェルトンゲンだが、ノリッジ戦でのゴールや自身のパフォーマンスによって自信を回復し始めていること。また、モウリーニョ体制の公式戦24試合でわずか3試合の無失点試合という守備面の課題克服に前向きな姿勢を見せている。
「今日のゴールは間違いなく嬉しいよ。自分にとって大きな自信になったと思う。ただ、今日の試合に心から勝ちたいと思っていただけに、敗退という結果は大きな失望だよ。でも、個人的には満足する部分もあった」
「今日の試合に関しては良い入りを見せて試合を殺すチャンスもあっただけに失望しているよ。ただ、根本的な問題はクリーンシートを保てないこと。多くのゴールを許してしまっているところにある」
「今日の試合に限らず、その問題は今シーズンのスタートからの問題なんだ。1年以上前から失点が重なる兆候があった。それは僕たち全員で解決すべき問題だ」
ノリッジ戦は最終的に残念な結果に終わったが、サウサンプトン戦での悲しみを乗り越えたベテランDFは、シーズン終盤戦に向けて再びチームの力となってくれるはずだ。
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ヴェルトンゲンは先月5日に行われたFAカップ4回戦再試合のサウサンプトン戦(3-2で勝利)に先発出場。だが、1-1のイーブンで迎えた後半立ち上がりの54分にMFジェジソン・フェルナンデスとの交代でベンチに下がった。ベンチサイドでジョゼ・モウリーニョ監督と握手をかわしたものの、ベンチに座ったヴェルトンゲンはまるで涙を堪えるような悲しそうな表情で目を瞑り明らかにうなだれた様子を見せていた。
その後、モウリーニョ監督は試合後、「3バックのいずれかを下げる必要があった。タンガンガとアルデルヴァイレルトは彼よりもスピードがあり、スペースのケアという部分でより優れていた」と、戦術的な意図での交代だったことを明かしていた。
ただ、前述の振る舞いを受けて、ヴェルトンゲンが今シーズン終了までとなっている契約を延長せず、2012年から在籍するクラブを離れる決断を下すのではないかとの憶測が広がっていた。
ヴェルトンゲンは以降、アストン・ビラ、チェルシーとのリーグ戦に出場していたが、メディアの取材には応じず。だが、PK戦の末に敗れた4日のFAカップ5回戦ノリッジ戦後に初めてメディアに応対。
同試合で先制点を記録し120分間フル出場した同選手は、サウサンプトン戦の交代時の自身の振る舞いを振り返った。
「あの日、僕は自分のパフォーマンスにかなり失望していたんだ」
「でも、監督からは強い信頼を感じているし、そのことにとても感謝しているんだ」
悲しさの理由が自身の低調なパフォーマンスであったことを認めたヴェルトンゲンだが、ノリッジ戦でのゴールや自身のパフォーマンスによって自信を回復し始めていること。また、モウリーニョ体制の公式戦24試合でわずか3試合の無失点試合という守備面の課題克服に前向きな姿勢を見せている。
「今日のゴールは間違いなく嬉しいよ。自分にとって大きな自信になったと思う。ただ、今日の試合に心から勝ちたいと思っていただけに、敗退という結果は大きな失望だよ。でも、個人的には満足する部分もあった」
「今日の試合に関しては良い入りを見せて試合を殺すチャンスもあっただけに失望しているよ。ただ、根本的な問題はクリーンシートを保てないこと。多くのゴールを許してしまっているところにある」
「今日の試合に限らず、その問題は今シーズンのスタートからの問題なんだ。1年以上前から失点が重なる兆候があった。それは僕たち全員で解決すべき問題だ」
ノリッジ戦は最終的に残念な結果に終わったが、サウサンプトン戦での悲しみを乗り越えたベテランDFは、シーズン終盤戦に向けて再びチームの力となってくれるはずだ。
◆隣席のデレ・アリもかける言葉見つからず…
What do you think is going through his head right now
— MV (@VamosYids) February 5, 2020
He looks so sad pic.twitter.com/0aYjXPxLwm
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