シティの欧州締め出し…ヴェンゲル、何思う?
2020.02.18 17:15 Tue
元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏が欧州締め出し処分を食らったマンチェスター・シティに言及した。イギリス『talkSPORT』が報じた。
それを受け、すぐさまスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申立てに動き、その判定が出るまで推定無罪の状況にあるシティだが、プレミアリーグから勝ち点剥奪処分が下る可能性が浮上するなど、今後に予想される多くのネガティブな話題が噴出している。
2018年夏まで22年間の長期政権を築いたアーセナルで、そのシティともしのぎを削り合ったヴェンゲル氏。17日にベルリンで行われた『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』の授賞式で、そのシティの処分にこう見解を示している。
「ルールはルールだ。ルールは守らなければ。だいたいの合法ラインをすり抜けようとして網にかかってしまった人々は、それが意図的だと証明されてしまったら、罰せられなければならない」
一方で、シティから違反期間中の獲得タイトルを剥奪する処分に否定的な見解を示した70歳のフランス人名将はFFP制度抵触時の処分内容についても触れ、「私自身もどんな罰があるのかを把握するための十分なルールを知らない」と不明瞭さも指摘した。
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以前からファイナンシャルフェアプレー(FFP)抵触の嫌疑がかけられたシティ。調査の末、違反を確認した欧州サッカー連盟(UEFA)は14日、来シーズンから2年間の同連盟主催大会出場禁止処分と、2500万ポンド(約35億6000万円)の罰金処分を科した。2018年夏まで22年間の長期政権を築いたアーセナルで、そのシティともしのぎを削り合ったヴェンゲル氏。17日にベルリンで行われた『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』の授賞式で、そのシティの処分にこう見解を示している。
「ルールはルールだ。ルールは守らなければ。だいたいの合法ラインをすり抜けようとして網にかかってしまった人々は、それが意図的だと証明されてしまったら、罰せられなければならない」
「スポーツとは基本的にルールを尊重して勝利を追い求めていくものだ。ルールを守らなければ、それは真のスポーツじゃない。ひとたび争いに参加した場合、それはルール遵守の表れとなる」
一方で、シティから違反期間中の獲得タイトルを剥奪する処分に否定的な見解を示した70歳のフランス人名将はFFP制度抵触時の処分内容についても触れ、「私自身もどんな罰があるのかを把握するための十分なルールを知らない」と不明瞭さも指摘した。
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