逃げ切り失敗のスパーズが吉田不出場セインツと引き分け再試合に《FAカップ》
2020.01.26 02:08 Sun
FAカップ4回戦、サウサンプトンvsトッテナムが25日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。なお、サウサンプトンDF吉田麻也はベンチ入りも出場機会はなかった。
一方、直近のノリッジ戦で待望の2020年プレミア初勝利を手にしたトッテナムは、その試合からスタメン3人を変更。セセニョン、ヴェルトンゲン、ラメラに代えてタンガンガ、ダビンソン・サンチェス、これが移籍後初スタメンのジェジソン・フェルナンデスを起用。その一方で、インテル行き間近と報じられるエリクセンがベンチ外となった。
ウィンクスをアンカーに置き3トップにロ・チェルソ、ルーカス・モウラ、ソン・フンミンを並べた[4-3-3]の布陣で臨んだトッテナムは立ち上がりからボールの主導権を握る。これに対してセインツは前回対戦同様に前から圧力をかけてビルドアップを牽制する。
その流れの中で最初の決定機はアウェイのトッテナムに訪れる。9分、アルデルヴァイレルトからのロングフィードのこぼれ球を回収したルーカスを起点にデレ・アリを経由したボールがボックス左のソン・フンミンに繋がるが、韓国代表がゴール左で放った左足のシュートはわずかに枠の右に外れる。
28分にはボックス付近での波状攻撃からロ・チェルソのシュートがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドポジションのソン・フンミンのプレー関与によってゴールは認められず。さらに、33分には鋭いカウンターからデレ・アリのラストパスに抜け出したルーカスがGKとの一対一を迎えるが、ここはGKガンの好守に遭い、前半のうちにリードを奪うことはできなかった。
後半は立ち上がりからシュートシーンを作り合う中、先に動いたのはトッテナム。ルーカスとソン・フンミンのポジションを入れ替えたほか、56分にはG・フェルナンデスに代えてラメラを投入。
すると、直後の58分には自陣右サイドでボールを受けたロ・チェルソが鮮やかなタッチとドリブルでDF4枚を抜き去って数的優位でのカウンターに持ち込むと、ラメラを経由したボールがボックス左のソン・フンミンに。ここで韓国代表は丁寧な左足のシュートをゴール右隅へ流し込み、公式戦2試合連続ゴールとした。
これでリズムが出てきたトッテナムは前掛かりな相手に対して、スペースを狙った攻撃が機能し始めてソン・フンミンらに2点目のチャンスが訪れるが、最後の場面で粘る相手守備をこじ開けられない。
その後、同点、逆転を目指すサウサンプトンがセンターバックを一枚削り、ブファル、チェ・アダムスと攻撃的なカードを切っていくと、試合終盤にかけては攻めるホームチーム、守るアウェイチームという構図に。
逃げ切りを図るトッテナムはダイアーの交代準備を進めるが、87分には自陣でのオーリエのボールロストからショートカウンターを浴びると、ボックス左でイングスがマイナスに折り返したボールを後方から走り込んできたブファルに見事なダイレクトシュートで決められ、またしても課題の守備が耐え切れない。
そして、1-1のタイに戻った試合はこのままタイムアップを迎え、引き分け再試合に。公式戦3連勝を逃したトッテナムは2ラウンド連続のリプレーを強いられることになった。
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共に3回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド、ミドルズブラを破ったプレミアリーグ勢対決。直近のリーグ戦でクリスタル・パレスに快勝のセインツは、大幅なメンバー変更を行うことなく元日のプレミアで勝利しているトッテナム相手に公式戦連勝を狙った。ウィンクスをアンカーに置き3トップにロ・チェルソ、ルーカス・モウラ、ソン・フンミンを並べた[4-3-3]の布陣で臨んだトッテナムは立ち上がりからボールの主導権を握る。これに対してセインツは前回対戦同様に前から圧力をかけてビルドアップを牽制する。
その流れの中で最初の決定機はアウェイのトッテナムに訪れる。9分、アルデルヴァイレルトからのロングフィードのこぼれ球を回収したルーカスを起点にデレ・アリを経由したボールがボックス左のソン・フンミンに繋がるが、韓国代表がゴール左で放った左足のシュートはわずかに枠の右に外れる。
その後も同様の展開が続く中、要所で相手のハイプレスをかいくぐってルーカス、ソン・フンミンの個人技を生かした縦に速い攻めでチャンスを作り始めるアウェイチーム。
28分にはボックス付近での波状攻撃からロ・チェルソのシュートがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドポジションのソン・フンミンのプレー関与によってゴールは認められず。さらに、33分には鋭いカウンターからデレ・アリのラストパスに抜け出したルーカスがGKとの一対一を迎えるが、ここはGKガンの好守に遭い、前半のうちにリードを奪うことはできなかった。
後半は立ち上がりからシュートシーンを作り合う中、先に動いたのはトッテナム。ルーカスとソン・フンミンのポジションを入れ替えたほか、56分にはG・フェルナンデスに代えてラメラを投入。
すると、直後の58分には自陣右サイドでボールを受けたロ・チェルソが鮮やかなタッチとドリブルでDF4枚を抜き去って数的優位でのカウンターに持ち込むと、ラメラを経由したボールがボックス左のソン・フンミンに。ここで韓国代表は丁寧な左足のシュートをゴール右隅へ流し込み、公式戦2試合連続ゴールとした。
これでリズムが出てきたトッテナムは前掛かりな相手に対して、スペースを狙った攻撃が機能し始めてソン・フンミンらに2点目のチャンスが訪れるが、最後の場面で粘る相手守備をこじ開けられない。
その後、同点、逆転を目指すサウサンプトンがセンターバックを一枚削り、ブファル、チェ・アダムスと攻撃的なカードを切っていくと、試合終盤にかけては攻めるホームチーム、守るアウェイチームという構図に。
逃げ切りを図るトッテナムはダイアーの交代準備を進めるが、87分には自陣でのオーリエのボールロストからショートカウンターを浴びると、ボックス左でイングスがマイナスに折り返したボールを後方から走り込んできたブファルに見事なダイレクトシュートで決められ、またしても課題の守備が耐え切れない。
そして、1-1のタイに戻った試合はこのままタイムアップを迎え、引き分け再試合に。公式戦3連勝を逃したトッテナムは2ラウンド連続のリプレーを強いられることになった。
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