スパーズ、ガッサニーガのPKストップで公式戦10戦ぶり無失点も劇的ゴールには“数cm”足りず4戦未勝利…《プレミアリーグ》
2020.01.18 23:28 Sat
プレミアリーグ第23節、ワトフォードvsトッテナムが18日にヴィカレージ・ロードで行われ、0-0のドローに終わった。
その白星の勢いを生かして新年リーグ初勝利を目指す今節は、直近4勝1分けとピアソン新監督就任後、完全復調で降格圏を脱出した17位のワトフォードとのアウェイゲームに臨んだ。ミドルズブラ戦からは先発4人を変更し、ダビンソン・サンチェス、エリクセン、セセニョン、ダイアーに代えてオーリエ、アルデルヴァイレルト、デレ・アリ、ソン・フンミンを起用した。
公式戦3試合連続先発起用のタンガンガを左サイドバックに配し、右サイドバックのオーリエを前目に配した変則の[4-3-3]の布陣を採用したトッテナム。立ち上がりにはソン・フンミンが早速枠内シュートを放つが、以降は相手の組織的な守備に手を焼く。
球際とハードワークを強調したワトフォードの勢いに呑まれるトッテナムは、中央を固める相手に対してボールを失ってはデウロフェウ、サールの両翼の個人技を起点に攻めるホームチームのロングカウンターに晒される。
ハーフタイムで修正を施したいトッテナムだったが、後半の入りも後手を踏む。前半から手を焼いたサールの個人技から47分にゴール前のドゥクレに際どいシュートを許すと、その後もディーニーのポストワーク、2列目の推進力に押し込まれる。53分には右に流れたルーカスのクロスをゴール前のデレ・アリが頭で合わすが、ここは枠に飛ばせない。
その後も繋ぎのミスや球際の劣勢によって耐える時間が続くトッテナムは、69分に大ピンチを迎える。ボックス内でデウロフェウが放ったシュートがDFヴェルトンゲンの手に当たって痛恨のPKを献上。だが、キッカーのディーニーが左を狙って蹴ったシュートをGKガッサニーガが完璧な反応で弾き出し、アルゼンチン代表の値千金のビッグセーブがチームを救う。
この直後、デレ・アリを下げて切り札のエリクセンをピッチに送り出したトッテナムは、さらに79分にロ・チェルソを下げてベンフィカからの新戦力MFジェジソン・フェルナンデスを早速デビューさせる。82分にはボックス左に抜け出したフェルナンデスにいきなり見せ場が訪れるも、折り返しのような左足シュートは枠に飛ばず。
格下相手に何とか勝ち切りたいトッテナムは試合終盤にかけて攻勢を強めていく。91分にはボックス右に抜け出したオーリエの高速グラウンダークロスをゴール前のラメラが押し込んだかに思われたが、これをカバーに入ったプセットがかき出す。そして、ゴールラインテクノロジーのレビューではわずか数cmボールがラインにかかっており、ゴールは認められず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ガッサニーガの活躍によって公式戦10試合ぶりのクリーンシートを達成したトッテナムだが、リーグ4戦未勝利となり待望の新年プレミア初勝利とはならなかった。
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前節、首位リバプールに競り負けてリーグ戦連敗となった8位のトッテナムだが、ミッドウィーク開催となったFAカップ3回戦のミドルズブラ戦を2-1で勝ち切り2020年の公式戦初勝利を手にした。公式戦3試合連続先発起用のタンガンガを左サイドバックに配し、右サイドバックのオーリエを前目に配した変則の[4-3-3]の布陣を採用したトッテナム。立ち上がりにはソン・フンミンが早速枠内シュートを放つが、以降は相手の組織的な守備に手を焼く。
球際とハードワークを強調したワトフォードの勢いに呑まれるトッテナムは、中央を固める相手に対してボールを失ってはデウロフェウ、サールの両翼の個人技を起点に攻めるホームチームのロングカウンターに晒される。
それでも、課題の守備が粘り強さを見せて失点を免れると、38分にはこの試合最初のビッグチャンス。自陣からのロングカウンターで中央を持ち上がったデレ・アリがボックス右に走り込むルーカス・モウラに絶妙なラストパス。ここでGKフォスターと一対一の絶好機を迎えるが、ルーカスのグラウンダーシュートはビッグセーブに阻まれ、先制点とはならず。直後にはフィードに反応したボックス左のソン・フンミンが左足ダイレクトボレーを狙うが、これはうまくミートできず。前半はゴールレスで終了となった。
ハーフタイムで修正を施したいトッテナムだったが、後半の入りも後手を踏む。前半から手を焼いたサールの個人技から47分にゴール前のドゥクレに際どいシュートを許すと、その後もディーニーのポストワーク、2列目の推進力に押し込まれる。53分には右に流れたルーカスのクロスをゴール前のデレ・アリが頭で合わすが、ここは枠に飛ばせない。
その後も繋ぎのミスや球際の劣勢によって耐える時間が続くトッテナムは、69分に大ピンチを迎える。ボックス内でデウロフェウが放ったシュートがDFヴェルトンゲンの手に当たって痛恨のPKを献上。だが、キッカーのディーニーが左を狙って蹴ったシュートをGKガッサニーガが完璧な反応で弾き出し、アルゼンチン代表の値千金のビッグセーブがチームを救う。
この直後、デレ・アリを下げて切り札のエリクセンをピッチに送り出したトッテナムは、さらに79分にロ・チェルソを下げてベンフィカからの新戦力MFジェジソン・フェルナンデスを早速デビューさせる。82分にはボックス左に抜け出したフェルナンデスにいきなり見せ場が訪れるも、折り返しのような左足シュートは枠に飛ばず。
格下相手に何とか勝ち切りたいトッテナムは試合終盤にかけて攻勢を強めていく。91分にはボックス右に抜け出したオーリエの高速グラウンダークロスをゴール前のラメラが押し込んだかに思われたが、これをカバーに入ったプセットがかき出す。そして、ゴールラインテクノロジーのレビューではわずか数cmボールがラインにかかっており、ゴールは認められず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ガッサニーガの活躍によって公式戦10試合ぶりのクリーンシートを達成したトッテナムだが、リーグ4戦未勝利となり待望の新年プレミア初勝利とはならなかった。
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