神戸に初栄冠…フィンク監督「この歴史的な瞬間を一生忘れない」《天皇杯》
2020.01.01 21:45 Wed
ヴィッセル神戸が1日、国立競技場で行われた天皇杯決勝で鹿島アントラーズを破り、クラブ初の主要タイトルを獲得した。
今シーズン途中の昨年6月就任ながら見事に栄冠をもたらしたトルステン・フィンク監督は試合後、振り返り、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に初参戦する来シーズンに向けた補強についてもコメントした。
「前半がすごく良かったと思います。我々の思うような展開にできましたし、良い時間帯にゴールを取れたのが大きかったです。後半に入り、少しディフェンシブ過ぎた部分もありましたが、相手が3バックに変えてからより多くの問題が起こりました。ただ、我々もその後に3点目を決めるチャンスがあったので、結果的に2-0で勝てて、本当に満足しています」
「このクラブは25年目になりますが、初タイトルを取れたことを誇りに思っています。クラブだけではなく、応援してくれているサポーターも沢山います。神戸の街にとってもすごく良いことだと思うので、新国立競技場で初の公式戦に勝てて、この歴史的な瞬間を一生忘れないと思います」
「ひとつ言い忘れたのが、新年あけましておめでとうございます。ここに来て半年ぐらいですが、一緒に働いてくれたメディアの方々、ありがとうございます。素晴らしい仕事をできたと思います。チームにも、もちろん感謝しています。1人1人がアクションを見せてくれて、一体感を生んでくれて、チームスピリットだったので、今日は嬉しい日です」
--藤本とポドルスキを起用した狙いとタスクは
「藤本に関しては、相手の裏のスペースを狙うということです。特に、彼は鹿島アントラーズ相手に過去に何度も点を取っているので、今日も彼には期待できるのではないかと思いました。ポドルスキに関してはクオリティと能力という部分で違うので、彼も前回の鹿島戦でも良いプレーをしていました。今日も1点目を作ってくれました。2人とも得点に絡んだということで、結果的に良かったと思います」
--選手起用を遅らせた理由は
「相手がシステムを変えて、我々と同じような3-4-3に変えた来たので、お互い似たような戦い方になりました。向こうの方がゴールを狙う必要性があったので、我々も変えるか変えないかは考えました。イニエスタとかは特に痛みがあると伝えてきたのですが、続けられると。彼を含め、ポドルスキもフィットネスとの戦いもあり、ビジャも問題を抱えていたので、3人同時に使いたくなかったです。なので、とりあえずシステムは残して、田中順也を入れて、惜しくも3点目は取れなかったですが、最終的に同じシステム、メンバーにしておいて良かったと思います」
--新国立では約6万人が入場したが、印象は
「今日の環境は素晴らしかったと思います。このスタジアムの設備も全部新品で良いと思います。今日の試合に関しては1月1日で、リーグ戦が終わってからだいぶ空いたので、フィジカル的もちょっとハードな面もありました。勝てたから良いですけど、負けたら負担がかかってくるので、鹿島アントラーズへのリスペクトを見せたいと思います。この試合は我々、クラブ、選手たちは一生忘れないと思います」
--途中就任で、大型補強するも結果が伴わず、立て直すことは難しかったか
「私が来る前に9連敗という難しい時期はありました。来てからも難しい時期はありました。とにかく大事なのは周りにいる人たちの努力だったと思います。選手たち、スタッフを含め、分析の方々もチームに貢献してくれました。大事なのはすぐに結果を求めるのではなくて、慎重に仕事をしないと前を向いて進めないのです。このクラブで得していることというのはリーダー的な選手が何人もいます」
「イニエスタもキャプテンとして監督の言ったことを聞いてくれて、チームメイトのお手本にもなってくれます。ポドルスキやビジャもそういったキャラクターを持っていますし、日本人でも、山口蛍は今シーズン代えのきかない選手だったと思います。彼は存在は大きいですし、日本代表にまた呼ばれたのも不思議ではありません。酒井高徳もドイツ語ができるので、ダイレクトでコミュニケーションが取れるというのは大きかったです。時間を通して、努力と慎重な仕事でだんだんと良くなっていたと思います」
--来季はACLも戦うが補強とかについて方針は決まっているのか
「もちろん、クラブ内では補強に関して話をしています。どういうポジションで、どういうプレースタイルの選手が必要かというのを話しています。ビジャが引退しますけど、夏に加入した藤本は半年のために買った選手ではないですし、今後も彼には期待しています。田中順也も、今シーズンは良いプレーをしてくれましたので、彼らのような頼れる選手がいるので、今後新たな補強があったらそのときは皆さんに報告します」
今シーズン途中の昨年6月就任ながら見事に栄冠をもたらしたトルステン・フィンク監督は試合後、振り返り、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に初参戦する来シーズンに向けた補強についてもコメントした。
「このクラブは25年目になりますが、初タイトルを取れたことを誇りに思っています。クラブだけではなく、応援してくれているサポーターも沢山います。神戸の街にとってもすごく良いことだと思うので、新国立競技場で初の公式戦に勝てて、この歴史的な瞬間を一生忘れないと思います」
「ひとつ言い忘れたのが、新年あけましておめでとうございます。ここに来て半年ぐらいですが、一緒に働いてくれたメディアの方々、ありがとうございます。素晴らしい仕事をできたと思います。チームにも、もちろん感謝しています。1人1人がアクションを見せてくれて、一体感を生んでくれて、チームスピリットだったので、今日は嬉しい日です」
「最後に、1人難しい決断をしなければいけなかったです。それはセルジ・サンペールをメンバー外にすることでした。19人でこちらに来て、最後の最後までダビド・ビジャにするか、サンペールにするか悩んでいたんですが、ビジャは決勝戦の経験をいくつかしていると思いますし、彼の決定力は必要になる思いました。ただ、サンペールは人柄としても良い人ですし、今後の神戸にも絶対に必要だと思うので、本当に難しい決断だったんですが、ビジャに決めました」
--藤本とポドルスキを起用した狙いとタスクは
「藤本に関しては、相手の裏のスペースを狙うということです。特に、彼は鹿島アントラーズ相手に過去に何度も点を取っているので、今日も彼には期待できるのではないかと思いました。ポドルスキに関してはクオリティと能力という部分で違うので、彼も前回の鹿島戦でも良いプレーをしていました。今日も1点目を作ってくれました。2人とも得点に絡んだということで、結果的に良かったと思います」
--選手起用を遅らせた理由は
「相手がシステムを変えて、我々と同じような3-4-3に変えた来たので、お互い似たような戦い方になりました。向こうの方がゴールを狙う必要性があったので、我々も変えるか変えないかは考えました。イニエスタとかは特に痛みがあると伝えてきたのですが、続けられると。彼を含め、ポドルスキもフィットネスとの戦いもあり、ビジャも問題を抱えていたので、3人同時に使いたくなかったです。なので、とりあえずシステムは残して、田中順也を入れて、惜しくも3点目は取れなかったですが、最終的に同じシステム、メンバーにしておいて良かったと思います」
--新国立では約6万人が入場したが、印象は
「今日の環境は素晴らしかったと思います。このスタジアムの設備も全部新品で良いと思います。今日の試合に関しては1月1日で、リーグ戦が終わってからだいぶ空いたので、フィジカル的もちょっとハードな面もありました。勝てたから良いですけど、負けたら負担がかかってくるので、鹿島アントラーズへのリスペクトを見せたいと思います。この試合は我々、クラブ、選手たちは一生忘れないと思います」
--途中就任で、大型補強するも結果が伴わず、立て直すことは難しかったか
「私が来る前に9連敗という難しい時期はありました。来てからも難しい時期はありました。とにかく大事なのは周りにいる人たちの努力だったと思います。選手たち、スタッフを含め、分析の方々もチームに貢献してくれました。大事なのはすぐに結果を求めるのではなくて、慎重に仕事をしないと前を向いて進めないのです。このクラブで得していることというのはリーダー的な選手が何人もいます」
「イニエスタもキャプテンとして監督の言ったことを聞いてくれて、チームメイトのお手本にもなってくれます。ポドルスキやビジャもそういったキャラクターを持っていますし、日本人でも、山口蛍は今シーズン代えのきかない選手だったと思います。彼は存在は大きいですし、日本代表にまた呼ばれたのも不思議ではありません。酒井高徳もドイツ語ができるので、ダイレクトでコミュニケーションが取れるというのは大きかったです。時間を通して、努力と慎重な仕事でだんだんと良くなっていたと思います」
--来季はACLも戦うが補強とかについて方針は決まっているのか
「もちろん、クラブ内では補強に関して話をしています。どういうポジションで、どういうプレースタイルの選手が必要かというのを話しています。ビジャが引退しますけど、夏に加入した藤本は半年のために買った選手ではないですし、今後も彼には期待しています。田中順也も、今シーズンは良いプレーをしてくれましたので、彼らのような頼れる選手がいるので、今後新たな補強があったらそのときは皆さんに報告します」
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