群馬、湘南GK松原修平と松本MF宮阪政樹を完全移籍で獲得!

2019.12.29 14:20 Sun
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ザスパクサツ群馬は29日、湘南ベルマーレからGK松原修平(27)と、松本山雅FCからMF宮阪政樹(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。

コンサドーレ札幌下部組織出身の松原は、ファジアーノ岡山でプロキャリアをスタートさせ、岡山の下部チームで経験を積んだ。その後、カマタマーレ讃岐、ザスパクサツ群馬へ渡り、2019年に湘南へ加入。だが、今シーズン、出場機会はなかった。
宮阪はモンテディオ山形から松本に入団。2018年には大分トリニータへ期限付き移籍していた。今シーズンに松本へ復帰し、公式戦22試合に出場して2得点を記録している。

松原は両クラブに、松本にすでに別れを告げている宮阪は来シーズンからプレーする群馬の公式サイトで以下のようにコメントしている。

◆松原修平
▼湘南ベルマーレ
「ザスパクサツ群馬に移籍することになりました。僅か一年でしたが、夢のJ1のクラブでプレーすることができて、湘南ベルマーレでプレーできて、本当に嬉しかったです。湘南では、フットボールとは何か、湘南スタイルとは何なのか、GKとは何なのかを全て学びました。そして自分がまだまだ湘南ベルマーレのレベルに、J1のGKとしてのレベルに達していないことを痛感させられました。スタッフやチームメイトからの高く厳しい要求、チームメイトのレベルの高さ、意識の高さ、志の高さ。対戦相手の強さ、上手さ。全てが僕にとって衝撃であり、刺激であり、学びでありました」
「悔しく苦しい一年間でしたが、チームメイトやスタッフに助けられることも多かったです。特に齋藤GKコーチ、GK陣の秋元選手、富居選手、真田選手のこの4人には感謝しかありません。この4人が居たからこそ、1年間やってこれました。誰が試合に出てもGK全員でサポートする。このGK陣が大好きです。そして秋元選手、富居選手の2人には本当に感謝してもしきれません。この2人には本当に支えてもらいました。サッカーに対する姿勢、GKとしての姿勢を本当に学ばせてもらいました」

「2人が高いレベルで常に切磋琢磨していたから、自分ももっと精神的にも肉体的にも追い込まなければならないんだと感じました。一年間プレーして、まだまだ及ばないけれど、ほんの少しだけ近づけたかなと思っています。そしていつか必ず追いついて、追い越したいと思っています。そんな中でも、南米王者・アトレチコとのカップ戦王座決定戦でJ1のカップ戦王者のGKとしてデビューできたことは誇りに思います。完敗してしまいましたが、サッカー選手としてまた階段を上がれたと思います」

「今回群馬への移籍は、もう一度J1に戻って来る為に、J1のピッチに立つために決断しました。J2からまた這い上がってきます。必ず皆さんの前に帰ってきます。一年間本当にありがとうございました」

◆ザスパクサツ群馬
「湘南ベルマーレから移籍してきました。強化部やスタッフが変わった中でもオファーをくれたこのクラブに、本当に感謝しています。僕がファン、サポーター、スポンサーの皆さんに何か言う権利は全くないと思っています。この決断が間違っていない事を、ピッチ上で証明してみせます。群馬からJ1目指します。ザスパクサツ群馬を、群馬県の誇りにします。死ぬ気で頑張ります」

◆宮阪政樹
▼ザスパクサツ群馬
「来シーズンからザスパクサツ群馬の一員としてプレーすることになりました宮阪政樹です。サポーターの皆さまと一緒に喜べるよう努力していきます。応援よろしくお願いします」
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