ヘルタ・ベルリンのU-16チームが試合放棄…人種差別への抵抗で
2019.12.15 13:35 Sun
はびこる人種差別の被害が…。ヘルタ・ベルリンのU-16チームが、試合を放棄してスタジアムを去っていた。イギリス『BBC』が伝えた。
試合の中断などはこれまでもあったものの、チームとして試合を放棄するというのはあまりない事態だ。
しかし、ヘルタ・ベルリンは断固として人種差別と向き合う姿勢を保ち、声明を発表した。
「我々はあらゆる種類の人種差別を非難する。このような状況で、価値観と明確な態度はピッチでの勝利や敗戦よりも重要だ」
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事件が起こったのは、ヘルタ・ベルリンvsアウエルバッハの一戦。U-16世代の試合となったが、数人の選手が試合途中に人種差別の虐待を受けたと訴え、68分でピッチを後にしていた。しかし、ヘルタ・ベルリンは断固として人種差別と向き合う姿勢を保ち、声明を発表した。
「我々はあらゆる種類の人種差別を非難する。このような状況で、価値観と明確な態度はピッチでの勝利や敗戦よりも重要だ」
ヨーロッパ各国で頻繁に起こる人種差別問題。根絶される日はまだまだ先になりそうだ。
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