ヴァーディ8戦連発のレスターがクラブ新記録の8連勝! 首位リバプールとの8ポイント差を維持《プレミアリーグ》

2019.12.09 01:02 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第16節、アストン・ビラvsレスター・シティが8日にビラ・パークで行われ、アウェイのレスターが4-1で快勝した。
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現在、破竹の7連勝で2位に位置するレスターは、マンチェスター・シティ、チェルシーのここ最近の停滞によって首位を独走するリバプールの唯一の対抗馬となっている。
前日に行われた試合でリバプールが勝利したことで暫定勝ち点差11で迎えた今節は16位のアストン・ビラのホームに乗り込んだ。

試合は立ち上がりからアウェイのレスターがトップ下のマディソンとイヘアナチョ、ヴァーディの2トップを起点に良い形での攻撃を仕掛けていく。だが、11分にはホームのビラが左サイドのターゲットからのクロスをゴール前に飛び込んだエル・ガジがワンタッチで合わせ、クロスバー直撃の最初の決定機を創出した。

それでも、主導権を譲らないアウェイチームは20分、ハーフウェイライン付近でのボール奪取からショートカウンターに転じ、イヘアナチョからの絶妙なスルーパスに抜け出したヴァーディがボックス内でGKとDFをかわす。ここで一度ボールがこぼれてしまうが、冷静にリカバーした元イングランド代表FWが冷静にDFを外して無人のゴールへ左足のシュートを流し込んだ。
絶好調ヴァーディのリーグ戦8試合連発となる今季15点目で幸先良くリードを手にしたアウェイチームは、よりカウンターが嵌る状況の中で幾度も鋭い攻撃を仕掛けていく。その流れからヴァーディ、リカルド・ペレイラに訪れた決定機は相手守備陣の好守に阻まれるが、前節エバートン戦で勝利の立役者となったイヘアナチョが再び決定的な仕事を果たす。

41分、左サイド深い位置まで持ち運んだマディソンからの低弾道の高速クロスに反応したイヘアナチョはニアでDFより先にボールを触り、今季出場の公式戦で継続する連続得点記録を4試合に更新した。その後、前半終了間際に相手セットプレーの二次攻撃からコンサの落としをグリーリッシュに右足で決められ点差を縮められるも、前半を2-1のスコアで終えた。

前半終了間際の失点の影響が懸念されたものの、絶好調のレスターにそんな心配はいらない。後半立ち上がりの49分、マディソンの左CKにゴール前フリーで反応したエバンスが見事なヘディングシュートをゴール左隅に流し込み、瞬く間にリードを2点に戻した。

その後はホームチームの反撃を受ける展開が続くものの集中した守備で失点を許さないレスターは75分に絶好調のエースが試合を決める。自陣深くからのロングボールのこぼれを中盤で回収したプラートが相手の背後のスペースへスルーパスを供給。これに完璧なタイミングで抜け出したヴァーディがGKとの一対一を難なく制し、今季16試合目で16ゴールを記録することになった。

そして、このまま4-1のスコアを維持したまま試合をクローズしたレスターがクラブ新記録となるリーグ8連勝を達成し、首位リバプールとの勝ち点差8を維持している。

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