【プレミアリーグ第15節プレビュー】新生スパーズ、試金石となるユナイテッド戦に臨む
2019.12.03 18:00 Tue
前節から中2日から中3日で行われる第15節。ここから年始にかけてイングランドは日程との戦いにもなる。
一方で、マンチェスター・シティはニューカッスルとドロー。チェルシーは不調のウェストハムにまさかの黒星を喫した。そして、マンチェスター・ユナイテッドとエメリ監督を解任したアーセナルも相変わらずであった。
そんな中、第15節ではスールシャール監督の首がかかるユナイテッドと、モウリーニョ新監督の真価が問われるトッテナムが激突。
前節のアストン・ビラ戦のドローで、リーグ戦ここ2試合引き分け続きとなっているユナイテッドは、これでシーズン3分の1を消化した時点で4勝6分け4敗の9位に位置。ビッグクラブにあるまじき体たらくだ。すでに指揮官は瀕死の状態だが、ここで負ければいよいよ解任が現実味を帯びてくる。本拠地オールド・トラフォードで汚名返上なるか。
そんな2チームの勝敗などどこ吹く風なのが首位のリバプールだ。ブライトン戦はファン・ダイクの2ゴールで先行しながらも、守護神アリソンの一発退場で一転して風向きは変わった。それでもなんとか最少失点に抑え、レスターとの勝ち点差を「8」に保ったまま迎える今節はエバートンとのマージーサイド・ダービーだ。直近5試合はリバプールの2勝3分けだが、出場停止のアリソンと負傷中のファビーニョの不在が気掛かりだ。
2位のレスターは前節、後半アディショナルタイムのゴールでエバートンに劇的勝利を収めた。これでここまでの成績は10勝2分け2敗で、得点と失点の数だけ見れば実はリバプールよりも優れている。実際、優勝した2014-15シーズンよりも第14節終了時点での勝ち点は「3」も多い。今節の相手はワトフォードだが、直前に監督解任を敢行したため、不気味なチームとなっている。
3位のシティはニューカッスル戦で引き分けたことにより、グアルディオラ監督が就任して以降、この時点では最低の勝ち点となってしまった。今節対戦するバーンリーとは直近5試合で4勝1分け。舞台となるターフ・ムーアでは昨シーズン、アグエロの1ゴールで勝利しているが、チェルシー戦で負傷したアグエロはこの試合も欠場と見られている。
チェルシーはホームにアストン・ビラを迎え撃つ。前節はエースのエイブラハムの不在が響いたのか、下位に沈むウェストハムに0-1で敗戦。そして、古巣戦となる今節もエイブラハムの出場は微妙となっている。新人監督と若手主体のチームが3戦未勝利からどのように立ち直るのか注目だ。
アーセナルはブライトンとのホーム戦に臨む。公式戦7戦未勝利という結果を受けてエメリ監督を解任し、ユングベリ氏をアシスタントコーチから昇格させたが、その初陣となったノリッジ戦は2度も先行される試合内容で、オーバメヤンの2ゴールでなんとか引き分けに持ち込んだという印象だった。早くこの負の流れを断ち切りたいが、ブライトンはここ3千未勝利の相手だ。
◆プレミアリーグ第15節
▽12/3(火)
《28:30》
クリスタル・パレス vs ボーンマス
《29:15》
バーンリー vs マンチェスター・シティ
▽12/4(水)
《28:30》
レスター・シティ vs ワトフォード
マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム
ウォルバーハンプトン vs ウェストハム
チェルシー vs アストン・ビラ
サウサンプトン vs ノリッジ
《29:15》
リバプール vs エバートン
▽12/5(木)
《28:30》
シェフィールド・ユナイテッド vs ニューカッスル
《29:15》
アーセナル vs ブライトン
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第14節は、上位陣は比較的楽な相手だった中で、首位のリバプールとそれを追う2位のレスター・シティは、苦戦しながらもそれぞれブライトンとエバートンに勝利し勝ち点を伸ばした。また、新生トッテナムもボーンマスに勝利し、モウリーニョ監督就任後の公式戦3連勝とした。そんな中、第15節ではスールシャール監督の首がかかるユナイテッドと、モウリーニョ新監督の真価が問われるトッテナムが激突。
前節のアストン・ビラ戦のドローで、リーグ戦ここ2試合引き分け続きとなっているユナイテッドは、これでシーズン3分の1を消化した時点で4勝6分け4敗の9位に位置。ビッグクラブにあるまじき体たらくだ。すでに指揮官は瀕死の状態だが、ここで負ければいよいよ解任が現実味を帯びてくる。本拠地オールド・トラフォードで汚名返上なるか。
名将の就任で確実に調子を上げてきているトッテナム。前節のボーンマス戦の勝利で5位に順位を上げ、チャンピオンズリーグでもグループステージ突破を決めるなど、モウリーニョ・エフェクトが良い方向に影響している。そんなモウ・スパーズの試金石となるであろうユナイテッド戦。昨季のオールド・トラフォードでの一戦は、モウラの2得点などでトッテナムが3-0で快勝しているものの、直近1月の試合ではラッシュフォードのゴールで敗れている。
そんな2チームの勝敗などどこ吹く風なのが首位のリバプールだ。ブライトン戦はファン・ダイクの2ゴールで先行しながらも、守護神アリソンの一発退場で一転して風向きは変わった。それでもなんとか最少失点に抑え、レスターとの勝ち点差を「8」に保ったまま迎える今節はエバートンとのマージーサイド・ダービーだ。直近5試合はリバプールの2勝3分けだが、出場停止のアリソンと負傷中のファビーニョの不在が気掛かりだ。
2位のレスターは前節、後半アディショナルタイムのゴールでエバートンに劇的勝利を収めた。これでここまでの成績は10勝2分け2敗で、得点と失点の数だけ見れば実はリバプールよりも優れている。実際、優勝した2014-15シーズンよりも第14節終了時点での勝ち点は「3」も多い。今節の相手はワトフォードだが、直前に監督解任を敢行したため、不気味なチームとなっている。
3位のシティはニューカッスル戦で引き分けたことにより、グアルディオラ監督が就任して以降、この時点では最低の勝ち点となってしまった。今節対戦するバーンリーとは直近5試合で4勝1分け。舞台となるターフ・ムーアでは昨シーズン、アグエロの1ゴールで勝利しているが、チェルシー戦で負傷したアグエロはこの試合も欠場と見られている。
チェルシーはホームにアストン・ビラを迎え撃つ。前節はエースのエイブラハムの不在が響いたのか、下位に沈むウェストハムに0-1で敗戦。そして、古巣戦となる今節もエイブラハムの出場は微妙となっている。新人監督と若手主体のチームが3戦未勝利からどのように立ち直るのか注目だ。
アーセナルはブライトンとのホーム戦に臨む。公式戦7戦未勝利という結果を受けてエメリ監督を解任し、ユングベリ氏をアシスタントコーチから昇格させたが、その初陣となったノリッジ戦は2度も先行される試合内容で、オーバメヤンの2ゴールでなんとか引き分けに持ち込んだという印象だった。早くこの負の流れを断ち切りたいが、ブライトンはここ3千未勝利の相手だ。
◆プレミアリーグ第15節
▽12/3(火)
《28:30》
クリスタル・パレス vs ボーンマス
《29:15》
バーンリー vs マンチェスター・シティ
▽12/4(水)
《28:30》
レスター・シティ vs ワトフォード
マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム
ウォルバーハンプトン vs ウェストハム
チェルシー vs アストン・ビラ
サウサンプトン vs ノリッジ
《29:15》
リバプール vs エバートン
▽12/5(木)
《28:30》
シェフィールド・ユナイテッド vs ニューカッスル
《29:15》
アーセナル vs ブライトン
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