アーセナル暫定監督ユングベリの初戦はノリッジと2-2の引き分けに《プレミアリーグ》
2019.12.02 01:02 Mon
アーセナルは12月1日、プレミアリーグ第14節でノリッジとアウェイで対戦し、2-2で引き分けた。
先発は直近のヨーロッパリーグのフランクフルト戦から4人変更。[4-3-1-2]の布陣に、GKレノ、最終ラインに右からチャンバース、ムスタフィ、ダビド・ルイス、コラシナツ。中盤の底にはジャカ、グエンドウジ、ウィロック。トップ下にエジル、2トップにラカゼットとオーバメヤンが起用された。
エジルを中心にグエンドウジ、ウィロック、ジャカの中盤3センターがボールを回収し、高い保持率で試合を支配するアーセナル。小気味いいパス回しでノリッジを押し込んでいく中、5分にオーバメヤンがシュート。さらにそのこぼれ球をラカゼットが押し込みにかかったが、GKクルルにセーブされた。9分にはCKからムスタフィがヘディングシュート。枠に飛んでいたが、ここはDFにクリアされた。
指揮官交代でブースト中のチームはさらに、19分にもCKから再びムスタフィが頭で合わせる。GKクルルの活躍で先制とはならなかったが得点の匂いを感じさせる。だがしかし、ノリッジに一瞬の隙を突かれてしまう。
ワンチャンスをモノにされてしまったアーセナル。だが、心機一転を図るチームに運が味方する。29分のアーセナルのFKの場面でノリッジDFジマーマンのハンドでPKを獲得。これで同点かと思われたが、キッカーを務めたオーバメヤンが守護神クルルに止められてしまう。しかしここでVARが発動。シュートの前にノリッジの選手がペナルティエリアに入っていたとして、蹴り直しが認められると、オーバメヤンは今度こそ確実に決めて試合を振り出しに戻した。
ここから再び流れに乗りたいアーセナルだが、高いポゼッションとは裏腹になかなかチャンスを作ることが出来ない。徐々にノリッジにも勢いが出てきた中迎えた前半47分、ホームチームが左サイドからカウンターを発動。エルナンデスがドリブルで運び、ボックス左のキャントウェルにパス。ここから右足で流し込むようにゴール右にシュートを沈めた。
1点ビハインドで後半を迎えたアーセナルは前半同様に主導権を握っていく。すると57分、エジルの右CKのこぼれ球を押し込みにいったムスタフィのシュートの跳ね返りを、オーバメヤンがボックス左から豪快に蹴り込んで再び試合を振り出しに戻した。
一方で2度追いつかれてしまったノリッジはここからギアを一つ上げてビッグチャンスを創出していく。まずは59分、高い位置からプレッシャーをかけて相手のパスミスを誘うと、ボールを奪ったマクリーンがゴール前に侵攻。あとは決めるだけだったが、GKレノがスーパーセーブで立ちはだかった。
60分過ぎにはキャントウェルとプッキが決定機を迎えるも、キャントウェルのシュートはボール一つ分右に逸れ、プッキのシュートはGKレノに防がれた。
旗色が悪くなってきたアーセナルはウィロックとグエンドウジを下げてトレイラとサカを投入。終盤には3枚目の交代カードを切ってマルティネッリをピッチに送るが、ゴールを奪うどころかノリッジのインテンシティの高さにあわや失点してしまいそうになる場面も。
結局最後までリードする状況を迎えられなかったアーセナルは2-2の引き分けに。ユングベリ暫定監督の初陣はドローとなった。
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先日、公式戦7戦未勝利のエメリ監督の首を切り、アシスタントコーチを務めていた日本にも馴染み深いユングベリ氏を暫定監督に据えたアーセナル。その初陣となる注目の一戦だ。エジルを中心にグエンドウジ、ウィロック、ジャカの中盤3センターがボールを回収し、高い保持率で試合を支配するアーセナル。小気味いいパス回しでノリッジを押し込んでいく中、5分にオーバメヤンがシュート。さらにそのこぼれ球をラカゼットが押し込みにかかったが、GKクルルにセーブされた。9分にはCKからムスタフィがヘディングシュート。枠に飛んでいたが、ここはDFにクリアされた。
指揮官交代でブースト中のチームはさらに、19分にもCKから再びムスタフィが頭で合わせる。GKクルルの活躍で先制とはならなかったが得点の匂いを感じさせる。だがしかし、ノリッジに一瞬の隙を突かれてしまう。
自陣でボールを奪ったノリッジは、ピッチ中央のマクリーンから前線のプッキへ展開。ダビド・ルイスとムスタフィにコースを遮られていたものの、ボックス手前から強引にシュートを放つと、ムスタフィに当たってゴールイン。ホームのカナリアーズが先制した。
ワンチャンスをモノにされてしまったアーセナル。だが、心機一転を図るチームに運が味方する。29分のアーセナルのFKの場面でノリッジDFジマーマンのハンドでPKを獲得。これで同点かと思われたが、キッカーを務めたオーバメヤンが守護神クルルに止められてしまう。しかしここでVARが発動。シュートの前にノリッジの選手がペナルティエリアに入っていたとして、蹴り直しが認められると、オーバメヤンは今度こそ確実に決めて試合を振り出しに戻した。
ここから再び流れに乗りたいアーセナルだが、高いポゼッションとは裏腹になかなかチャンスを作ることが出来ない。徐々にノリッジにも勢いが出てきた中迎えた前半47分、ホームチームが左サイドからカウンターを発動。エルナンデスがドリブルで運び、ボックス左のキャントウェルにパス。ここから右足で流し込むようにゴール右にシュートを沈めた。
1点ビハインドで後半を迎えたアーセナルは前半同様に主導権を握っていく。すると57分、エジルの右CKのこぼれ球を押し込みにいったムスタフィのシュートの跳ね返りを、オーバメヤンがボックス左から豪快に蹴り込んで再び試合を振り出しに戻した。
一方で2度追いつかれてしまったノリッジはここからギアを一つ上げてビッグチャンスを創出していく。まずは59分、高い位置からプレッシャーをかけて相手のパスミスを誘うと、ボールを奪ったマクリーンがゴール前に侵攻。あとは決めるだけだったが、GKレノがスーパーセーブで立ちはだかった。
60分過ぎにはキャントウェルとプッキが決定機を迎えるも、キャントウェルのシュートはボール一つ分右に逸れ、プッキのシュートはGKレノに防がれた。
旗色が悪くなってきたアーセナルはウィロックとグエンドウジを下げてトレイラとサカを投入。終盤には3枚目の交代カードを切ってマルティネッリをピッチに送るが、ゴールを奪うどころかノリッジのインテンシティの高さにあわや失点してしまいそうになる場面も。
結局最後までリードする状況を迎えられなかったアーセナルは2-2の引き分けに。ユングベリ暫定監督の初陣はドローとなった。
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