名古屋が自動降格回避! 金崎PK失敗の鳥栖は勝ち点1奪取に留まる《J1》
2019.11.23 16:07 Sat
明治安田生命J1リーグ第32節、名古屋グランパスvsサガン鳥栖が23日に豊田スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。
ボトムハーフに沈む名古屋(12位/勝ち点36)と鳥栖(14位/勝ち点35)による、残留確定の可能性を懸けた直接対決。
前節、ヴィッセル神戸を相手に3-0と快勝しフィッカデンティ新体制での初勝利を飾った名古屋は、その試合から太田に代えて出場停止明けの吉田を起用した以外、同じメンバーを起用。一方、松本山雅FCとのシックスポインターを制した鳥栖は、契約上の問題で起用できない金井やパク・ジョンス、金森に代えて出場停止明けのイサック・クエンカ、豊田、松岡を起用した。
立ち上がりはより勝ち点3が求められるアウェイの鳥栖が押し気味に試合を進めていく。すると11分、ボックス右で強引に仕掛けた原がマッチアップした和泉のファウルを誘いPKを奪取。だが、キッカーの金崎はGKランゲラックにコースを読まれたこともあり、これを枠の左に外してしまう。
金崎の痛恨のPK失敗に加え、PKを獲得した場面で足首を痛めた原がプレー続行不可能となり、小林の緊急投入を余儀なくされた鳥栖。
互いに選手交代なしで迎えた後半は前半同様にアウェイの鳥栖が先に相手ゴールへ迫る。まずは55分、右CKの場面でキッカーの原川が入れたクロスを中央で競り勝った豊田が肩付近で合わせるが、これは惜しくもクロスバーを叩く。続く61分にはクエンカの縦パスを起点に金崎、原川と繋がり、ボックス内でGKと一対一のビッグチャンスが訪れるが、ここはGKランゲラックがグラウンダーのシュートをきっちり身体でブロックするビッグセーブで阻止した。
一方、やや守勢が続くホームチームは長谷川アーリアジャスール、エドゥアルド・ネット、前田を続けて下げて、赤崎、ジョアン・シミッチ、ガブリエル・シャビエルを続けて投入。試合終了まで20分以上を残して交代枠を使い切って勝負に出る。だが、結果的にこのギャンブルは裏目に。75分過ぎに吉田が左ハムストリングを痛めてしまい、通常のプレーが不可能に。これを受けて、和泉を左サイドバックに下げて吉田を前線に残す形に。
ほぼ10人での戦いを強いられた名古屋だったが88分には決定機が訪れる。ボックス手前付近でジョーがうまく潰れてFKを獲得すると、ここで名手・ガブリエル・シャビエルが得意の左足を振り抜くが、これはボールを落とし切れず、ゴールとはならない。
結局、試合はこのまま0-0でタイムアップ。最低限の勝ち点1を手にした名古屋は他会場の結果、自動降格回避が確定。一方、勝ち点2を逃すことになった鳥栖も他会場の結果、14位キープとなった。
ボトムハーフに沈む名古屋(12位/勝ち点36)と鳥栖(14位/勝ち点35)による、残留確定の可能性を懸けた直接対決。
立ち上がりはより勝ち点3が求められるアウェイの鳥栖が押し気味に試合を進めていく。すると11分、ボックス右で強引に仕掛けた原がマッチアップした和泉のファウルを誘いPKを奪取。だが、キッカーの金崎はGKランゲラックにコースを読まれたこともあり、これを枠の左に外してしまう。
金崎の痛恨のPK失敗に加え、PKを獲得した場面で足首を痛めた原がプレー続行不可能となり、小林の緊急投入を余儀なくされた鳥栖。
対する名古屋は時間の経過と共に最前線のジョーを起点に押し返すと、19分にはオープンスペースで強引に持ち上がったジョーが最初の決定機となるミドルシュートを放つ。さらに34分には前田の仕掛けで得たボックス手前右好位置のFKを前田自ら左足で狙うが、これはわずかに枠の左に外れた。その後も名古屋ペースで試合は進んだものの、ゴールレスで前半終了を迎えることになった。
互いに選手交代なしで迎えた後半は前半同様にアウェイの鳥栖が先に相手ゴールへ迫る。まずは55分、右CKの場面でキッカーの原川が入れたクロスを中央で競り勝った豊田が肩付近で合わせるが、これは惜しくもクロスバーを叩く。続く61分にはクエンカの縦パスを起点に金崎、原川と繋がり、ボックス内でGKと一対一のビッグチャンスが訪れるが、ここはGKランゲラックがグラウンダーのシュートをきっちり身体でブロックするビッグセーブで阻止した。
一方、やや守勢が続くホームチームは長谷川アーリアジャスール、エドゥアルド・ネット、前田を続けて下げて、赤崎、ジョアン・シミッチ、ガブリエル・シャビエルを続けて投入。試合終了まで20分以上を残して交代枠を使い切って勝負に出る。だが、結果的にこのギャンブルは裏目に。75分過ぎに吉田が左ハムストリングを痛めてしまい、通常のプレーが不可能に。これを受けて、和泉を左サイドバックに下げて吉田を前線に残す形に。
ほぼ10人での戦いを強いられた名古屋だったが88分には決定機が訪れる。ボックス手前付近でジョーがうまく潰れてFKを獲得すると、ここで名手・ガブリエル・シャビエルが得意の左足を振り抜くが、これはボールを落とし切れず、ゴールとはならない。
結局、試合はこのまま0-0でタイムアップ。最低限の勝ち点1を手にした名古屋は他会場の結果、自動降格回避が確定。一方、勝ち点2を逃すことになった鳥栖も他会場の結果、14位キープとなった。
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