クロップ監督がVARに苦言「改善の余地がある」
2019.11.12 16:55 Tue
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、波紋を広げるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に苦言を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
そのプレミアでは10日、第12節のリバプールvsマンチェスター・シティで、リバプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドのハンドが2度にわたって見逃され、その判定も影響してかシティは3-1の完敗を喫した。
試合終盤のそのシーンでは、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は2本の指を立てて「2度目だぞ」と猛抗議。しかし、主審はハンドを認めず、スペイン人指揮官は苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべていた。
今回のサミットでもやはりVAR問題が話題となったが、苦言を呈したのはグアルディオラ監督ではなくクロップ監督だった。
「ハンドボールとオフサイドだ。これに関しては我々が向上させていかなければならないのは明らかだ」
「UEFAから審判たちの判定を分類する良いアイデアがあった。我々はそれについて取り組んでいるよ」
「まだ間違いは起こるだろう。判定を下すのは人間で、完璧な人間などいない。そして完璧を求めるものもいない。正しい判断をしてほしいだけだ」
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スイスのニヨンにあるUEFA(欧州サッカー連盟)の本部で各クラブの監督によるサミットが行われた。題材として取り上げられたのは、今季からプレミアリーグでも完全導入されたVARだった。試合終盤のそのシーンでは、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は2本の指を立てて「2度目だぞ」と猛抗議。しかし、主審はハンドを認めず、スペイン人指揮官は苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべていた。
今回のサミットでもやはりVAR問題が話題となったが、苦言を呈したのはグアルディオラ監督ではなくクロップ監督だった。
「VARは改善できる。100%正確とはならないだろうが、誰もが改善の余地があると思っている。しかし、特に取り上げるべきことがふたつある」
「ハンドボールとオフサイドだ。これに関しては我々が向上させていかなければならないのは明らかだ」
「UEFAから審判たちの判定を分類する良いアイデアがあった。我々はそれについて取り組んでいるよ」
「まだ間違いは起こるだろう。判定を下すのは人間で、完璧な人間などいない。そして完璧を求めるものもいない。正しい判断をしてほしいだけだ」
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