再三の猛攻も実らず…決定力欠いたマドリーがホームでベティスとゴールレスドロー《ラ・リーガ》
2019.11.03 06:59 Sun
ラ・リーガ第12節、レアル・マドリーvsベティスが2日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、0-0のドローに終わった。
今回の一戦では悪夢と言われた昨シーズンのホーム最終戦で0-2の完敗を喫したベティス相手にリベンジを目指す。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦を控える中、ジダン監督は左サイドバックにメンディ、右ウイングにロドリゴを起用した以外、現状のベストメンバーを起用した。
立ち上がりから勢いを持って試合に入ったマドリーは7分、カルバハルからのスルーパスに抜け出したベンゼマがボックス内まで持ち込んで右足のシュートを放つが、これは相手GKの好守に遭う。直後には左サイドでベンゼマからパスを受けたアザールがボックス内での見事な仕掛けから右足のシュートを流し込む。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるレビューの結果、戻りオフサイドの判定でゴールは認められず。
アザールの今季2点目とはならなかったものの、良いリズムで攻撃を続けるマドリーは、クロースの直接FKやセルヒオ・ラモスのセットプレーで幾度か惜しい場面を作り出すが、時間の経過と共に相手守備に対応され始めて押し返される展開に。
ゴールレスで折り返した試合は後半も睨み合いの展開が続く。ボールの主導権を握るマドリーだが、遅攻ではなかなかチャンスを作れず。前線のスピードを生かしたカウンターからゴールチャンスを窺う。64分にはクロースからの絶妙なスルーパスに抜け出したメンディが快足を飛ばしてボックス内でGKとの一対一を迎えるが、ここは戻ったDFと飛び出したGKのプレッシャーを感じてか、シュートを枠の左に外してしまう。
流れを変えたいジダン監督は65分、ロドリゴを下げてヴィニシウスを投入。すると、72分にはモドリッチのアウトサイドを使ったショートパスに抜け出したボックス右のヴィニシウスの折り返しからゴール前のベンゼマに決定機も、右足ダイレクトシュートは枠の右に外れる。
その後、ベンゼマを下げてヨビッチを投入したマドリーは勝ち点3奪取に向けてセルヒオ・ラモスが前線に攻め残るなどリスクを冒してゴールを目指す。しかし、後半アディショナルタイムに訪れた2度の決定機をヴィニシウスが決め切れず。さらに、92分にはセットプレーの二次攻撃からカルバハルのハーフボレーが枠を捉えるが、GKロブレスの好守に遭う。このこぼれにセルヒオ・ラモスが反応もその手前でDFにかき出されてしまった。
そして、試合終盤の猛攻も実らず格下ベティスとゴールレスドローに終わったマドリーはこの日敗れたバルセロナとの勝ち点差を「1」しか縮められず、単独首位浮上のチャンスを逃した。
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前節、最下位に沈むレガネス相手にヨビッチの今季初ゴールに、ロドリゴ・ゴエスの活躍と新戦力の輝きが目立ったマドリーは、今季最多5ゴールにリーガ3試合ぶりのクリーンシートと実りある内容でマジョルカ戦での今季初黒星を払しょく。立ち上がりから勢いを持って試合に入ったマドリーは7分、カルバハルからのスルーパスに抜け出したベンゼマがボックス内まで持ち込んで右足のシュートを放つが、これは相手GKの好守に遭う。直後には左サイドでベンゼマからパスを受けたアザールがボックス内での見事な仕掛けから右足のシュートを流し込む。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるレビューの結果、戻りオフサイドの判定でゴールは認められず。
アザールの今季2点目とはならなかったものの、良いリズムで攻撃を続けるマドリーは、クロースの直接FKやセルヒオ・ラモスのセットプレーで幾度か惜しい場面を作り出すが、時間の経過と共に相手守備に対応され始めて押し返される展開に。
カウンターからフェキル、ロレンにボックス付近からシュートを浴びせられるが、相手のフィニッシュの精度にも助けられて失点を免れる。さらに、前半終了間際にはGKクルトワの前目のポジションを狙われてロレンに意表を突くロングシュートを浴びるが、これはクルトワが冷静にはじき出した。
ゴールレスで折り返した試合は後半も睨み合いの展開が続く。ボールの主導権を握るマドリーだが、遅攻ではなかなかチャンスを作れず。前線のスピードを生かしたカウンターからゴールチャンスを窺う。64分にはクロースからの絶妙なスルーパスに抜け出したメンディが快足を飛ばしてボックス内でGKとの一対一を迎えるが、ここは戻ったDFと飛び出したGKのプレッシャーを感じてか、シュートを枠の左に外してしまう。
流れを変えたいジダン監督は65分、ロドリゴを下げてヴィニシウスを投入。すると、72分にはモドリッチのアウトサイドを使ったショートパスに抜け出したボックス右のヴィニシウスの折り返しからゴール前のベンゼマに決定機も、右足ダイレクトシュートは枠の右に外れる。
その後、ベンゼマを下げてヨビッチを投入したマドリーは勝ち点3奪取に向けてセルヒオ・ラモスが前線に攻め残るなどリスクを冒してゴールを目指す。しかし、後半アディショナルタイムに訪れた2度の決定機をヴィニシウスが決め切れず。さらに、92分にはセットプレーの二次攻撃からカルバハルのハーフボレーが枠を捉えるが、GKロブレスの好守に遭う。このこぼれにセルヒオ・ラモスが反応もその手前でDFにかき出されてしまった。
そして、試合終盤の猛攻も実らず格下ベティスとゴールレスドローに終わったマドリーはこの日敗れたバルセロナとの勝ち点差を「1」しか縮められず、単独首位浮上のチャンスを逃した。
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