浦和が要塞攻略で2年ぶり3度目のACL決勝進出! 守護神・西川とエース興梠が輝き!《ACL2019》
2019.10.23 23:06 Wed
浦和レッズは23日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019の準決勝・第2戦で広州恒大(中国)とのアウェイ戦を戦い、1-0で勝利。この結果、2戦合計3-0とした浦和の2年ぶり3度目の決勝進出が決まった。
今月2日にホームで行われた第1戦をファブリシオ、関根の鮮烈なゴールによって2-0のスコアで先勝した浦和。
2年前と同じアル・ヒラル(サウジアラビア)が待つ決勝進出が懸かる重要な敵地での一戦に向けて、大槻監督は0-1で敗れた直近の大分トリニータ戦から先発3人を変更。マウリシオ、宇賀神、武藤に代えて鈴木、橋岡、ファブリシオを起用した。
ACLで21戦無敗の要塞に乗り込んだ浦和は完全アウェイの雰囲気の中で押し込まれる入りに。10分にはゴール前に抜け出したエウケソンとGK西川が激しく交錯も、両者共に無事にプレーへ復帰する。
その直後にはヤン・リーユーの右クロスをボックス中央のタリスカに鋭いボレーシュートで合わせられるが、枠の右を捉えたシュートをGK西川がビッグセーブで阻止。さらに、19分にもタリスカのヘディングシュートでゴールを脅かされる。
この反撃によって前がかりな相手の気勢を削ぐことに成功した浦和だが、その後もタリスカの対応に手を焼く。再三フィニッシュまで持ち込まれる中、38分には右サイドからのクロスをボックス中央で収めたタリスカに反転シュートを許すが、このシュートは枠の上隅を叩き事なきを得る。
ゴールレスで試合を折り返すことに成功した浦和は後半、守護神の活躍に触発された頼れるエースがいきなり魅せる。50分、右サイドで縦に仕掛けた橋岡が深い位置から絶妙なクロスを供給。これを大外から中央に入り込んだ興梠がドンピシャのヘディングシュートで突き刺した。
喉から手が出るほどほしかったアウェイゴールを手にした浦和は、ここからガオ・リンら攻撃的なカードを次々に切るホームチームに対して専守防衛の構えを見せる。逆転突破に向けて4点が必要な広州恒大に推し込まれる時間が続くが、チーム一丸となった対応で最後はやらせない。
遅延行為によって西川に今大会2枚目の警告が出されて次節出場停止となるアクシデントに見舞われるが、75分に殊勲の興梠を下げて杉本を投入するなど冷静に時計を進めていく。
その後、橋岡、阿部を下げて宇賀神、柴戸を投入した浦和は、このまま試合をクローズ。守護神・西川とエースの興梠の活躍で難攻不落の要塞攻略に成功し、難敵相手の連勝で2年ぶり3度目の決勝進出を果たした。
なお、史上初の3度目の優勝が懸かるアル・ヒラルとの2年ぶりの再戦初戦は、11月9日にアル・ヒラルホームで行われる。
今月2日にホームで行われた第1戦をファブリシオ、関根の鮮烈なゴールによって2-0のスコアで先勝した浦和。
ACLで21戦無敗の要塞に乗り込んだ浦和は完全アウェイの雰囲気の中で押し込まれる入りに。10分にはゴール前に抜け出したエウケソンとGK西川が激しく交錯も、両者共に無事にプレーへ復帰する。
その直後にはヤン・リーユーの右クロスをボックス中央のタリスカに鋭いボレーシュートで合わせられるが、枠の右を捉えたシュートをGK西川がビッグセーブで阻止。さらに、19分にもタリスカのヘディングシュートでゴールを脅かされる。
守護神・西川の好守で序盤のピンチを凌いだ浦和は20分を過ぎてようやく反撃。21分にファブリシオがボックス手前中央から強烈なミドルシュートで相手GKの好守を強いると、直後の23分には関根の左サイドでの仕掛けから波状攻撃。最後は阿部が見事なミドルシュートを枠の右に飛ばすが、再び相手GKのビッグセーブに阻まれた。
この反撃によって前がかりな相手の気勢を削ぐことに成功した浦和だが、その後もタリスカの対応に手を焼く。再三フィニッシュまで持ち込まれる中、38分には右サイドからのクロスをボックス中央で収めたタリスカに反転シュートを許すが、このシュートは枠の上隅を叩き事なきを得る。
ゴールレスで試合を折り返すことに成功した浦和は後半、守護神の活躍に触発された頼れるエースがいきなり魅せる。50分、右サイドで縦に仕掛けた橋岡が深い位置から絶妙なクロスを供給。これを大外から中央に入り込んだ興梠がドンピシャのヘディングシュートで突き刺した。
喉から手が出るほどほしかったアウェイゴールを手にした浦和は、ここからガオ・リンら攻撃的なカードを次々に切るホームチームに対して専守防衛の構えを見せる。逆転突破に向けて4点が必要な広州恒大に推し込まれる時間が続くが、チーム一丸となった対応で最後はやらせない。
遅延行為によって西川に今大会2枚目の警告が出されて次節出場停止となるアクシデントに見舞われるが、75分に殊勲の興梠を下げて杉本を投入するなど冷静に時計を進めていく。
その後、橋岡、阿部を下げて宇賀神、柴戸を投入した浦和は、このまま試合をクローズ。守護神・西川とエースの興梠の活躍で難攻不落の要塞攻略に成功し、難敵相手の連勝で2年ぶり3度目の決勝進出を果たした。
なお、史上初の3度目の優勝が懸かるアル・ヒラルとの2年ぶりの再戦初戦は、11月9日にアル・ヒラルホームで行われる。
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