リバプールの連勝街道がついにストップ! ユナイテッド、夢の劇場で宿敵とドロー《プレミアリーグ》
2019.10.21 02:33 Mon
プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが20日にオールド・トラフォードで行われ、1-1の引き分けに終わった。
宿命のライバルに大きく水をあけられたユナイテッドは、前節も格下ニューカッスルに敗れる失態を演じ、さらには公式戦10試合連続複数得点なしという泥沼にはまっている。今回の下馬評もリバプール有利と見られる中、先発には代表戦で負傷していたデ・ヘアが間に合った一方で、先発予定だったトゥアンゼベが直前に負傷。代わりにロホが起用された。また、ベンチには負傷明けのマルシャルも控えている。
対するリバプールは、リーグ戦ではここ2試合で薄氷の勝利が続いているが、そんな中でも前節は後半アディショナルタイムに決勝ゴールを挙げるなど勝負強さも身に着けてきている。スタメンには、GKにアリソン、センターバックにマティプが復帰した一方で、サラーが足首を負傷したようで、代わりにオリジが起用されている。
立ち上がりは中盤の強度を高く保つ両チームの潰し合いが続く。互いに主導権を狙う中で、サポーターの声援を背にホームチームは幅を広く使って揺さぶりをかける。
どちらもなかなかシュートまで持ち込めない時間が続く中、21分にファン・ダイクに競り勝ったラッシュフォードからA・ペレイラにパスが渡ると、ボックス手前から思い切りよく振りぬいたが相手に当たって枠の外へ。25分には敵陣中央からドリブルで持ち上がったマクトミネイがシュートで終わる。
両チームを通じて決定機となったのが34分の場面。自陣で相手のスローインを奪ったリバプールが素早く右のマネに展開。その折り返しをフィルミノが押し込みにかかったが、ここは守護神デ・ヘアが立ちふさがった。その直後にも、オフサイドとなったがフィルミノがデ・ヘア強襲のヘディングシュートを放つなど、少しずつ会場のボルテージが上がっていく。
そんな中迎えた36分、ユナイテッドは自陣でリンデロフがオリジからボールを奪ってカウンターを発動。ダニエル・ジェームズが右に抜け出しクロスを送ると、ラッシュフォードが上手く合わせてネットを揺らした。リバプール陣営はオリジに対するリンデロフのファウルを主張したが、VARでも認められなかった。
先制ゴールに沸くオールド・トラフォードだったが44分、ロングボールに対し、リンデロフがマネに競り負け、そのままゴールに流し込まれ失点。しかし、ここでリバプールにもVARが発動。よく見ると、競り合いの際にマネの手にボールが当たっており、主審はハンドとしてゴールを取り消した。
後半も幅を使った展開を見せるユナイテッドに対し、リバプールは60分にオリジを下げてチェンバレンを投入。後半からは布陣を[4-2-3-1]に代えて、チェンバレンは2列目の左。トップ下にフィルミノ、右にヘンダーソンが並び、ワントップにマネが入った。
ここからさらに攻勢を強めるリバプールに対し、ユナイテッドは66分にボールを奪ってカウンターへ転じる。右のA・ペレイラからサイドチェンジでボールを持ったラッシュフォードは、斜めに走るダニエル・ジェームズを囮にボックス手前からシュートへ。しかし僅かに枠の左に外れた。
追いつきたいリバプールは71分にヘンダーソンを下げてララナをピッチへ。ララナはドリブルや飛び出しでアクセントを加える。その後はケイタを投入したリバプールだが、シュートチャンスも作れないまま時間が進んでいく。
完全に重心を低くしたユナイテッド相手にあわやカウンターから失点という場面も迎えたリバプールだったが、85分に交代が功を奏すことになる。
中央のケイタのパスから左サイドでボールを持ったロバートソン。ゴール前に低いクロスを入れると、手前でフィルミノがスルーしたボールに反応していたララナが押し込んで同点に。ユナイテッドは守勢に回ったことが
裏目に出てしまった。
そして、5分あった後半アディショナルタイムも経過し試合終了のホイッスル。夢の劇場で行われた宿敵対決は1-1の痛み分けに終わり、リバプールの開幕からの連勝は「8」でストップ。昨季から続くリーグ戦連勝も「17」で歯止めがかかった。
PR
近年、対照的な道を辿っているユナイテッドとリバプール。今シーズンもここまで8連勝中のリバプールに対し、ユナイテッドは2勝3分け3敗という体たらくぶりだ。対するリバプールは、リーグ戦ではここ2試合で薄氷の勝利が続いているが、そんな中でも前節は後半アディショナルタイムに決勝ゴールを挙げるなど勝負強さも身に着けてきている。スタメンには、GKにアリソン、センターバックにマティプが復帰した一方で、サラーが足首を負傷したようで、代わりにオリジが起用されている。
立ち上がりは中盤の強度を高く保つ両チームの潰し合いが続く。互いに主導権を狙う中で、サポーターの声援を背にホームチームは幅を広く使って揺さぶりをかける。
12分にユナイテッドは、A・ペレイラがボックスの外から狙うも枠の外。リバプールはその1分後にワイナルドゥムが同じような場所からミドルシュート。こちらはGKの正面へ飛んだ。
どちらもなかなかシュートまで持ち込めない時間が続く中、21分にファン・ダイクに競り勝ったラッシュフォードからA・ペレイラにパスが渡ると、ボックス手前から思い切りよく振りぬいたが相手に当たって枠の外へ。25分には敵陣中央からドリブルで持ち上がったマクトミネイがシュートで終わる。
両チームを通じて決定機となったのが34分の場面。自陣で相手のスローインを奪ったリバプールが素早く右のマネに展開。その折り返しをフィルミノが押し込みにかかったが、ここは守護神デ・ヘアが立ちふさがった。その直後にも、オフサイドとなったがフィルミノがデ・ヘア強襲のヘディングシュートを放つなど、少しずつ会場のボルテージが上がっていく。
そんな中迎えた36分、ユナイテッドは自陣でリンデロフがオリジからボールを奪ってカウンターを発動。ダニエル・ジェームズが右に抜け出しクロスを送ると、ラッシュフォードが上手く合わせてネットを揺らした。リバプール陣営はオリジに対するリンデロフのファウルを主張したが、VARでも認められなかった。
先制ゴールに沸くオールド・トラフォードだったが44分、ロングボールに対し、リンデロフがマネに競り負け、そのままゴールに流し込まれ失点。しかし、ここでリバプールにもVARが発動。よく見ると、競り合いの際にマネの手にボールが当たっており、主審はハンドとしてゴールを取り消した。
後半も幅を使った展開を見せるユナイテッドに対し、リバプールは60分にオリジを下げてチェンバレンを投入。後半からは布陣を[4-2-3-1]に代えて、チェンバレンは2列目の左。トップ下にフィルミノ、右にヘンダーソンが並び、ワントップにマネが入った。
ここからさらに攻勢を強めるリバプールに対し、ユナイテッドは66分にボールを奪ってカウンターへ転じる。右のA・ペレイラからサイドチェンジでボールを持ったラッシュフォードは、斜めに走るダニエル・ジェームズを囮にボックス手前からシュートへ。しかし僅かに枠の左に外れた。
追いつきたいリバプールは71分にヘンダーソンを下げてララナをピッチへ。ララナはドリブルや飛び出しでアクセントを加える。その後はケイタを投入したリバプールだが、シュートチャンスも作れないまま時間が進んでいく。
完全に重心を低くしたユナイテッド相手にあわやカウンターから失点という場面も迎えたリバプールだったが、85分に交代が功を奏すことになる。
中央のケイタのパスから左サイドでボールを持ったロバートソン。ゴール前に低いクロスを入れると、手前でフィルミノがスルーしたボールに反応していたララナが押し込んで同点に。ユナイテッドは守勢に回ったことが
裏目に出てしまった。
そして、5分あった後半アディショナルタイムも経過し試合終了のホイッスル。夢の劇場で行われた宿敵対決は1-1の痛み分けに終わり、リバプールの開幕からの連勝は「8」でストップ。昨季から続くリーグ戦連勝も「17」で歯止めがかかった。
PR
|
関連ニュース