“MSG”初揃い踏みのバルサがリーグ4連勝で暫定首位浮上! 乾途中出場のエイバルは5戦ぶりの敗戦…《ラ・リーガ》

2019.10.19 21:56 Sat
Getty Images
ラ・リーガ第9節のエイバルvsバルセロナが19日にイプルーアで行われ、アウェイのバルセロナが3-0で快勝した。エイバルのMF乾貴士は71分から途中出場した。
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前節、セビージャに快勝し2位に浮上したバルセロナは今回のエイバル戦でリーガ4連勝を目指す。代表ウィーク明けに加え、来週にチャンピオンズリーグ(CL)のスラビア・プラハ戦を
控える中、先発復帰したジョルディ・アルバとユムティティがネウソン・セメド、出場停止のピケに代わって起用されたほか、同じく出場停止のデンベレに代わってグリーズマンがメッシとスアレスとトリデンテを組んだ。
一方、バルセロナ相手に番狂わせを狙うエイバルは前節のベティス戦を1-1のドローで終えたが、直近4戦負けなしと本来のパフォーマンスを取り戻している。その中でレギュラーポジションを手にしていた乾だったが、7試合ぶりにベンチスタートとなった。

好調のエイバルが前から圧力をかける積極的な入りを見せたことで、試合は立ち上がりからターンオーバーの応酬となる。その中でアウェイのバルセロナが先手を奪う。13分、最後尾のラングレが左サイドで背後を狙うグリーズマンへロングフィードを送ると、DFデ・ブラシスのスリップによって抜け出しに成功したフランス代表FWがGKとの一対一を難なく制した。

相手のミスを突いてリードを手にしたバルセロナだが、気持ちを切り替えて前がかりな姿勢を失わないホームチームの勢いに手を焼く。それでも、ユムティティの好クリアなどで最後のところはやらせない。逆に、メッシの個人技やアルトゥール、デ・ヨングのインテリオール2枚を絡めた流麗な攻めから幾度となく追加点に迫る。だが、メッシがボックス内でのGKとの一対一を決め切れず、前半のうちに2点目を奪うことはできなかった。
迎えた後半、セルジ・ロベルトを下げてセメドをハーフタイム明けに投入したバルセロナは前半終盤からの良い流れを継続。立ち上がりの49分にはメッシとのワンツーでゴール前に抜け出したスアレスがチップキックでゴールネットを揺らすが、ここは微妙なオフサイドの判定で認められない。

それでも、58分にはバイタルエリアでボールを持ったデ・ヨングからの仕掛けのショートパスをボックス中央のスアレス、グリーズマンと短く繋いで最後はゴール左に走り込んだメッシがDFの股間を抜く左足のグラウンダーシュートを流し込み、2試合連続ゴールとした。

この2点目で完全にアウェイチームに流れが傾いた中、バルセロナの“MSG”による初の揃い踏みゴールに俄然注目が集まることに。すると66分、自陣右サイドでのセメドのボール奪取をキッカケとしたロングカウンターからハーフウェイライン付近のグリーズマンが背後の広大なスペースを狙うメッシへ丁寧なラストパス。ボックス内でGKと一対一となったメッシは左を並走するスアレスにプレゼントパスを送り、これをウルグアイ代表FWが難なく流し込み、グリーズマン、メッシに続きゴールを挙げて“MSG”初の揃い踏みとなった。

一方、敗色濃厚のエイバルは71分、セルジ・エンリクを下げて乾を左ウイングのポジションで途中投入。その乾は投入直後から積極的なスプリント、ドリブルを見せるが、マッチアップしたセメドの牙城を破れず、決定的な仕事は見せられない。

その後、ビダル、ラキティッチの投入で試合をクローズに入ったバルセロナはスアレスやメッシに4点目のチャンスが訪れたが、試合はこのまま3-0でタイムアップ。“MSG”初揃い踏みの活躍で好調エイバルに完勝のバルセロナがリーガ4連勝で暫定首位に浮上した。

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