【プレミア注目プレビュー】開幕6連勝狙うレッズがブリッジに乗り込む! CL敗戦ショックを払拭するのは?
2019.09.22 12:00 Sun
プレミアリーグ第6節、チェルシーvsリバプールが日本時間22日24:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。開幕5連中の首位リバプールがUEFAスーパーカップで鎬を削ったチェルシー相手に6連勝を目指す注目のビッグマッチだ。
一方、クロップ体制5年目で継続路線を歩むリバプールは、前節リーグタイトル争いの最大のライバル、マンチェスター・シティが昇格組ノリッジに敗れるなど、昨季上位陣に取りこぼしが目立つ中、抜群の安定感で開幕5連勝を達成。昨季からのリーグ連勝記録は「14」となり、クラブ記録を更新中だ。ここまで試合を通して相手を圧倒するまでには至っていないが、悪いなりにも結果を残せる、まさに常勝チームという貫禄がつき始めている。
プレミアリーグにおいては上り調子の両チームだが、今週から開幕したチャンピオンズリーグ(CL)ではチェルシーがホームでバレンシアに0-1、ディフェンディングチャンピオンのリバプールが敵地で0-2の敗戦と、いずれも黒星発進となった。そのため、CL敗戦からのリバウンドメンタリティが試されるところだ。とりわけ、今季の公式戦初黒星となったリバプールに関してはそのリアクションに注目が集まる。
なお、8月中旬に行われたUEFAスーパーカップはマネの2ゴールと、FWジルーとMFジョルジーニョのゴールによって2-2のドローに終わったが、GKアドリアンの活躍でPK戦を制したリバプールに軍配が上がっていた。
▽チェルシー予想スタメン
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、トモリ、エメルソン
MF:カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ウィリアン、エイブラハム・プリシッチ
負傷者:DFリュディガー、リース・ジェームズ、MFロフタス=チーク、FWハドソン=オドイ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはロフタス=チークとリュディガーに加えて、練習に復帰しているもののマッチフィットネスの問題でリース・ジェームズ、ハドソン=オドイが引き続き欠場する。その一方で、カンテと直近のバレンシア戦で負傷交代したマウントの2選手は起用可能な模様だ。
システムに関しては直近2試合で採用した[3-4-2-1]から[4-3-3]に戻し、ズマ(トモリ)とマウント、マルコス・アロンソに代わって負傷明けのエメルソンとカンテ、プリシッチ(ペドロ)が起用される見込みだ。
▽リバプール予想スタメン
GK:アドリアン
DF:アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ワイナルドゥム
FWサラー、フィルミノ、マネ
負傷者:GKアリソン、DFクライン、MFケイタ、FWオリジ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してもアリソンやケイタなど直近の数試合と顔触れに変化はない。
スタメンに関しては直近のナポリ戦からミルナーに代えてワイナルドゥムを復帰させる以外、同じメンバーで臨む可能性が高い。変更があるとすれば、センターバックにジョー・ゴメス、中盤にチェンバレン(ミルナー)が起用されるぐらいか。
★注目選手
◆チェルシー:FWタミー・エイブラハム
チェルシーの注目プレーヤーは絶好調の若きエースストライカーのエイブラハムだ。昨季、レンタル先のアストン・ビラでリーグ戦(イングランド2部)25ゴールを挙げる活躍を見せた21歳は、プレシーズンでの好アピールによってFWジルーとのポジション争いを制し開幕スタメンを奪取。
主力として初めて臨むプレミアリーグの舞台では開幕2試合ノーゴールとやや苦しんだものの、第3節のノリッジ戦で初ゴールを含む2ゴールを記録。すると、完全に覚醒した190cmの大型ストライカーは、ここから3試合連続で2ゴール以上を挙げる爆発をみせ、直近のウォルバーハンプトン戦ではチェルシー史上最年少でのハットトリックを達成した。“ドログバの後継者”とも目される逸材だが、ここまで強豪相手にゴールを決められておらず、リバプールとのUEFAスーパーカップではPK戦で唯一の失敗者となる屈辱も味わった。そのため、今回のビッグマッチではチームを勝利に導く活躍をみせ、クラブ内で長らく続く“背番号9の呪い”に終止符を打ちたい。
◆リバプール:FWサディオ・マネ
リバプールの注目プレーヤーは同じく開幕から好調を維持するマネだ。昨シーズン、自身初のプレミアリーグ得点王に輝きCL制覇にも大貢献を果たしたセネガル代表FW。今シーズンもリーグ開幕5試合で4ゴール1アシストと抜群の存在感を放っている。とりわけ、直近2試合では3ゴールと量産態勢に入っており、今回の一戦では3試合連続ゴールが期待される。
また、チェルシーとの対戦では昨季リーグ戦で1ゴール、前述のUEFAスーパーカップで2ゴールを記録し、公式戦2試合連続ゴール中と相性は申し分ない。昨季から一対一の対応にやや衰えが見えるDFアスピリクエタに対して積極果敢に仕掛けてチームの攻め手となりたい。
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ランパード新監督の下、開幕から試行錯誤の戦いが続くチェルシーは、ここまで2勝1敗2分けの7位に位置。常勝が義務付けられる同クラブにおいて結果だけを見れば、厳しい船出となっているが、DFトモリやMFマウント、FWエイブラハムの台頭や、直近のウォルバーハンプトン戦では[3-4-2-1]へのシステム変更が奏功して5-2の大勝を飾るなど、指揮官を含めチームの成長を感じさせている。プレミアリーグにおいては上り調子の両チームだが、今週から開幕したチャンピオンズリーグ(CL)ではチェルシーがホームでバレンシアに0-1、ディフェンディングチャンピオンのリバプールが敵地で0-2の敗戦と、いずれも黒星発進となった。そのため、CL敗戦からのリバウンドメンタリティが試されるところだ。とりわけ、今季の公式戦初黒星となったリバプールに関してはそのリアクションに注目が集まる。
なお、8月中旬に行われたUEFAスーパーカップはマネの2ゴールと、FWジルーとMFジョルジーニョのゴールによって2-2のドローに終わったが、GKアドリアンの活躍でPK戦を制したリバプールに軍配が上がっていた。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains, LTD.
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、トモリ、エメルソン
MF:カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ウィリアン、エイブラハム・プリシッチ
負傷者:DFリュディガー、リース・ジェームズ、MFロフタス=チーク、FWハドソン=オドイ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはロフタス=チークとリュディガーに加えて、練習に復帰しているもののマッチフィットネスの問題でリース・ジェームズ、ハドソン=オドイが引き続き欠場する。その一方で、カンテと直近のバレンシア戦で負傷交代したマウントの2選手は起用可能な模様だ。
システムに関しては直近2試合で採用した[3-4-2-1]から[4-3-3]に戻し、ズマ(トモリ)とマウント、マルコス・アロンソに代わって負傷明けのエメルソンとカンテ、プリシッチ(ペドロ)が起用される見込みだ。
◆リバプール◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains, LTD.
GK:アドリアン
DF:アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ワイナルドゥム
FWサラー、フィルミノ、マネ
負傷者:GKアリソン、DFクライン、MFケイタ、FWオリジ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してもアリソンやケイタなど直近の数試合と顔触れに変化はない。
スタメンに関しては直近のナポリ戦からミルナーに代えてワイナルドゥムを復帰させる以外、同じメンバーで臨む可能性が高い。変更があるとすれば、センターバックにジョー・ゴメス、中盤にチェンバレン(ミルナー)が起用されるぐらいか。
★注目選手
◆チェルシー:FWタミー・エイブラハム
Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーは絶好調の若きエースストライカーのエイブラハムだ。昨季、レンタル先のアストン・ビラでリーグ戦(イングランド2部)25ゴールを挙げる活躍を見せた21歳は、プレシーズンでの好アピールによってFWジルーとのポジション争いを制し開幕スタメンを奪取。
主力として初めて臨むプレミアリーグの舞台では開幕2試合ノーゴールとやや苦しんだものの、第3節のノリッジ戦で初ゴールを含む2ゴールを記録。すると、完全に覚醒した190cmの大型ストライカーは、ここから3試合連続で2ゴール以上を挙げる爆発をみせ、直近のウォルバーハンプトン戦ではチェルシー史上最年少でのハットトリックを達成した。“ドログバの後継者”とも目される逸材だが、ここまで強豪相手にゴールを決められておらず、リバプールとのUEFAスーパーカップではPK戦で唯一の失敗者となる屈辱も味わった。そのため、今回のビッグマッチではチームを勝利に導く活躍をみせ、クラブ内で長らく続く“背番号9の呪い”に終止符を打ちたい。
◆リバプール:FWサディオ・マネ
Getty Images
リバプールの注目プレーヤーは同じく開幕から好調を維持するマネだ。昨シーズン、自身初のプレミアリーグ得点王に輝きCL制覇にも大貢献を果たしたセネガル代表FW。今シーズンもリーグ開幕5試合で4ゴール1アシストと抜群の存在感を放っている。とりわけ、直近2試合では3ゴールと量産態勢に入っており、今回の一戦では3試合連続ゴールが期待される。
また、チェルシーとの対戦では昨季リーグ戦で1ゴール、前述のUEFAスーパーカップで2ゴールを記録し、公式戦2試合連続ゴール中と相性は申し分ない。昨季から一対一の対応にやや衰えが見えるDFアスピリクエタに対して積極果敢に仕掛けてチームの攻め手となりたい。
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