元イングランド代表MF
ポール・スコールズ氏が見せた超絶技巧パスに称賛の嵐が巻き起こっている。
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スコールズ氏は11日に行われた、元ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニのマンチェスター・シティ在籍10周年を彰した記念試合に出場。ファン・デル・サールやギャリー・ネビル、ニッキー・バット、ライアン・ギグスといったマンチェスター・ユナイテッドの黄金時代の中心メンバーのほか、マンチェスター・シティからは在籍中のFWセルヒオ・アグエロ、MFダビド・シルバ、さらにはマルティン・ペトロフやショーン・ライト=フィリップスなどそのクラブで名を馳せた名選手たちが集結した。
マンチェスター・シティ・レジェンドとプレミアリーグ・オールスターに分かれて行われた試合が、終了間際にシティ・レジェンドが追いつき2-2の劇的ドローという盛り上がりを見せた中で、スコールズのあるプレーが話題となっている。
それはプレミアリーグ・オールスターが2-1でリードしていた58分のこと。左サイドのミケル・アルテタの浮き球の横パスに対し正面で受けたスコールズは、ボールをダイレクトで右足アウトサイドにスライスさせて、足の振りとは逆のゴール方向にパス。これでシティ・レジェンドのジョレオン・レスコットの意表を突いて、ロビン・ファン・ペルシのチャンスメイクをしてみせたのだ。
このプレーに、同じチームで戦っていたリオ・ファーディナンドも試合後にツイッターで「止めてくれ!」とコメント。DF殺しのミラクルパスに驚きを隠さなかった。
SNSでは多くの称賛の声があがる中、ユナイテッドファンには「彼と契約を」、「もし現役復帰するならユナイテッドにしよう」と、44歳のレジェンドの未だ切れ味抜群のプレーに魅了される者も少なくなかった。
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