札幌、鈴木同点弾も琉球移籍の小野を勝利で送り出せず…浦和は3試合連続ドロー《J1》
2019.08.10 16:06 Sat
明治安田生命J1リーグ第22節の北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズが10日に札幌ドームで行われ、1-1のドローに終わった。
ここまで9勝4分け8敗で8位につける札幌(勝ち点31)と、8勝5分け8敗で9位に位置する浦和(勝ち点29)が激突した。前節のサンフレッチェ広島戦を0-1で敗れた札幌は、同試合から先発メンバーを1人のみ変更。深井に代えて出場停止明けの荒野が起用された。また、FC琉球への移籍が決まり、この試合が札幌でのラストゲームとなった古巣戦の小野はベンチスタートとなった。
一方、前節の名古屋グランパス戦を2-2で引き分け、2戦連続ドローとなった浦和は、その一戦から先発メンバーを4人変更。鈴木、橋岡、柴戸、ファブリシオに代えて、マウリシオ、宇賀神、長澤、エヴェルトンをピッチに送り込んだ。
結果次第では順位が入れ替わる直接対決。開始早々、いきなりホームの札幌がゴールを脅かす。1分、福森の右CKにキム・ミンテが頭でかすめたが、ゴール方向にコースを変えることはできず。相手DFに当たってこぼれたボールをゴール前右で鈴木武蔵がボレーで合わせるも、GK西川の正面に飛んでしまい、ゴールラインぎりぎりのところで阻まれた。
序盤は札幌のプレスに苦しんだ浦和も時間の経過とともに徐々にボールを保持し始める。だが、フィニッシュ直前のパスが相手に引っかかってしまい、シュートまで持ち込むことができない。対する札幌は19分にカウンターからジェイのパスを受けた鈴木武蔵がボックス右手前から右足を振り抜いて浦和をけん制する。
札幌は41分にも菅の放り込みをボックス右の荒野が胸トラップからループシュートを放ち、GK西川の意表を突くが、わずかにゴール左外へ。試合の主導権を握るも、ゴールレスで押り返した。
後半に入ると、ここまで劣勢だった浦和が攻勢を強める。54分、敵陣中央左で鈴木武蔵からボールを奪った槙野からパスを受けた武藤がボックス内にパスを送り、興梠が反転シュートを放つ。56分にもボックス左に持ち込んだ武藤の折り返しを中央で収めたエヴェルトンが左足を振り抜くも、どちらもフィニッシュの精度を欠いてしまう。
それでも直後の57分、武藤の右CKをファーサイドのマウリシオが頭で合わせると、ボールは相手DFに当たって中央へ。これをエヴェルトンがヘディングで合わせ、GKク・ソンユンに触られたが、ボールはゴール左に吸い込まれた。
先制点を許した札幌は、すぐさま反撃退勢に。66分、左サイドからの荒野のクロスを鈴木武蔵が頭で落とし、ゴール前右にジェイが走り込んだが、シュートは打てず。ボックス右のこぼれ球に反応した進藤のクロスをチャナティップが合わせるも、GK西川の守備範囲に飛んでしまう。
だが、68分、チャナティップの右サイドのクロスが宇賀神に当たるとボールはボックス中央に。これを鈴木武蔵が下がりながら右足を振り抜き、ゴール右へと突き刺した。
スコアを振り出しに戻された浦和は71分、長澤に代えてファブリシオを投入。すると75分、GK西川のロングボールからカウンターを発動し、興梠のパスをボックス左で受けたファブリシオがダイレクトで左足を合わせる。強烈なシュートが枠を捉えたが、GKク・ソンユンの素早い反応でセーブされ、勝ち越しとはならない。
その後、両者、決勝ゴールを目指すも、最後までゴールは生まれず、1-1で試合終了。札幌は小野のラストマッチを勝利で飾ることができず、2試合未勝利に。一方の浦和は3試合連続ドローとなっている。
ここまで9勝4分け8敗で8位につける札幌(勝ち点31)と、8勝5分け8敗で9位に位置する浦和(勝ち点29)が激突した。前節のサンフレッチェ広島戦を0-1で敗れた札幌は、同試合から先発メンバーを1人のみ変更。深井に代えて出場停止明けの荒野が起用された。また、FC琉球への移籍が決まり、この試合が札幌でのラストゲームとなった古巣戦の小野はベンチスタートとなった。
結果次第では順位が入れ替わる直接対決。開始早々、いきなりホームの札幌がゴールを脅かす。1分、福森の右CKにキム・ミンテが頭でかすめたが、ゴール方向にコースを変えることはできず。相手DFに当たってこぼれたボールをゴール前右で鈴木武蔵がボレーで合わせるも、GK西川の正面に飛んでしまい、ゴールラインぎりぎりのところで阻まれた。
序盤は札幌のプレスに苦しんだ浦和も時間の経過とともに徐々にボールを保持し始める。だが、フィニッシュ直前のパスが相手に引っかかってしまい、シュートまで持ち込むことができない。対する札幌は19分にカウンターからジェイのパスを受けた鈴木武蔵がボックス右手前から右足を振り抜いて浦和をけん制する。
すると31分、札幌に決定機到来。ゴールキックから始まった丁寧なビルドアップからジェイがセンサーサークル内で縦パスを収める。裏のスペースに動き出した味方を見逃さずにスルーパスを送り、これに鈴木武蔵が抜け出してボックス内でGKとの一対一を迎える。しかし、左足インサイドで放ったシュートは、ゴール左外に外れ、先制のチャンスをフイにしていしまう。
札幌は41分にも菅の放り込みをボックス右の荒野が胸トラップからループシュートを放ち、GK西川の意表を突くが、わずかにゴール左外へ。試合の主導権を握るも、ゴールレスで押り返した。
後半に入ると、ここまで劣勢だった浦和が攻勢を強める。54分、敵陣中央左で鈴木武蔵からボールを奪った槙野からパスを受けた武藤がボックス内にパスを送り、興梠が反転シュートを放つ。56分にもボックス左に持ち込んだ武藤の折り返しを中央で収めたエヴェルトンが左足を振り抜くも、どちらもフィニッシュの精度を欠いてしまう。
それでも直後の57分、武藤の右CKをファーサイドのマウリシオが頭で合わせると、ボールは相手DFに当たって中央へ。これをエヴェルトンがヘディングで合わせ、GKク・ソンユンに触られたが、ボールはゴール左に吸い込まれた。
先制点を許した札幌は、すぐさま反撃退勢に。66分、左サイドからの荒野のクロスを鈴木武蔵が頭で落とし、ゴール前右にジェイが走り込んだが、シュートは打てず。ボックス右のこぼれ球に反応した進藤のクロスをチャナティップが合わせるも、GK西川の守備範囲に飛んでしまう。
だが、68分、チャナティップの右サイドのクロスが宇賀神に当たるとボールはボックス中央に。これを鈴木武蔵が下がりながら右足を振り抜き、ゴール右へと突き刺した。
スコアを振り出しに戻された浦和は71分、長澤に代えてファブリシオを投入。すると75分、GK西川のロングボールからカウンターを発動し、興梠のパスをボックス左で受けたファブリシオがダイレクトで左足を合わせる。強烈なシュートが枠を捉えたが、GKク・ソンユンの素早い反応でセーブされ、勝ち越しとはならない。
その後、両者、決勝ゴールを目指すも、最後までゴールは生まれず、1-1で試合終了。札幌は小野のラストマッチを勝利で飾ることができず、2試合未勝利に。一方の浦和は3試合連続ドローとなっている。
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