クロップ監督、シティに敗戦も「全体のパフォーマンスに満足」
2019.08.05 13:55 Mon
リバプールは4日に行われたコミュニティ・シールド2019でマンチェスター・シティと対戦し、PK戦の末に敗戦した。同試合後、ユルゲン・クロップ監督がこの一戦を振り返った。クラブ公式サイトがドイツ人指揮官のコメントを伝えている。
前後半で主導権が大きく入れ替わる展開となった中、シティが前半の12分にFWラヒーム・スターリングのゴールで先制。一方、後半に入って攻勢を強めたリバプールは78分にDFジョエル・マティプのゴールで追いつき、試合は1-1のスコアのまま90分間の戦いが終了。
その後、行われたPK戦ではシティが5人全員が決めた一方、リバプールは2番手を務めたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムがGKクラウディオ・ブラーボのセーブに遭い、4-5で敗戦となった。
昨シーズンに続いてシティ相手に苦杯を舐めたクロップ監督だが、同試合でチームが見せたパフォーマンスに満足感を示しているようだ。
「私は試合前にも話したが、マンチェスター・シティ相手に万全の準備をするにはプレシーズンにマンチェスター・シティと対戦しなければならないと思っている。彼らのようなチームは他にはいないのだからね」
「前半に関しては幾度か彼らのやりたいスタイルを垣間見せていたと思う。それに対して我々は少しポジショニングのところで苦戦したが、それは普通のことだよ。我々にとって最大の脅威はブラーボのところから繰り出されるロングフィードだった。その際、我々の最終ラインはうまくラインを整えることができていなかった」
「同様に我々のフォーメーションは間延びさせられて、彼らの得意とするハーフスペースでのプレーに対して困難な対応を強いられた。ポジショニングに関してはよりうまくできると思ったが、後半に向けて修正を施したことでそこからはうまくやれたと思う」
「後半に関しては我々の強い意志を示せたことがすべてだった。そこがプレシーズンの試合とは異なった部分だった。フィジカルの部分に関しては完全にフィットするにはやはり4、5週間は必要となるが、今日の試合で我々のプレーヤーはそれを乗り越えた。誰もが疲れを感じさせずにやってくれていた。私はそのことが何よりも嬉しいんだ」
「フットボールという観点から見れば、後半は本当に、本当に素晴らしかった。シティに対する最高のアプローチでプレーしていた。もちろん、彼らはまだ本調子ではなく、数週間後には異なるレベルにいるはずだ。しかし、今日の試合で我々が作り出した多くのチャンスというものは我々にとって非常に良い兆候だと思っているよ」
「今日の試合では自分が好む多くのものを見ることができた。結果自体に満足はしていないが、幾つもの良い部分が見られたことこそ最も重要な部分だ」
宿敵シティ相手に勝利を掴んで新シーズンに弾みをつけることはできなかったものの、プレーシーズンマッチの不調を払拭する好パフォーマンスを見せたリバプールは、9日に行われる2019-20シーズンのプレミアリーグ開幕戦で昇格組ノリッジと対戦する。
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昨シーズン、プレミアリーグ2位に終わったリバプールは、プレミアリーグを含め史上初の国内3冠を達成したシティとの新シーズンに向けた前哨戦に臨んだ。その後、行われたPK戦ではシティが5人全員が決めた一方、リバプールは2番手を務めたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムがGKクラウディオ・ブラーボのセーブに遭い、4-5で敗戦となった。
昨シーズンに続いてシティ相手に苦杯を舐めたクロップ監督だが、同試合でチームが見せたパフォーマンスに満足感を示しているようだ。
「(新シーズンに良い形で繋がるパフォーマンスだったと思うが…)もちろん、そうだ。今日の全体のパフォーマンスに満足しているよ」
「私は試合前にも話したが、マンチェスター・シティ相手に万全の準備をするにはプレシーズンにマンチェスター・シティと対戦しなければならないと思っている。彼らのようなチームは他にはいないのだからね」
「前半に関しては幾度か彼らのやりたいスタイルを垣間見せていたと思う。それに対して我々は少しポジショニングのところで苦戦したが、それは普通のことだよ。我々にとって最大の脅威はブラーボのところから繰り出されるロングフィードだった。その際、我々の最終ラインはうまくラインを整えることができていなかった」
「同様に我々のフォーメーションは間延びさせられて、彼らの得意とするハーフスペースでのプレーに対して困難な対応を強いられた。ポジショニングに関してはよりうまくできると思ったが、後半に向けて修正を施したことでそこからはうまくやれたと思う」
「後半に関しては我々の強い意志を示せたことがすべてだった。そこがプレシーズンの試合とは異なった部分だった。フィジカルの部分に関しては完全にフィットするにはやはり4、5週間は必要となるが、今日の試合で我々のプレーヤーはそれを乗り越えた。誰もが疲れを感じさせずにやってくれていた。私はそのことが何よりも嬉しいんだ」
「フットボールという観点から見れば、後半は本当に、本当に素晴らしかった。シティに対する最高のアプローチでプレーしていた。もちろん、彼らはまだ本調子ではなく、数週間後には異なるレベルにいるはずだ。しかし、今日の試合で我々が作り出した多くのチャンスというものは我々にとって非常に良い兆候だと思っているよ」
「今日の試合では自分が好む多くのものを見ることができた。結果自体に満足はしていないが、幾つもの良い部分が見られたことこそ最も重要な部分だ」
宿敵シティ相手に勝利を掴んで新シーズンに弾みをつけることはできなかったものの、プレーシーズンマッチの不調を払拭する好パフォーマンスを見せたリバプールは、9日に行われる2019-20シーズンのプレミアリーグ開幕戦で昇格組ノリッジと対戦する。
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