ナインゴラン、愛する古巣カリアリに復帰か?

2019.08.02 16:30 Fri
Getty Images
カリアリがインテルの元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(31)の復帰に向けて交渉中のようだ。

今夏に就任したアントニオ・コンテ新監督率いるインテルにおいて構想外の烙印を押されたナインゴラン。夫人のクラウディアさんが先日にガン闘病を告白したことから、移籍先に関してはイタリア国内に限られる見通しとなっている。
これまではローマ時代の指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が率いるサンプドリア、今夏の中盤補強を目指すフィオレンティーナなどの名前が挙がっているが、ここに来て古巣カリアリ復帰の可能性が高まっているようだ。

カリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長は現在、ナインゴランの獲得交渉を巡ってミラノにあるインテルのオフィスを訪問中。そして、現地でイタリア『スカイ・スポルト』の取材に応じると、「我々は明日(2日)に再び話し合う。それが今話せるすべてだ」と、交渉の事実を認めた。

さらに、同会長は「今日の話し合いの場にはラジャもいた。彼にとってカリアリへの復帰は世界で最も美しいものになるはずだ」と、移籍実現の可能性を示唆している。
また、イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えるところによれば、カリアリはひとまずナインゴランを1年間のレンタル移籍で獲得することを希望しているという。その中で年俸450万ユーロ(約5億3000万円)と言われる同選手の年俸に関して330万ユーロ(約3億9000万円)ぶんを負担することで合意に至っているようだ。

なお、ナインゴランは2010年1月にピアチェンツァから買い取りオプション付きのレンタル移籍でカリアリに加入。そこから2014年1月にローマに移籍するまで4年間に渡って主力として活躍していた。

果たしてジュリーニ会長の言葉通り、「世界で最も美しい」古巣への帰還は実現するのか。
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