CR7の2戦連発にPK戦でブッフォンが圧巻の3セーブ! ユーベがインテルとのイタリア・ダービー制す!《ICC》
2019.07.24 23:00 Wed
インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2019のユベントスvsインテルが24日に中国で行われ、1-1のスコアで90分間の戦いが終了。その後、PK戦を4-3で制したユベントスが今大会初勝利を挙げた。
前チェルシー指揮官同士による中国開催のイタリア・ダービー。
サッリ新監督の初陣となったICC初戦のトッテナム戦を2-3で落としたユベントスは、新体制初勝利を目指す。引き続き[4-3-3]の布陣を採用した中、GKにシュチェスニー、4バックは右からカンセロ、ボヌッチ、、デ・リフト、デ・シリオ。中盤はピャニッチをアンカーに、インサイドにラビオとマテュイディの元PSGコンビ。3トップはベルナルデスキ、イグアイン、クリスティアーノ・ロナウドが起用された。
一方、ユベントスに多くのタイトルをもたらしたコンテ監督の古巣初対決に注目が集まったインテルは、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦を0-1で落としており、こちらも今大会初勝利が懸かる。この一戦に向けては[3-5-2]の布陣を採用し、GKにハンダノビッチ、3バックにダンブロージオ、デ・フライ、シュクリニアル。両ウイングバックにカンドレーバ、ダウベルト・エンリケ、3センターにはブロゾビッチ、センシ、ガリアルディーニが起用され、2トップはペリシッチと若手のエスポージトが並んだ。
開始直後のC・ロナウドのミドルシュートで幕を開けた一戦は立ち上がりから攻め合う展開に。互いにGKからショートパスを繋ぐ能動的な戦い方を見せるが、連携面や立ち位置の問題もあってややバタ付くシーンが目立つ。
幸先良く先制に成功したインテルはユベントスにボールを持たせながら、堅固な守備ブロックで撥ね返し要所で鋭いロングカウンターを放っていく。その流れからペリシッチが幾度もボックス付近まで運んでフィニッシュに持ち込む。41分には波状攻撃からブロゾビッチのミドルシュートが枠に飛ぶが、ここはGKシュチェスニーの好守に遭う。
一方、トッテナム戦と同様に不用意なロストからのターンオーバーが目立つユベントスは終始劣勢を強いられた中、前半終了間際にはベルナルデスキの個人技でゴールに迫ったものの、1点ビハインドで試合を折り返した。
迎えた後半、GKをハンダノビッチからパデッリに代えた以外、同じフィールドプレーヤーで臨んだインテルに対して、ユベントスはGKをブッフォンに代えたほか、デ・リフト、イグアインに代えてメリヒ・デミラル、マンジュキッチを投入した。
前半終盤からプレシーズンマッチとは思えないダービーらしい小競り合いが続いた試合は後半に入って球際のバトルが激化。その中で攻撃のリズムを掴んだユベントスは54分、ボックス左角でパスを受けたC・ロナウドがニアポストに強烈なシュートを飛ばすが、ここはGKパデッリの好守に遭う。
それでも、優勢に試合を進めるユベントスは68分、ボックス手前右の好位置で得たFKの場面でキッカーのC・ロナウドが強烈なシュートを見舞うと、壁に入っていたDFシュクリニアルの頭にディフレクトしたボールがゴール右上隅の絶妙なコースに突き刺さった。
やや幸運な形ながらもC・ロナウドの2試合連続ゴールで追いついたユベントスは、積極的に勝ち越しゴールを目指す。75分には味方のスルーパスに抜け出したC・ロナウドが飛び出したGKをボックス左でかわしかけるが、ここは必死のリカバリーを見せたパデッリに阻まれる。
後半終盤にかけては互いに若手をピッチに送り込んだ影響でやや試合が膠着。互いに幾度かフィニッシュのシーンを作ったものの、1-1のまま90分間の戦いが終了。ダービーの決着はPK戦に委ねられることになった。
そのPK戦の主役となったのは、今夏パリ・サンジェルマン(PSG)からユベントスに復帰した41歳のレジェンドGK。ブッフォンはインテルの1人目のラノッキア、3人目のロンゴのシュートを完璧に読み切って阻止。その後、ユベントスの4人目のラビオ、5人目のベルナルデスキがいずれも枠の外に外してしまい、サドンデスに持ち込まれる。だが、6人目のボルハ・バレロの中央を狙ったシュートを三度ブッフォンが止めると、最後はデミラルが冷静に決め切ってPK戦を4-3のスコアで競り勝った。
この結果、ユベントスはPK戦ながら今大会初勝利を挙げると共に、サッリ新体制で初白星を挙げた。一方、インテルは今大会連敗となった。
前チェルシー指揮官同士による中国開催のイタリア・ダービー。
一方、ユベントスに多くのタイトルをもたらしたコンテ監督の古巣初対決に注目が集まったインテルは、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦を0-1で落としており、こちらも今大会初勝利が懸かる。この一戦に向けては[3-5-2]の布陣を採用し、GKにハンダノビッチ、3バックにダンブロージオ、デ・フライ、シュクリニアル。両ウイングバックにカンドレーバ、ダウベルト・エンリケ、3センターにはブロゾビッチ、センシ、ガリアルディーニが起用され、2トップはペリシッチと若手のエスポージトが並んだ。
開始直後のC・ロナウドのミドルシュートで幕を開けた一戦は立ち上がりから攻め合う展開に。互いにGKからショートパスを繋ぐ能動的な戦い方を見せるが、連携面や立ち位置の問題もあってややバタ付くシーンが目立つ。
すると10分、インテルは左CKの場面でキッカーのセンシが右足インスウィングで鋭いボールを入れると、ニアに飛び込んだガリアルディーニが頭でフリック。ゴール前にこぼれたボールがDFデ・リフトのオウンゴールを誘い、インテルが先制に成功した。
幸先良く先制に成功したインテルはユベントスにボールを持たせながら、堅固な守備ブロックで撥ね返し要所で鋭いロングカウンターを放っていく。その流れからペリシッチが幾度もボックス付近まで運んでフィニッシュに持ち込む。41分には波状攻撃からブロゾビッチのミドルシュートが枠に飛ぶが、ここはGKシュチェスニーの好守に遭う。
一方、トッテナム戦と同様に不用意なロストからのターンオーバーが目立つユベントスは終始劣勢を強いられた中、前半終了間際にはベルナルデスキの個人技でゴールに迫ったものの、1点ビハインドで試合を折り返した。
迎えた後半、GKをハンダノビッチからパデッリに代えた以外、同じフィールドプレーヤーで臨んだインテルに対して、ユベントスはGKをブッフォンに代えたほか、デ・リフト、イグアインに代えてメリヒ・デミラル、マンジュキッチを投入した。
前半終盤からプレシーズンマッチとは思えないダービーらしい小競り合いが続いた試合は後半に入って球際のバトルが激化。その中で攻撃のリズムを掴んだユベントスは54分、ボックス左角でパスを受けたC・ロナウドがニアポストに強烈なシュートを飛ばすが、ここはGKパデッリの好守に遭う。
それでも、優勢に試合を進めるユベントスは68分、ボックス手前右の好位置で得たFKの場面でキッカーのC・ロナウドが強烈なシュートを見舞うと、壁に入っていたDFシュクリニアルの頭にディフレクトしたボールがゴール右上隅の絶妙なコースに突き刺さった。
やや幸運な形ながらもC・ロナウドの2試合連続ゴールで追いついたユベントスは、積極的に勝ち越しゴールを目指す。75分には味方のスルーパスに抜け出したC・ロナウドが飛び出したGKをボックス左でかわしかけるが、ここは必死のリカバリーを見せたパデッリに阻まれる。
後半終盤にかけては互いに若手をピッチに送り込んだ影響でやや試合が膠着。互いに幾度かフィニッシュのシーンを作ったものの、1-1のまま90分間の戦いが終了。ダービーの決着はPK戦に委ねられることになった。
そのPK戦の主役となったのは、今夏パリ・サンジェルマン(PSG)からユベントスに復帰した41歳のレジェンドGK。ブッフォンはインテルの1人目のラノッキア、3人目のロンゴのシュートを完璧に読み切って阻止。その後、ユベントスの4人目のラビオ、5人目のベルナルデスキがいずれも枠の外に外してしまい、サドンデスに持ち込まれる。だが、6人目のボルハ・バレロの中央を狙ったシュートを三度ブッフォンが止めると、最後はデミラルが冷静に決め切ってPK戦を4-3のスコアで競り勝った。
この結果、ユベントスはPK戦ながら今大会初勝利を挙げると共に、サッリ新体制で初白星を挙げた。一方、インテルは今大会連敗となった。
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