シメオネから現役引退のトーレスへ…「君は次世代の選手たちに最高の遺産を残した」
2019.06.24 13:00 Mon
アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、自身のインスタグラム(simeone)で21日に現役引退を発表したサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)に労いの言葉をかけた。
その後、2018年夏に鳥栖加入。初年度こそ明治安田生命J1リーグ17試合3得点を記録したが、今シーズンはケガなどのコンディション不良に苦しみ、ここまで11試合無得点にとどまっている状況だった。
そんな中、トーレスは21日に現役引退を発表。23日に行われた引退会見で、8月23日に行われる明治安田生命J1リーグ第24節のヴィッセル神戸戦が現役ラストマッチとなり、引退後は鳥栖のアドバイザーを務めることなど明かしていた。
そのトーレスに対して、選手と監督として共闘したシメオネ監督がメッセージを送っている。
「アトレティコ・マドリーで、とても若かった君に出会った。まだ選手だった私と時間を共有していた中、君は強い個性を放ち、他の選手たちとは違うことを示していた」
「チームメイトとしても監督としても、常にあるのは君への尊敬だ。そしてハードワークと精神的な強さ。君は次世代の選手たちに最高の遺産を残した。諦めてはいけないということを。ありがとう、フェルナンド」
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“エル・ニーニョ”の愛称で親しまれるトーレスは、2001年にアトレティコ・マドリーでプロキャリアをスタート後、リバプール、チェルシー、ミランを渡り歩き、チャンピオンズリーグ(CL)や、ヨーロッパリーグ(EL)のタイトルに貢献。通算110試合38ゴールの代表キャリアにおいても輝かしい経歴を誇り、3度のワールドカップ(W杯)出場を果たして、2010年の南アフリカ大会で同国史上初の優勝を経験した。その後、2018年夏に鳥栖加入。初年度こそ明治安田生命J1リーグ17試合3得点を記録したが、今シーズンはケガなどのコンディション不良に苦しみ、ここまで11試合無得点にとどまっている状況だった。
そのトーレスに対して、選手と監督として共闘したシメオネ監督がメッセージを送っている。
「アトレティコ・マドリーで、とても若かった君に出会った。まだ選手だった私と時間を共有していた中、君は強い個性を放ち、他の選手たちとは違うことを示していた」
「素晴らしいチームでプレーして成長し、みんなに素晴らしい記憶を刻んだ。しかし、君は自分の家に帰ってきた。勝利を掴み取るために」
「チームメイトとしても監督としても、常にあるのは君への尊敬だ。そしてハードワークと精神的な強さ。君は次世代の選手たちに最高の遺産を残した。諦めてはいけないということを。ありがとう、フェルナンド」
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