湘南、衝撃のノーゴール! 混乱を招いた大誤審にJリーガーも反応

2019.05.17 23:18 Fri
©︎J.LEAGUE
17日、明治安田生命J1リーグ第12節が行われた。埼玉スタジアム2002で行われた浦和レッズvs湘南ベルマーレでは、誰もが目を疑う大誤審が発生。この誤審に、多くのサッカーファンが反応する中、現役Jリーガーも苦言を呈している。



試合は連敗を止めたいホームの浦和が先手を奪う。22分に長沢和輝が、25分にはアンドリュー・ナバウトが得点し、2点のリードを得る。

そして迎えた31分、問題のシーンが生まれた。
力強いドリブルで仕掛けた梅崎司から、ボックス手前でパスを受けた杉岡大暉がボックス手前で球際を制すと、左足を一閃。シュートは右ポストに当たって跳ね返ると、左サイドネットを揺らした。しかし、次の瞬間、左サイドネットからボールが跳ね返り、ゴールの外へと出る。

浦和のGK西川周作もゴールが決まったと思い、跳ね返ったボールをセンターサークルへとスロー。しかし、山本雄大主審は、ノーゴールと判定し、そのままプレーが続行。思わぬカウンターとなり、浦和が湘南ゴールに迫るが、GK秋元陽太がなんとかセーブした。

プレーが止まると、湘南の選手が猛抗議。曹貴裁監督以下、湘南のコーチや控え選手も入り乱れた猛抗議が行われた。スローで見ても、明らかにボールはゴールに入っており、審判団の誤審は明確。しかし、10分を超える抗議は認められず、2-0で浦和が前半を終えた。
このシーンに関して、試合を見ていた多くのJリーガーがSNS上で反応。誤審が起こることに理解を示しながらも、疑いようのない誤審に苦言を呈していた。

◆馬場賢治(大分トリニータ)
「浦和vs湘南」
「人間だからミスは絶対あると思う。それも理解してる。ありえない誤審された経験もある」
「でもこれはちょっとありえない」
「みんな1試合に人生かけて戦ってる。大事な大事なチャンスにかけてる
「誤審でしたじゃすまされないよこれは」

◆田中順也(ヴィッセル神戸)
「どうみてもゴールじゃん
こういうの減らそうよ」

成岡翔(藤枝MYFC)
「試合が終わった。湘南の選手に感動しました。素晴らしい」
「選手の立場からするとやはりこの誤審はダメ。許せない」
「でも湘南の戦いがこのモヤモヤを晴らしてくれた。湘南のみなさん、サッカーの素晴らしさを感じさせてくれてありがとうございます」

永石拓海(レノファ山口FC)
「明らかな誤審。西川選手も決められたと、わかってた」
「あそこでノーゴールにすると一番叩かれると思うな」
「レフェリングミスを認めたら試合時間が伸びるだけで済むのに」

三竿雄斗(大分トリニータ)
「でも湘南が勝ったことによっていつものようにうやむやにして終わらせるのはなしでお願いします!^ ^」

三竿健斗(鹿島アントラーズ)
「笑いをこらえきれないくらいひどすぎる。。」

渡邉千真(ガンバ大阪)
「これでノーゴールの判定はありえない。」

なお、試合は2点ビハインドの湘南が後半に猛攻。後半開始から途中出場した菊地俊介が2ゴールを挙げ同点とすると、後半アディショナルタイムに山根視来が劇的な逆転弾を決め、2-3で湘南が勝利を収めた。
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プレミアリーグがVAR廃止に関してクラブ投票へ、技術の意味をなさないVARの誤審頻発にウルブスが訴え

現代サッカーにおいて試合の結果に大きな影響を与えることが多いVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。これまで見逃されていたが重大なファウルやオフサイド、ハンドのジャッジミスなどがなくなり、勝敗にも影響を少なからず与えている。 世界中の多くのリーグで導入され、国際大会でもほとんどの大会で採用されているVARだが、世界最高峰と言われるプレミアリーグが是非を問う投票を行うこととなった。 イギリス『BBC』によると、ウォルバーハンプトンがプレミアリーグに決議案を提出。6月6日に20クラブが年次総会で集まる際に、来シーズンからVARを廃止するかどうかの投票を行うという。 ウォルバーハンプトンは「VARは誠意を持って導入されたが、ファンとサッカーとの関係を損なう、意図せぬ悪影響を多くもたらした」と訴えているという。 2019年からプレミアリーグではVARが導入。試合の重要なジャッジにおいてサポートする役割で導入されているが、VARを巡る問題がプレミアリーグでは頻発している。 ハンドに関しては主審の見解もあるため一概には言えないが、最も問題とされているのがオフサイド。オフサイドラインを引けばハッキリするものだが、ラインの引き間違いという人的ミスが頻発。その他にも、主審とVARのコミュニケーションミスなどで間違った判定のまま試合が続行されるなどした。 プレミアリーグもVARの問題に関しては認識しているものの、“全面的”にサポート。改善に向けてプロ審判協会(PGMOL)と協議していくという。 なお、規則の変更には3分の2(14クラブ)の賛成票が必要となる。なお、2024-25シーズンからはセミオート・オフサイドテクノロジーの導入は賛成されている。 試合が止まり、ジャッジに時間がかかることで流れや熱狂が損なわれるということは十分にある。また、VARが入っているにも関わらず、ここまで誤審が頻発することは、テクノロジーというよりは審判団の問題が大きくありそうだ。 一方でVARを廃止すれば、再び誤審が増加。ただでさえ微妙な判定が多い中で、ジャッジが正される機会がなくなる。プレミアリーグの提示している数字では、これまでのジャッジの正しさは82%前後だったが、VAR導入により96%にまで増加。セミオート・オフサイドが導入されれば、より正確性が上がると見られている。 2024.05.16 11:30 Thu

浦和がサポーターのなりすましに注意喚起、試合会場などで迷惑行為が確認「挑発等には反応せずにスタッフへ声かけを」

浦和レッズは16日、サポーターになりすました人物への注意喚起を行った。 クラブの声明によると、1カ月ほど前から、浦和の出場していない試合を含む試合会場や周辺で、浦和サポーターであるという虚偽の事実を言明しながら、迷惑行為を行っている人物がいるとのことだ。 当該者はサポーターグループに所属していたことはないとのこと。また、現在確認されている行為は、試合運営管理規程に抵触していないものの、注意喚起として声明を発表したとのこと。ファン・サポーターには、挑発行為などに反応しないように呼びかけた。 「1カ月ほど前より、浦和レッズが出場していない試合を含む、サッカーの試合会場および周辺等にて、特定のサポーターグループに所属する浦和レッズサポーターであるという虚偽の事実を言明しながら、迷惑行為とも受け取れる言動をとる人物の存在が確認されております」 「本事案に対するこれまでの弊クラブの対応といたしましては、競技運営本部が中心となり、当該人物への接触、当該人物に名前を使用されたサポーターグループとのコミュニケーション、Jリーグおよび対戦するJリーグクラブとの情報共有等を通じ、違反事案の発生予防に努めてまいりました」 「なお、上記コミュニケーションを通じて、現在に限らず過去においても、名前を使用されたサポーターグループに当該人物が所属した事実はないことが確認されております」 「当該人物による一連の行為のうち、現時点で私どもが把握できている行為につきましては、明確に試合運営管理規程に抵触しているものはございませんが、そうした事態に発展するリスクが高いと判断し、本報を発信させていただくことといたしました」 「弊クラブでは引き続き、違反事案の発生予防に努めてまいりますが、今後、当該人物による試合運営管理規定違反行為が確認された場合には、適時適正且つ毅然とした対応を行ってまいる所存です」 「みなさまにおかれましては、当該人物に限らず、迷惑行為者による挑発等には反応せず、そうした行為を見かけた際にはお近くのセキュリティスタッフやクラブスタッフへお声がけくださいますようお願い申し上げます」 「浦和レッズ全体で、「安全・快適で熱気ある満員のスタジアム」を実現してまいりましょう」 実際のサポーターでも、川崎フロンターレ戦で物の投げ込み行為など違反行為を行うものは一部いるが、改めて迷惑行為は避けたいところだ。 2024.05.16 10:25 Thu
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