トップ4暗雲のスールシャール…「残る6試合で15pt必要」

2019.04.03 13:20 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が今後を語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
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ユナイテッドは2日に敵地で行われたプレミアリーグ第33節のウォルバーハンプトン戦で先制に成功したが、元イングランド代表MFアシュリー・ヤングの退場も響き、1-2の逆転負け。4つ巴のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに向け、痛恨の黒星を喫した。
先のFAカップでも敗れたウォルバーハンプトンに返り討ちを喰らい、トップ4争いで後退した感が否めないユナイテッド。スールシャール監督は試合後、「我々は3点リードすべきだった」と語り、次のように続けた。

「追いつかれてからの残り10分、我々はフラストレーションが見て取れたが、良いプレーをした。彼らのGKが良かったが、我々としては勝つべき試合だった」

「我々は試合をコントロールすることができる。賢明なパフォーマンスでね。今夜も良いプレーをして、勝つチャンスも作り出した」
「この試合は常に難しい試合になる。パフォーマンスは勝利に値した。これぞフットボール。今日の彼らには素晴らしいGKがいた」

また、スールシャール監督はインターナショナルブレイク前に「残り8試合で18ポイント獲得」を口にしたが、ウォルバーハンプトン戦黒星を受け、トップ4入りの目標として「6試合で15ポイント獲得」に再設定した。

「ワトフォード戦は勝った。したがって、我々は残る6試合で15ポイントが必要だ。この先、これ以上のポイントロスは許されない」

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