森保監督「ボリビア戦では全選手変えたい」香川トップ下起用の真意も明かす《キリンチャレンジカップ2019》
2019.03.25 18:09 Mon
日本サッカー協会(JFA)は25日、キリンチャレンジカップ2019のボリビア代表戦に向けた前日会見を行った。
登壇した森保一監督は、26日にノエビアスタジアム神戸で行われるボリビア戦(19:20キックオフ)に向けた挨拶を軽く済ませた後、記者からの質問に答えた。
◆森保一監督(日本代表)
――平成最後の試合に向けて
「明日の先発メンバーについては、出来れば招集した全選手を使ってあげたいという思いは持っています。基本的には“総替え”で戦うつもりですけど、これは『基本的』ということと『予定』ということで皆さんにお伝えさせていただきます。練習を見てケガやパフォーマンスにより明日の試合は難しいと思われる選手に関しては約束できるものではありません」
「平成最後の試合ということで、まずは日本のサッカーが平成だけで成されたものではないということ、平成での日本のサッカー界は非常にレベルを上げて世界でも急成長した国だというふうに思っています。その成長に繋げてくれたのは、昭和の日本のサッカーが始まった時からチームを支えてくれた日本サッカー協会や日本サッカーに多くのご尽力があったから今があると思います。我々は先人たちのやってきてくれたことを今の時代と環境の中で少しでも良くしていくこと、そして未来の更なる発展につなげていけるように頑張っていかなければいかないと思っています」
――森保ジャパン初の無得点だったコロンビア戦を振り返って
――トップ下に求めるもの
「トップ下といえども得点に絡むプレーをしてほしいと思います。我々的にはボールを大切にして攻撃をしようと、選手にもコンセプトとして言っております。相手の嫌がるところでボールを受けてボールを配給する、チャンスを繋げるというプレーをしてほしいと思います」
「マイボールは大切にしてますけども、前回の試合では速攻をかなり出来てたと思いますし、ポゼッションだけできればいいというのでは、相手に攻められてしまうと思います。コロンビア戦では決めることは出来ませんてしたが、ボールを奪ってから速い攻めはかなり良く出来ていたと思いますので、速攻も遅攻も出来るというところをさらに上げていかなければならないと思っています」
――香川トップ下、南野ワントップというような新たな試みはボリビア戦でも?
「南野(拓実)をワントップにしたという部分は、大柄のポストプレイヤータイプではないですけど、ボールを地上戦で受ければ、良い選手やそうでない選手というのは関係ないと思っています。そういった意味では、あの時間帯はボールが繋げなくなっていたので、前半は(鈴木)武蔵がアバウトなボールを収めてくれたり、そこでバトルしてくれてセカンドボールが拾える状態になってましたが、そこが出来なくなった状況で、繋いで相手を崩して流れを引き寄せることが必要になるかなと思い、間で受けることが出来る香川(真司)をトップ下に入れて、南野も足元で受けて背後に抜けることが出来るのでそういうシステムにしました」
「勝利を目指した中で、若い中島(翔哉)、南野、堂安(律)の中に、これまでいろんな経験をしてきている香川が入ることによって、短い時間でしたけど共有できるイメージを持って、試合をひっくり返してもらうおうと。そしてその先には、共有することが次の未来につながるのではないかと思いました」
登壇した森保一監督は、26日にノエビアスタジアム神戸で行われるボリビア戦(19:20キックオフ)に向けた挨拶を軽く済ませた後、記者からの質問に答えた。
◆森保一監督(日本代表)
――平成最後の試合に向けて
「平成最後の試合ということで、まずは日本のサッカーが平成だけで成されたものではないということ、平成での日本のサッカー界は非常にレベルを上げて世界でも急成長した国だというふうに思っています。その成長に繋げてくれたのは、昭和の日本のサッカーが始まった時からチームを支えてくれた日本サッカー協会や日本サッカーに多くのご尽力があったから今があると思います。我々は先人たちのやってきてくれたことを今の時代と環境の中で少しでも良くしていくこと、そして未来の更なる発展につなげていけるように頑張っていかなければいかないと思っています」
――森保ジャパン初の無得点だったコロンビア戦を振り返って
「選手たちに強調して言ったのは、ボールに向かって行く姿勢はコロンビア戦でも非常にアグレッシブに出してくれたということです。なかなか中央は崩せなかったですけど、ミドルシュートで果敢に狙っていくプレーは大切にしたいと思います、1回のミスでダメなら2回目、それがダメなら3回目という前向きなトライをしてほしいと選手たちに話しました」
――トップ下に求めるもの
「トップ下といえども得点に絡むプレーをしてほしいと思います。我々的にはボールを大切にして攻撃をしようと、選手にもコンセプトとして言っております。相手の嫌がるところでボールを受けてボールを配給する、チャンスを繋げるというプレーをしてほしいと思います」
「マイボールは大切にしてますけども、前回の試合では速攻をかなり出来てたと思いますし、ポゼッションだけできればいいというのでは、相手に攻められてしまうと思います。コロンビア戦では決めることは出来ませんてしたが、ボールを奪ってから速い攻めはかなり良く出来ていたと思いますので、速攻も遅攻も出来るというところをさらに上げていかなければならないと思っています」
――香川トップ下、南野ワントップというような新たな試みはボリビア戦でも?
「南野(拓実)をワントップにしたという部分は、大柄のポストプレイヤータイプではないですけど、ボールを地上戦で受ければ、良い選手やそうでない選手というのは関係ないと思っています。そういった意味では、あの時間帯はボールが繋げなくなっていたので、前半は(鈴木)武蔵がアバウトなボールを収めてくれたり、そこでバトルしてくれてセカンドボールが拾える状態になってましたが、そこが出来なくなった状況で、繋いで相手を崩して流れを引き寄せることが必要になるかなと思い、間で受けることが出来る香川(真司)をトップ下に入れて、南野も足元で受けて背後に抜けることが出来るのでそういうシステムにしました」
「勝利を目指した中で、若い中島(翔哉)、南野、堂安(律)の中に、これまでいろんな経験をしてきている香川が入ることによって、短い時間でしたけど共有できるイメージを持って、試合をひっくり返してもらうおうと。そしてその先には、共有することが次の未来につながるのではないかと思いました」
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