試合巧者C大阪がロティーナ体制白星発進! 神戸はビジャJデビューを勝利で飾れず…《J1》
2019.02.22 21:25 Fri
2019シーズンの明治安田生命J1リーグが、22日に遂にスタート。ヤンマースタジアム長居で行われた開幕戦のセレッソ大阪vsヴィッセル神戸では、1-0でC大阪が勝利した。
2年間の尹晶煥体制に終止符を打ちロティーナ監督を招へいした昨シーズン7位のC大阪が、世界的ストライカーであるFWビジャを獲得した昨シーズン10位の神戸をホームに迎えた一戦。
C大阪は、最後尾にGKキム・ジンヒョン、ディフェンスラインに木本、マテイ・ヨニッチ、山下、中盤に舩木、奥埜、ソウザ、丸橋、2シャドーに水沼、清武、最前線に柿谷を置いた。対する神戸は、最後尾にGKキム・スンギュ、ディフェンスラインに西、渡部、大崎、初瀬、中盤に三原、山口、イニエスタ、三田、前線にポドルスキ、ビジャを起用。山口にとってはいきなりの古巣対戦となった。
試合は序盤から神戸が主導権を握りつつ進行。イニエスタが中盤から前線までフリーに動く中、3バックで挑んだC大阪は中々対応することが出来ず。カウンターから裏抜けを狙う柿谷が時折抜け出していくが、試合の均衡を崩すには至らない。
17分、ボールを保持しながらも崩し切れない神戸のビジャが左サイドから中央に切り込みやや遠い位置からミドルシュートを狙う。これはGKキム・ジンヒョンにキャッチされたものの、強烈なシュートがC大阪ゴールを脅かす。
37分、イニエスタとのワンツーでボックス左に抜け出した初瀬がクロスを供給。すると、GKキム・ジンヒョンの弾いたボールがボックス右フリーの西に渡る。しかし、さらに西が後方にパスを送った場面で待ち構えていたポドルスキと噛み合わず、シュートまで繋げることが出来ない。
前半はC大阪が終始耐える形で終了。試合は均衡を保ったまま折り返しを迎えた。
後半に入ると、C大阪はプレスの始点をやや前に移して反撃。53分には柿谷がボックス中央で粘り、ボールを渡された水沼の右足のシュートが枠を捉える。しかし、これはオフサイドの判定。C大阪がギアを上げて一進一退の攻防が続くものの、双方決め手を欠く時間が続く。
引き続きボールを保持しているものの前半以上にチャンスを減少させている神戸に対し、C大阪は先に交代を敢行。64分に水沼に代えて都倉を送り出し、前線の圧力を高めていく。さらに70分にも疲れの見える清武に代えてレアンドロ・デサバトを起用する。
すると71分、カウンターから柿谷が上手く持ち運び、右サイドをフリーで駆け上がる都倉にスルーパスを供給。しかし、都倉が左足で巻くようにしてファーを狙ったシュートは枠をわずかに左へ外れる。
神戸もここで交代カードを切り三原に代えて古橋を投入。古橋が最前線に入り、イニエスタが一つ後ろにポジションを移す。しかし、一度ギアを上げ始めたC大阪の攻撃を守勢に移すことが出来ない。
そして77分、C大阪に待望の瞬間が訪れる。右CKの場面でキッカーの丸橋がインスウィングのクロスを上げると、ゴール前でクリアを狙ったGKキム・スンギュに木本が競り勝つ。ボックス左で反応した山下が頭で押し込み、ついに均衡を破った。
C大阪は試合終盤に柿谷に代えて松田を投入して神戸の攻撃をシャットアウト。相手に決定的な場面を作らせないまま、1-0のスコアで試合を終えた。
この結果、C大阪はロティーナ監督体制初陣を白星で飾ることに成功。対する神戸はビジャ、イニエスタ、ポドルスキとワールドカップ制覇者3名を並べたが、開幕から躓くこととなった。
2年間の尹晶煥体制に終止符を打ちロティーナ監督を招へいした昨シーズン7位のC大阪が、世界的ストライカーであるFWビジャを獲得した昨シーズン10位の神戸をホームに迎えた一戦。
試合は序盤から神戸が主導権を握りつつ進行。イニエスタが中盤から前線までフリーに動く中、3バックで挑んだC大阪は中々対応することが出来ず。カウンターから裏抜けを狙う柿谷が時折抜け出していくが、試合の均衡を崩すには至らない。
17分、ボールを保持しながらも崩し切れない神戸のビジャが左サイドから中央に切り込みやや遠い位置からミドルシュートを狙う。これはGKキム・ジンヒョンにキャッチされたものの、強烈なシュートがC大阪ゴールを脅かす。
2トップがワイドに開く形の[4-3-1-2]を実践している神戸は、その後も左サイドのビジャが幾度も個人技から突破を図りチャンスを作る。しかし、C大阪も前半半ばごろから順応し始め危険なゾーンに蓋をしていく。
37分、イニエスタとのワンツーでボックス左に抜け出した初瀬がクロスを供給。すると、GKキム・ジンヒョンの弾いたボールがボックス右フリーの西に渡る。しかし、さらに西が後方にパスを送った場面で待ち構えていたポドルスキと噛み合わず、シュートまで繋げることが出来ない。
前半はC大阪が終始耐える形で終了。試合は均衡を保ったまま折り返しを迎えた。
後半に入ると、C大阪はプレスの始点をやや前に移して反撃。53分には柿谷がボックス中央で粘り、ボールを渡された水沼の右足のシュートが枠を捉える。しかし、これはオフサイドの判定。C大阪がギアを上げて一進一退の攻防が続くものの、双方決め手を欠く時間が続く。
引き続きボールを保持しているものの前半以上にチャンスを減少させている神戸に対し、C大阪は先に交代を敢行。64分に水沼に代えて都倉を送り出し、前線の圧力を高めていく。さらに70分にも疲れの見える清武に代えてレアンドロ・デサバトを起用する。
すると71分、カウンターから柿谷が上手く持ち運び、右サイドをフリーで駆け上がる都倉にスルーパスを供給。しかし、都倉が左足で巻くようにしてファーを狙ったシュートは枠をわずかに左へ外れる。
神戸もここで交代カードを切り三原に代えて古橋を投入。古橋が最前線に入り、イニエスタが一つ後ろにポジションを移す。しかし、一度ギアを上げ始めたC大阪の攻撃を守勢に移すことが出来ない。
そして77分、C大阪に待望の瞬間が訪れる。右CKの場面でキッカーの丸橋がインスウィングのクロスを上げると、ゴール前でクリアを狙ったGKキム・スンギュに木本が競り勝つ。ボックス左で反応した山下が頭で押し込み、ついに均衡を破った。
C大阪は試合終盤に柿谷に代えて松田を投入して神戸の攻撃をシャットアウト。相手に決定的な場面を作らせないまま、1-0のスコアで試合を終えた。
この結果、C大阪はロティーナ監督体制初陣を白星で飾ることに成功。対する神戸はビジャ、イニエスタ、ポドルスキとワールドカップ制覇者3名を並べたが、開幕から躓くこととなった。
|
関連ニュース