G・ジェズス&ザネのホットライン開通でエバートン撃破! シティが2戦ぶり白星で暫定首位浮上!《プレミアリーグ》

2018.12.15 23:35 Sat
Getty Images
▽プレミアリーグ第17節、マンチェスター・シティvsエバートンが15日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが3-1で勝利した。
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▽前節、チェルシーとの上位対決に敗れてリーグ戦初黒星を喫して2位に転落したシティ(勝ち点41)。バウンスバックが求められる今節は7位のエバートン(勝ち点24)をホームで迎え撃った。
▽ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のホッフェンハイム戦をザネの2ゴールによって逆転で制し首位通過を決めたグアルディオラ監督率いるチームは、先発3人を変更。ストーンズとスターリング、フォーデンに代えてウォーカー、フェルナンジーニョ、マフレズを起用。また、負傷明けのデ・ブライネ、アグエロがベンチに入った。

▽[5-4-1]の守備的な布陣で臨んだアウェイチームに対して、ボールを保持しながら攻め手を窺うホームのシティ。やや睨み合いの状況が続いた中、最初の決定機はエバートンに訪れる。15分、ボックス左のスペースへのロングボールに反応したディーニュがDFウォーカーから巧みにボール奪取。そのまま浮き球のクロスを入れると、ファーにフリーで走り込んだリシャルリソンが右足ボレーで合わすが、これを枠に飛ばせない。

▽一方、ピンチを凌いだシティは左サイドのザネを起点にチャンスを作り始めると、22分にはギュンドアンのパスを左ハーフスペースで引き出したザネがボックス左に走り込むガブリエウ・ジェズスにラストパス。最後はブラジル代表FWが飛び出したGKピックフォードの脇を抜くシュートをゴール右隅へ流し込んだ。
▽良い時間帯にリードを奪ったシティはここからハイプレス、攻守の切り替えを強調した前がかりな戦いで反撃に出ようとするエバートンをきっちり牽制。要所で前線のスピードを生かしたショートカウンターで2点目に迫る。40分にはセットプレーの流れからゴール前のマフレズが決定的な左足ボレーを放つが、これはGKピックフォードの好守に阻まれた。

▽前半のうちに追加点を奪えなかったシティだが、後半の早い時間帯にゴールを奪う。50分、ボックス右でウォーカーが入れたクロスは相手DFにクリアされるもこぼれ球をデルフが左サイドのザネに繋ぐ。ここでザネが狙いすました左足のクロスを入れると、ゴール前のジェズスが頭で合わせた。

▽厳しい2失点目を喫したエバートンは57分にコールマン、ベルナールを下げてウォルコット、ルックマンを同時投入。この交代でシステムを[4-4-2]に変更して前がかりになって戦う。すると65分、左サイドでディーニュが入れたクロスをゴール前でデルフと競ったキャルバート=ルーウィンが頭で右隅へ流し込み、1点を返した。

▽一方、この失点直後にザネを下げてスターリングを投入したシティはグアルディオラ監督のこの采配が当たる。69分、左サイドに流れたジェズスとのワンツーでボックス左ライン際に抜け出したフェルナンジーニョからのクロスをスターリングが頭で合わせ、再び点差を2点に広げた。

▽追いついた直後の失点で厳しい状況となったエバートンだが、要所で鋭いカウンターを仕掛けてゴールに迫る。71分には完璧な崩しからペナルティアーク付近でボールを受けたリシャルリソンに決定機もここはシュートをふかしてしまう。

▽その後、逃げ切りを図るシティは75分にマフレズを下げて負傷明けのデ・ブライネを投入。対するエバートンはトム・デイビスの投入で運動量を上げていく。そのエバートンが攻勢を強めた中、リシャルリソンやキャルバート=ルーウィンに決定機が訪れたものの、GKエデルソンを中心としたシティ守備陣を攻略するまでには至らず。

▽ホームで難敵相手に快勝したシティはCLホッフェンハイム戦に続く白星を飾り、チェルシー戦での敗戦を見事に払しょく。暫定ながらリバプールを抜き首位に返り咲いた。

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