エリクセン弾でインテルに競り勝ったスパーズが2位浮上! 最終節は首位通過確定のバルサとのアウェイ戦《CL》
2018.11.29 07:28 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第5節、トッテナムvsインテルが28日にウェンブリー・スタジアムで行われ、ホームのトッテナムが1-0で勝利した。
▽前節、エースFWケインの劇的2ゴールで辛くもPSVを退けたトッテナムは直近のリーグ戦でもここまで無敗のチェルシー相手に見事な完勝を収めて勢いに乗る。1-0か2点差以上の勝利で2位浮上となる勝ち点3必須のこの試合に向けてチェルシー戦から先発4人を変更。負傷のフォイスに代わって負傷明けのヴェルトンゲンが復帰したほか、エリクセン、ソン・フンミン、ダイアーに代えてラメラ、ルーカス・モウラ、ウィンクスが起用された。
▽一方、前節ホームでバルセロナ相手に貴重な勝ち点1を得たインテルは直後のリーグ戦でアタランタに大敗も、直近のリーグ戦では格下フロジノーネ相手に一部主力を温存し3-0の快勝。代表ウィークの中断期間でチームを立て直し、良い形で聖地ウェンブリーでの一戦を迎えた。なお、フロジノーネ戦で温存されたイカルディやペリシッチ、ブロゾビッチ、ヴェシーノが復帰し現状のベストメンバーが揃った。
▽引き分けでも突破が決まるアウェイのインテルに対して、勝ち点3奪取必須のホームチームが攻勢を見せる入りとなる。イカルディを前線に残して[4-5]の守備ブロックを自陣に敷くインテルに対し、トッテナムは前から圧力をかけていく。
▽一方、相手のショートパスを警戒してかセーフティなロングボールが目立つインテルはイカルディやナインゴランが孤立する場面が多くなかなかフィニッシュまで持ち込めず。それでも20分を過ぎると、イカルディやペリシッチの仕掛けから得たセットプレーから相手ゴールに迫る場面も創出する。
▽中央をしっかりと固める相手の守備に手を焼くトッテナムだが、30分にこの試合最大の決定機が訪れる。自陣右サイドを見事な仕掛けで突破したムサ・シソコのグラウンダーの横パスを中央のデレ・アリがスルー。これを後方から走り込んだルーカスがダイレクトシュートもGKハンダノビッチのセーブに遭う。さらに38分にはボックス付近での細かい繋ぎからウィンクスが狙いすましたミドルシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
▽前半終盤には負傷したナインゴランがプレー続行不可能となり、44分にボルハ・バレロが緊急投入される。そのボルハ・バレロは投入直後にボックス中央でいきなりシュートチャンスを迎えるが、ここはDFオーリエの素早い寄せに阻まれた。
▽ゴールレスで折り返した試合。早い時間帯にゴールがほしいトッテナムはルーカスを最前線でケインと並べ、トップ下にラメラを配すチェルシー戦と同じ[4-3-1-2]に布陣を変更。前半同様に攻勢を強めていくが、長いボールを使うインテルに対してプレスがハマり切らず、逆に間のスペースをブロゾビッチやボルハ・バレロにうまく使われ、徐々に自陣までボールを運ばれる場面が増えていく。
▽流れを変えたいポチェッティーノ監督は62分にルーカスを下げてソン・フンミン、70分にラメラを下げてエリクセンを投入。切り札のエリクセンは早速得意のプレースキックでヴェルトンゲンの決定機をお膳立てもゴールには結びつかない。
▽一方、粘り強い守備で失点を凌ぐインテルも76分にこの試合最大の決定機を迎える。ボルハ・バレロの浮き球パスに抜け出したペリシッチがゴール左から強烈なシュートを放つが、これはGKロリスのビッグセーブに阻まれた。
▽すると、守護神のビッグプレーで流れを引き寄せたトッテナムは80分にようやくゴールをこじ開ける。相手陣内右サイドで縦に仕掛けたムサ・シソコが味方をオトリにするするとボックス内まで侵入し、中央でフリーのデレ・アリにパス。巧みな反転から左でフリーのエリクセンへ丁寧に繋ぐと、これをデンマーク代表MFが左足で豪快にゴールネットへ突き刺した。
▽最高の時間帯に先制点を奪ったトッテナムはウィンクスを下げてより守備的なダイアーをピッチに送り込む。対するインテルはナインゴランに続きデ・フライが負傷しミランダ、さらにポリターノに代えてケイタをピッチに送り込む。
▽試合終盤にはインテルが攻めてトッテナムが受けに回るこれまでと逆の展開となるが、後半アディショナルタイムにセットプレーの流れからアサモアが放った強烈なミドルシュートは相手DFのブロックに阻まれ、試合はこのままタイムアップ。途中出場のエリクセンのゴールで競り勝ったトッテナムがインテルを抜きグループ2位に浮上。なお、最終節ではトッテナムがすでに首位通過を決めたバルセロナとのアウェイ戦、インテルが最下位が確定したPSVとのホームゲームに臨む。
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▽前節、首位のバルセロナ(勝ち点10)が決勝トーナメント進出を決定した中、グループBの残り1枠を争う3位のトッテナム(勝ち点4)と、2位のインテル(勝ち点7)による重要な一戦。▽一方、前節ホームでバルセロナ相手に貴重な勝ち点1を得たインテルは直後のリーグ戦でアタランタに大敗も、直近のリーグ戦では格下フロジノーネ相手に一部主力を温存し3-0の快勝。代表ウィークの中断期間でチームを立て直し、良い形で聖地ウェンブリーでの一戦を迎えた。なお、フロジノーネ戦で温存されたイカルディやペリシッチ、ブロゾビッチ、ヴェシーノが復帰し現状のベストメンバーが揃った。
▽引き分けでも突破が決まるアウェイのインテルに対して、勝ち点3奪取必須のホームチームが攻勢を見せる入りとなる。イカルディを前線に残して[4-5]の守備ブロックを自陣に敷くインテルに対し、トッテナムは前から圧力をかけていく。
▽7分にはボックス左で仕掛けたケインが最初の決定機を作ると、12分には再びケインの縦への仕掛けからボックス手前でフリーのデレ・アリがシュートを放つ。さらに19分にはムサ・シソコの馬力のある突破から今度はラメラにシュートチャンスも枠に飛ばすことができない。
▽一方、相手のショートパスを警戒してかセーフティなロングボールが目立つインテルはイカルディやナインゴランが孤立する場面が多くなかなかフィニッシュまで持ち込めず。それでも20分を過ぎると、イカルディやペリシッチの仕掛けから得たセットプレーから相手ゴールに迫る場面も創出する。
▽中央をしっかりと固める相手の守備に手を焼くトッテナムだが、30分にこの試合最大の決定機が訪れる。自陣右サイドを見事な仕掛けで突破したムサ・シソコのグラウンダーの横パスを中央のデレ・アリがスルー。これを後方から走り込んだルーカスがダイレクトシュートもGKハンダノビッチのセーブに遭う。さらに38分にはボックス付近での細かい繋ぎからウィンクスが狙いすましたミドルシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
▽前半終盤には負傷したナインゴランがプレー続行不可能となり、44分にボルハ・バレロが緊急投入される。そのボルハ・バレロは投入直後にボックス中央でいきなりシュートチャンスを迎えるが、ここはDFオーリエの素早い寄せに阻まれた。
▽ゴールレスで折り返した試合。早い時間帯にゴールがほしいトッテナムはルーカスを最前線でケインと並べ、トップ下にラメラを配すチェルシー戦と同じ[4-3-1-2]に布陣を変更。前半同様に攻勢を強めていくが、長いボールを使うインテルに対してプレスがハマり切らず、逆に間のスペースをブロゾビッチやボルハ・バレロにうまく使われ、徐々に自陣までボールを運ばれる場面が増えていく。
▽流れを変えたいポチェッティーノ監督は62分にルーカスを下げてソン・フンミン、70分にラメラを下げてエリクセンを投入。切り札のエリクセンは早速得意のプレースキックでヴェルトンゲンの決定機をお膳立てもゴールには結びつかない。
▽一方、粘り強い守備で失点を凌ぐインテルも76分にこの試合最大の決定機を迎える。ボルハ・バレロの浮き球パスに抜け出したペリシッチがゴール左から強烈なシュートを放つが、これはGKロリスのビッグセーブに阻まれた。
▽すると、守護神のビッグプレーで流れを引き寄せたトッテナムは80分にようやくゴールをこじ開ける。相手陣内右サイドで縦に仕掛けたムサ・シソコが味方をオトリにするするとボックス内まで侵入し、中央でフリーのデレ・アリにパス。巧みな反転から左でフリーのエリクセンへ丁寧に繋ぐと、これをデンマーク代表MFが左足で豪快にゴールネットへ突き刺した。
▽最高の時間帯に先制点を奪ったトッテナムはウィンクスを下げてより守備的なダイアーをピッチに送り込む。対するインテルはナインゴランに続きデ・フライが負傷しミランダ、さらにポリターノに代えてケイタをピッチに送り込む。
▽試合終盤にはインテルが攻めてトッテナムが受けに回るこれまでと逆の展開となるが、後半アディショナルタイムにセットプレーの流れからアサモアが放った強烈なミドルシュートは相手DFのブロックに阻まれ、試合はこのままタイムアップ。途中出場のエリクセンのゴールで競り勝ったトッテナムがインテルを抜きグループ2位に浮上。なお、最終節ではトッテナムがすでに首位通過を決めたバルセロナとのアウェイ戦、インテルが最下位が確定したPSVとのホームゲームに臨む。
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