マンチーニ、イタリア代表の将来に自信「あらゆる大会で競争できるチームになる」

2018.11.19 23:50 Mon
イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが18日、イタリア国営放送『RAI』のテレビ番組『ケ・テンポ・ファ』に出演し、代表に期待を寄せている。

イタリアは昨年、ロシア・ワールドカップ欧州予選において、スウェーデンとのプレーオフに敗れ、60年ぶりにW杯出場を逃した。新指揮官マンチーニの下、5月に再出発を切ったイタリアだが、依然として得点力不足に悩まされるなど苦悩は続く。だがマンチーニは将来を見据え、代表の復活に自信を見せる。

「やや不運に見舞われる場面もあったが、このチームが将来、あらゆるタイトルを目指し、競争していけるようになることを証明していると思う。ただレベルアップしていくだけだ。(17日にネーションズリーグのポルトガル戦が行われたサンシーロでの歓迎ぶりには)嬉しく思う。代表に対する愛着を再び感じることができたのは、最も大切なことであり、喜ばしいことだ」

「それも選手たちのおかげだ。本当に良いプレーを見せてくれた。道のりはまだまだ長いが、仕事に取り組んで行くつもりだ。若手選手を加えて世代交代を図りつつ、良いプレーを見せられるよう挑戦している。重要なことだが、まだ先は長い」

マンチーニは今回、元イタリア代表のレジェンド、アンドレア・ピルロ氏の後継者とされるブレシアのMFサンドロ・トナーリやユヴェントスのFWモイゼ・ケーンら10代の若者を呼び寄せた。

「彼らのことをよく見たいし、知りたい。若手選手の多くが出場機会に恵まれて、できる限り早く、素晴らしい将来をつかむことができることを願っている。非常に優秀な若手がいると思うが、経験を積まなければならないだろう」


提供:goal.com

PR
関連ニュース

コモが21年ぶりのセリエA昇格を掴む! セスクがアシスタントコーチ、アンリが投資するチーム…残り1枠は6チームでの昇格POで決定

10日、セリエB最終節が行われ、コモが21年ぶりのセリエA昇格を決めた。 すでにパルマのセリエA昇格が決定していた中、2位の自動昇格圏をコモ(勝ち点72)とヴェネツィア(勝ち点70)が争っていた。 2位のコモはホームにコゼンツァを迎えての最終節。試合は30分に先制を許す展開となったが、74分にPKを獲得。シモーネ・ヴェルディがしっかりと決めて1-1のドローに終わった。 コモが勝ち点を73とした中、3位につけていたヴェネツィアは、得失点差で上回っているために勝利すれば逆転で2位になる結果に。最終節はアウェイでスペツィアと対戦した。 他会場の結果に関わらず、勝利しなければ逆転での昇格はなかったヴェネツィア。試合は17分にジェイ・イツェスのゴールで先制。そのままリードを保ち、ハーフタイムの時点では昇格できる状態だったが、56分、61分と連続失点。そのまま2-1で敗れ、セリエA昇格はプレーオフに持ち越されることとなった。 コモは2002-03シーズン以来のセリエA挑戦に。アシスタントコーチにはアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーした元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏がおり、最高経営責任者(CEO)はチェルシーのレジェンドでもある元イングランド代表MFのデニス・ワイズ氏。また、投資家には元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏もいるという豪華な顔ぶれ。優勝を果たしたパルマとともに来季の昇格を決めた。 なお、3位のヴェネツィアの他、4位のクレモネーゼ、5位のカタンツァーロ、6位のパレルモ、7位のサンプドリア、8位のブレシアが残りの1枠を争い昇格プレーオフを戦う。 プレーオフは17日にパレルモvsサンプドリア、18日にカタンツァーロvsブレシアが行われ、20日にはパレルモ/サンプドリアvsヴェネツィア、21日にはカタンツァーロ/ブレシアvsクレモネーゼが行われ、30日と6月2日にプレーオフ決勝が行われ、3クラブ目の昇格チームが決定する。 なお、18位のアスコリ、19位のフェラルピサロ、20位のレッコがセリエCに降格。16位テルナーナと17位のバーリが残りの1枠を争うこととなる。 2024.05.11 08:42 Sat

終盤に畳みかけたインテルがフロジノーネに5発圧勝【セリエA】

インテルは10日、セリエA第36節でフロジノーネとのアウェイ戦に臨み、5-0で圧勝した。 前節サッスオーロにシーズンダブルを許した王者インテル(勝ち点89)は、ラウタロやチャルハノール、バストーニら主力を半数ほどベンチスタートとした中、テュラムとアルナウトビッチの2トップで臨んだ。 降格圏の18位ウディネーゼと2ポイント差の16位フロジノーネ(勝ち点32)に対し、守勢の入りとなったインテルは9分、スーレのミドルでGKゾンマーを強襲される。 それでも19分、高い位置でボールを奪った流れから先制する。ディマルコのスルーパスをボックス左で引き出したテュラムのクロスにフラッテージが合わせた。 その後もリトリートしながら試合を進めるインテルは25分、ブレシャニーニの強烈なミドルをGKゾマーが好守で阻止。さらに41分のシェディラのシュートがバーに直撃した中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半開始4分、ヘイニエルのミドルでGKゾンマーを強襲されたインテルは、52分にもピンチ。クアドラードのボールロストでピンチを招くと、ヴァレリにボックス手前から際どいシュートを打たれた。 さらに56分、ロングカウンターを受けた流れからゾルテアにGKゾンマーを強襲されたインテルだったが、2分後にCKからビセックのヘディングシュートがバーに直撃すると、60分に追加点。 ボックス右でバレッラのスルーパスを引き出したフラッテージのクロスをフリーのアルナウトビッチが難なく押し込んだ。 その後、ゴールを挙げたフラッテージとアルナウトビッチを下げる余裕を見せたインテルは78分にブキャナンに移籍後初ゴールが生まれると、80分にはラウタロが2月末以来となるゴールを決めて4-0。 止まらないインテルはテュラムにもゴールが生まれて終わってみれば5発圧勝としている。 2024.05.11 05:43 Sat

【セリエA第36節プレビュー】同勝ち点で並ぶ5位アタランタと6位ローマによるCL出場権争い

前節はローマとユベントスによるチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが行われ、譲らず1-1の引き分け決着となった。そしてジェノアに引き分けた2位ミランの5位以上が確定し、CL出場権を確保している。迎える第36節、勝ち点60で並ぶ5位アタランタと6位ローマによるCL出場権を懸けた大一番が開催される。 1試合消化が少ない中、ローマと同勝ち点で並ぶアタランタは前節、降格の決まっている最下位サレルニターナに逆転勝利。後半に好調FWスカマッカとMFコープマイネルスにゴールが生まれた。そして木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝ではマルセイユ相手に3-0と快勝。見事決勝進出を果たした。翌水曜にはユベントスとのコッパ・イタリア決勝を控えるが、ここはローマとのシックスポインターに全力で挑みたい。 対するローマは前節、ユベントスにドロー。先制する展開としたが、追いつかれての引き分けとなった。そして木曜に行われたELレバークーゼン戦は2点を先行して一時2戦合計スコアで追いついたものの、そこから驚異の粘りを見せ付けられて引き分けに終わってしまった。EL2連覇が絶たれた中、切り替えて来季のCL出場権獲得に邁進できるか。 勝利すれば5位以上が確定した前節ローマ戦を引き分けた3位ユベントス(勝ち点66)は、最下位サレルニターナ(勝ち点15)と対戦。残り2試合がボローニャ、モンツァと難敵との対戦が待ち構えているだけにユベントスとしてはアタランタとのコッパ決勝を控えるものの、ここは必勝としてCL出場権を確保しておきたいところ。 MF鎌田が先制点に絡んだものの、モンツァに引き分けに持ち込まれた7位ラツィオ(勝ち点56)は17位エンポリ(勝ち点32)と対戦。ボランチで好プレーを続ける鎌田はモンツァ戦でもゴールに直結するミドルを放ち、好調を持続。FWジュリッチにドッピエッタを許して痛い引き分けとなったが、残留争いに巻き込まれているエンポリを下してCL出場の可能性を残せるか。 ローマの結果次第では今節にも60季ぶりの欧州最高峰の舞台返り咲きが決まる4位ボローニャ(勝ち点64)は8位ナポリ(勝ち点51)と対戦。ここ2試合は守備を固めてきた相手を崩しきれない状況が続き、2戦連続ドローのボローニャだが、ナポリはオープンな展開を挑んでくることが予想されるため好勝負が期待される。次節はユベントスとの上位対決を控えるが、その前にCL出場を決めてしまえるか。 その他、サッスオーロにまさかのシーズンダブルを許した王者インテル(勝ち点89)は金曜に16位フロジノーネ(勝ち点32)と、CL出場を決めた2位ミラン(勝ち点71)は15位カリアリ(勝ち点33)と対戦する。 ◆セリエA第36節 ▽5/10(金) 《27:45》 フロジノーネvsインテル ▽5/11(土) 《25:00》 ナポリvsボローニャ 《27:45》 ミランvsカリアリ ▽5/12(日) 《19:30》 ラツィオvsエンポリ 《22:00》 ジェノアvsサッスオーロ ヴェローナvsトリノ 《25:00》 ユベントスvsサレルニターナ 《27:45》 アタランタvsローマ ▽5/13(月) 《25:30》 レッチェvsウディネーゼ 《27:45》 フィオレンティーナvsモンツァ 2024.05.10 18:00 Fri

今季17ゴールのヴラホビッチがユベントスとの新契約を希望、高額年俸の扱いが焦点に?

セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)は、ユベントスとの新契約に前向きなようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ヴラホビッチは2022年1月に、フィオレンティーナから4年半契約でユベントスに加入。今シーズンはセリエAで30試合16ゴール3アシスト、コッパ・イタリアで4試合1ゴールの成績を残しており、リーグ得点ランキングでは2位につけている。 当然、チームにとって欠かせない選手であるはずのヴラホビッチだが、その契約内容がクラブにとっては頭痛の種に。ヴラホビッチの年俸は2024-25シーズンから引き上げられる条項が契約に存在しており、来季から年俸1200万ユーロ(約20億円)を受け取る予定となっている。 しかし、財政難に苦しむクラブにとってこの年俸は非常に厳しいものとなっており、それゆえ今夏にヴラホビッチ売却の可能性も取りざたされていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ヴラホビッチはユベントスとの新契約に乗り気とのこと。クラブも契約期間延長によって年俸負担を分散させたいと考えており、現在のところ両者の思惑は一致しているようだ。 ユベントスとしては年俸問題さえ解決されれば、大きな戦力であるヴラホビッチを売却する理由はなし。このまま交渉が順調に進んでいけば、今夏によほど巨大なオファーが届かない限り、引き続きユベントスでプレーすることが予想される。 2024.05.09 11:55 Thu

念願のCB起用にスクデット…インテル移籍で充実のパヴァール「バイエルンで全て勝ち獲ってしまってね」

インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(28)があれこれ語った。 加入1年目でスクデットのパヴァール。前所属バイエルンでなかなか叶わなかった「センターバック起用」も叶えての栄冠…CLは獲れずも、充実の1年だったのではないだろうか。 まだシーズンは終わっていないが、状況も落ち着いたことでイタリア『La Repubblica』のロングインタビューに応じ、インテル加入の経緯、また指揮官について語った。 「バイエルンで獲れるタイトルは全て勝ち獲ってしまってね…。いち選手として変化が必要だったんだ。(昨夏)27歳の僕は、ドイツでの7年間を経て、新たな国への冒険を探した」 「たまたまミラノへ来て、友達と飛行機の中でおしゃべりするなかで生まれたのが『インテルへ行く』というアイデア。その時バイエルンを去る決意も自分の中で秘めてたし、インテルも僕を欲しがってくれるようになった」 「元々イタリア、セリエAの情熱的な雰囲気が好きだった。子どものころ、プレイステーションでインテルを使ってたのが懐かしいな。ハドリアヌス(アドリアーノ氏)の雄叫びもよく覚えているよ」 バイエルン時代からセリエA行きの願望を公言しつつ、いざやってきたインテル。他の選手同様、パヴァールもシモーネ・インザーギ監督への信頼が非常に厚い。 「インザーギは全ての称賛に値する。彼は選手と対話し、多くの自由を与えてくれるよ。3バックの守りは僕も経験済みだったけど、これまではカバーリングに重点が置かれた。インテルではピッチを行ったり来たりする」 「思うに、インザーギは『何事も過小評価しない男』。彼のメンタリティがインテルの仲が良い雰囲気を醸成している」 2024.05.08 16:45 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly