川崎F、J史上5クラブ目の連覇達成! 8戦ぶり黒星も広島も敗戦《J1》
2018.11.10 16:05 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第32節のセレッソ大阪vs川崎フロンターレが10日に、ヤンマースタジアム長居で行われ、2-1でC大阪が勝利した。
▽ここまで11勝11分け9敗で8位につけるC大阪(勝ち点44)と、19勝6分け6敗で首位を走る川崎F(勝ち点63)が激突した。6日に行われた第28節延期分で名古屋グランパスに0-1で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得が絶望的となったC大阪は、その一戦から先発メンバーを2人変更。田中裕介に代えて松田を起用した。また、メンバー発表時には高木が先発に名を連ねていたものの、アップ中の負傷により田中亜土夢が起用された。
▽一方、前節の柏レイソル戦を3-0で勝利し、7戦無敗でついにJ1連覇に王手をかけた川崎Fは、その一戦から先発メンバーを3人変更。GK新井、下田、柏戦で左眼窩底骨折と診断された小林に代えて、出場停止明けのGKチョン・ソンリョン、負傷から復帰した車屋と大島をピッチに送り出した。
▽勝てば無条件、引き分け以下でも他会場で行われる2位・サンフレッチェ広島vs10位・ベガルタ仙台の結果次第でリーグ優勝が決まる川崎Fは、4分に中村がミドルシュートを放ち、いきなりC大阪ゴールを脅かす。さらに10分にはカウンターから登里のスルーパスを受けた阿部が、ボックス右から左足でシュートを放つも、どちらもGKキム・ジンヒョンに防がれた。
▽川崎Fのリーグ優勝をホームで許す訳にはいかないC大阪も反撃。17分、敵陣ボックス左外で山口がボール奪うと、ボックス左手前の杉本が山口とのパス交換から素早く右足を振り抜くが、シュートはゴール左外へと外れた。
▽これを機にC大阪が川崎Fを押し込み始める。40分、ボックス右手前でボールを持った山口がゴール前へ絶妙クロス。これを最終ラインからうまく抜け出した柿谷が飛び込んだが、ボールは頭をかすめてゴール左外へと外れてしまう。
▽さらにC大阪は44分、右CKの流れから松田の落としをソウザがボックス手前からミドルシュート。これが枠を捉えたが、GKチョン・ソンリョンの好守に阻まれる。さらにその直後には丸橋がボックス右外から左足でクロスを送ると、ゴール前で混戦に。最後は杉本が右足を振り抜くも、枠を捉えきれず、絶好の先制チャンスを逃してしまう。
▽後半に入ると、前半終盤押し込まれていた川崎Fが再び攻勢に。しかし、これに動じないC大阪は、古巣対決に燃える男が先制点を奪う。55分、敵陣中央から杉本が左サイドに展開し、自身はボックス内へ。田中亜土夢のクロスを呼び込むと、ファーストタッチで谷口を置き去りにし、左足でシュートを放つ。ボールはGKチョン・ソンリョンの手を弾いてゴールに吸い込まれた。
▽先制点を奪われた川崎Fは、反撃に出ようとするものの、先制して勢いあるC大阪に跳ね返されてしまう。73分には家長のスルーパスに抜け出した車屋がボックス左外からクロス。中央の知念が頭で合わせたが、威力は弱くGKキム・ジンヒョンにキャッチされた。
▽勝利でリーグ優勝を決めたい川崎Fは、76分に阿部とエウシーニョに代えて齋藤と鈴木を投入する。しかし、C大阪の粘りの前にゴールをこじ開けることができない。それでも89分、敵陣ボックス手前で水沼がバックパス。これに知念が諦めずに追うと、GKキム・ジンヒョンの足がひっかかり、PKを獲得する。
▽土壇場で得た同点のチャンス。これを家長がキッカーを務めると、ゴール右へと冷静に突き刺して試合を振り出しに戻した。
▽追いつかれたC大阪。しかし、試合終了間際にホームの意地を見せる。後半アディショナルタイム4分、左サイドを駆け上がった福満がボックス内に低いクロスを供給。走り込んだ山村が右足を合わせると、ボールは相手DFに当たってゴールへ。試合終了間際に再び2-1と勝ち越し、試合終了。C大阪がホームの意地を見せ、3試合ぶり白星を飾った。
▽勝利することができなかった川崎F。しかし、同時刻にキックオフを迎えた広島vs仙台の一戦で、広島が敗れたたため、川崎Fが2年連続2回目のJリーグ優勝を成し遂げた。
▽ここまで11勝11分け9敗で8位につけるC大阪(勝ち点44)と、19勝6分け6敗で首位を走る川崎F(勝ち点63)が激突した。6日に行われた第28節延期分で名古屋グランパスに0-1で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得が絶望的となったC大阪は、その一戦から先発メンバーを2人変更。田中裕介に代えて松田を起用した。また、メンバー発表時には高木が先発に名を連ねていたものの、アップ中の負傷により田中亜土夢が起用された。
▽勝てば無条件、引き分け以下でも他会場で行われる2位・サンフレッチェ広島vs10位・ベガルタ仙台の結果次第でリーグ優勝が決まる川崎Fは、4分に中村がミドルシュートを放ち、いきなりC大阪ゴールを脅かす。さらに10分にはカウンターから登里のスルーパスを受けた阿部が、ボックス右から左足でシュートを放つも、どちらもGKキム・ジンヒョンに防がれた。
▽川崎Fのリーグ優勝をホームで許す訳にはいかないC大阪も反撃。17分、敵陣ボックス左外で山口がボール奪うと、ボックス左手前の杉本が山口とのパス交換から素早く右足を振り抜くが、シュートはゴール左外へと外れた。
▽その後川崎Fがボールを保持する時間が続くも、C大阪も守備の安定を保ち、決定機を作らせない。ややこう着した時間帯が続くと、優勝を目指す川崎Fにアクシデント。36分、登里が松田との接触で足を負傷してしまい、知念をスクランブル投入する事態に見舞われる。
▽これを機にC大阪が川崎Fを押し込み始める。40分、ボックス右手前でボールを持った山口がゴール前へ絶妙クロス。これを最終ラインからうまく抜け出した柿谷が飛び込んだが、ボールは頭をかすめてゴール左外へと外れてしまう。
▽さらにC大阪は44分、右CKの流れから松田の落としをソウザがボックス手前からミドルシュート。これが枠を捉えたが、GKチョン・ソンリョンの好守に阻まれる。さらにその直後には丸橋がボックス右外から左足でクロスを送ると、ゴール前で混戦に。最後は杉本が右足を振り抜くも、枠を捉えきれず、絶好の先制チャンスを逃してしまう。
▽後半に入ると、前半終盤押し込まれていた川崎Fが再び攻勢に。しかし、これに動じないC大阪は、古巣対決に燃える男が先制点を奪う。55分、敵陣中央から杉本が左サイドに展開し、自身はボックス内へ。田中亜土夢のクロスを呼び込むと、ファーストタッチで谷口を置き去りにし、左足でシュートを放つ。ボールはGKチョン・ソンリョンの手を弾いてゴールに吸い込まれた。
▽先制点を奪われた川崎Fは、反撃に出ようとするものの、先制して勢いあるC大阪に跳ね返されてしまう。73分には家長のスルーパスに抜け出した車屋がボックス左外からクロス。中央の知念が頭で合わせたが、威力は弱くGKキム・ジンヒョンにキャッチされた。
▽勝利でリーグ優勝を決めたい川崎Fは、76分に阿部とエウシーニョに代えて齋藤と鈴木を投入する。しかし、C大阪の粘りの前にゴールをこじ開けることができない。それでも89分、敵陣ボックス手前で水沼がバックパス。これに知念が諦めずに追うと、GKキム・ジンヒョンの足がひっかかり、PKを獲得する。
▽土壇場で得た同点のチャンス。これを家長がキッカーを務めると、ゴール右へと冷静に突き刺して試合を振り出しに戻した。
▽追いつかれたC大阪。しかし、試合終了間際にホームの意地を見せる。後半アディショナルタイム4分、左サイドを駆け上がった福満がボックス内に低いクロスを供給。走り込んだ山村が右足を合わせると、ボールは相手DFに当たってゴールへ。試合終了間際に再び2-1と勝ち越し、試合終了。C大阪がホームの意地を見せ、3試合ぶり白星を飾った。
▽勝利することができなかった川崎F。しかし、同時刻にキックオフを迎えた広島vs仙台の一戦で、広島が敗れたたため、川崎Fが2年連続2回目のJリーグ優勝を成し遂げた。
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