新事実…シュマイケル、会長死の目撃者だった
2018.11.02 09:00 Fri
▽レスター・シティに多くの悲しみと衝撃を与えたオーナー搭乗のヘリコプター墜落事故。レスター・シティでプレーするデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルは、その惨劇の目撃者だったことが明らかになった。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
▽ヘリコプターの墜落事故は、10月27日にレスター・シティのホームで行われたプレミアリーグ第10節のウェストハム戦後に発生。オーナーを務めるヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら5名が搭乗したヘリコプターは、スタジアムに隣接する駐車場に墜ち、全員の死亡が確認された。
▽そのレスター・シティの指揮を執るクロード・ピュエル監督の証言によれば、当時の自身はオフィスに滞在。スタジアム内に残るシュマイケルは、事故現場に駆けつけ、炎が包むヘリコプターからの救出を試みたが、警察官に制止されたという。
▽ピュエル監督は事故発生直後、現場に向かうシュマイケルの姿が確認されている件について問われると、次のように言及。事実を認めたが、本人のため、具体的な言及を避けた。
「彼はあの当時、試合後のスタジアムに長く居残った唯一の選手。我々は彼の目に映った光景を知っている。難しく、ひどい時間だ」
「全選手と同じように、カスパーの中でも過去の会長とのあらゆる出来事が崩壊した」
「私自身も試合前に彼(会長)と会った。彼は幸せそうな笑顔で、我々と話をした。もちろん、その場は楽しかった」
「あの当時、あのようなことが起きるなんて到底イメージできるものじゃない」
▽ヘリコプターの墜落事故は、10月27日にレスター・シティのホームで行われたプレミアリーグ第10節のウェストハム戦後に発生。オーナーを務めるヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら5名が搭乗したヘリコプターは、スタジアムに隣接する駐車場に墜ち、全員の死亡が確認された。
▽そのレスター・シティの指揮を執るクロード・ピュエル監督の証言によれば、当時の自身はオフィスに滞在。スタジアム内に残るシュマイケルは、事故現場に駆けつけ、炎が包むヘリコプターからの救出を試みたが、警察官に制止されたという。
「彼はあの当時、試合後のスタジアムに長く居残った唯一の選手。我々は彼の目に映った光景を知っている。難しく、ひどい時間だ」
「あまり細かいことまで話したくない。カスパーのために。彼はこの瞬間も生きていて、たくさんの瞬間を目にした」
「全選手と同じように、カスパーの中でも過去の会長とのあらゆる出来事が崩壊した」
「私自身も試合前に彼(会長)と会った。彼は幸せそうな笑顔で、我々と話をした。もちろん、その場は楽しかった」
「あの当時、あのようなことが起きるなんて到底イメージできるものじゃない」
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