【J1ピックアッププレビュー】“静岡ダービー”決着へ…満員のアイスタで最後に笑うのは《清水vs磐田》

2018.10.06 18:31 Sat
©︎J.LEAGUE
▽明治安田生命J1リーグ第29節が5日から7日にかけて行われる。今節では、9位・清水エスパルス(勝ち点37)と、12位・ジュビロ磐田(勝ち点33/1試合未消化)の静岡ダービーが、7日にIAIスタジアム日本平で開催される。

◆昨季の借りを返せるか~清水エスパルス~
▽後半戦不安定な戦いが続き、直近5試合では白星と黒星が交互に並ぶ清水。しかし、前節のFC東京戦では、自信を手に。3位に位置する相手に攻守で圧倒すると、2ゴールに加えて10試合ぶりのクリーンシート。降格圏内との勝ち点差も広げ、残留争いから一歩抜け出すことに成功した。
▽前節内容と結果が伴い、今節の静岡ダービーは良いムードで迎える。昨シーズンはリーグ戦とYBCルヴァンアップで3戦全敗という屈辱を味わった。今シーズンはルヴァンカップで1勝1敗。リーグ戦ではスコアレスドローとイーブン。今節の勝利で勝ち越し、昨季の借りを何としても返したいところだ。

◆天皇杯の勢いは残っているか~ジュビロ磐田~
▽リーグ戦直近4試合未勝利と苦しい状況が続いた磐田。それでも9月26日に行われた天皇杯ラウンド16では北海道コンサドーレ札幌に4-2で勝利し、ベスト8進出を決めた。しかし、この良い流れをリーグ戦に持ち込みたかったが、前節の湘南ベルマーレ戦が台風24号の影響で延期となってしまった。

▽これが予想以上に磐田を苦しめた。湘南戦翌日に予定していた練習試合が中止になると、クラブハウスのみならず、選手・スタッフの自宅で停電や断水が。さらに湘南戦で出場停止予定だった札幌戦勝利の立役者であるMF山田大記が、延期の影響で今節出場停止となってしまった。それでも1試合未消化ながら降格圏内との勝ち点差はわずか「3」と勝たなくてはならない状況。静岡ダービーとなれば尚更だ。この逆境を跳ね返し、残留へのきっかけを掴めるか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆清水エスパルス[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:六反勇治
DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、竹内涼、白崎凌兵、石毛秀樹
FW:ドウグラス、北川航也
監督:ヤン・ヨンソン
▽前節からの変更は1点か。これまでリーグ戦全試合に先発してきたMF河井陽介が負傷により欠場の可能性。ボランチにMF白崎凌兵が入り、MF石毛秀樹が左サイドを務めることになりそうだ。昨シーズンのホームでの対戦で退場処分を受けたDF松原后は、アイスタで悔しさを晴らせるか。

◆ジュビロ磐田[3-5-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:カミンスキー
DF:高橋祥平、大井健太郎、森下俊
MF:田口泰士、上原力也
MF:櫻内渚、中村俊輔、エレン
FW:大久保嘉人、川又堅碁
監督:名波浩
▽一方の磐田は上述通り、山田が出場停止。代役はMF上原力也が務めることになりそうだ。また、今夏に加入したDFエレンが今季初先発の見込み。2トップは、FW大久保嘉人とFW川又堅碁が並びそうだ。

【注目選手】
◆FW北川航也(清水エスパルス)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽ダービー勝利のカギを握るのは、FW北川航也だ。22歳のオレンジ軍団期待のFWは、今シーズンJ1リーグでここまで9得点と飛躍。前線からの守備など得点以外での貢献度も高く、チームに欠かせない存在となりつつある。現在2試合連続ゴール中。リーグ戦での前回対戦では出場せず、悔しい思いもある。キャリア初の3試合連続ゴールと2桁ゴール到達で勝利に導けるか。

◆FW大久保嘉人(ジュビロ磐田)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽一方、磐田のキープレーヤーは、大久保だ。今夏川崎フロンターレから加入したゴールハンターは、直近5試合で先発して2ゴール中。そして、今節自身初の静岡ダービーに臨む。そんな大久保はこれまでのキャリアで清水戦18試合13ゴールと相性が良い。C大阪時代には大阪ダービー、川崎F時代には多摩川クラシコと神奈川ダービーを経験してきたベテランFWは、静岡の地でも躍動なるか。清水キラーの動きに注目だ。

◆1勝1分け1敗で迎える今季最後の“静岡ダービー”
▽勝ち点差「4」で迎える今季最後の静岡ダービー。両者にとって残留に向けた重要な一戦となるが、それ以上に勝たなくてはいけない理由がある。今季はこれまで3度対戦してきたが、1勝1分け1敗と互角。リーグでの前回対戦もゴールレスドローに終わった。つまり、今節は静岡を代表する2チームが今季の決着をつける一戦だ。

▽この一戦のチケットは完売。満員のアイスタで最後に笑うのは、清水か、それとも磐田か。今季最後の静岡ダービーは、7日の15時にキックオフを迎える。
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