【J1ピックアッププレビュー】上との勝ち点差は「3」…残留&優勝へ追うのみの両者激突《長崎vs川崎F》
2018.09.29 08:00 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第28節が29日から30日にかけて行われる。29日には、最下位のV・ファーレン長崎(勝ち点27)と、2位の川崎フロンターレ(勝ち点53)がトランスコスモススタジアム長崎で激突する。
◆体力面のアドバンテージ生かせるか~V・ファーレン長崎~
▽残留への可能性を十分残している最下位・長崎。前節のベガルタ仙台戦では、試合を通して劣勢を強いられたものの、最後のところでゴールを許さず。終盤にセットプレーから決めたFW澤田崇のゴールを守り切り、ホームで4カ月ぶりの勝利。前々節の名古屋グランパス戦(◯4-3)に続く勝利で、今シーズン2度目の連勝を飾った。
▽これで残留圏内の15位・サガン鳥栖との勝ち点差は「3」に。7連勝中の名古屋、連勝中の仙台と好調な相手からの勝利で自信も手にした。今節迎える相手は、3戦無敗中の川崎Fと難敵だ。しかし、相手は中2日での試合。苦戦は予想されるが、付け入る隙は十分にある。体力的なアドバンテージを生かして、堅守速攻で王者を苦しめたい。現在17位・ガンバ大阪から15位・鳥栖までの3チームが勝ち点30で並んでいる。そこに追いつくためにも大きな勝利を手にしたい。
◆総合力の高さを見せられるか~川崎フロンターレ~
▽一方、川崎Fは優勝争い一騎打ちに臨む。前節の名古屋グランパス戦では、3-1で勝利した。続く26日の延期分湘南ベルマーレ戦では、GK秋元陽太の好守に阻まれて白星を逃したものの、強い雨風の中で貴重な勝ち点1を奪取。独走を許していた首位・サンフレッチェ広島との勝ち点差もついに「3」まで縮めた。
▽だが、今節に向けては心配な点も。延期分を消化したことで今節は中2日でのアウェイ戦に臨む。コンディション面で相手に分があるのは否めない。質の高い攻撃とカウンターへのケアが湘南戦以上に重要となるだろう。現在首位・広島に対しては得失点差で上回っており、今節の結果次第では首位に立つ可能性もあるだけにポイントロスは避けたいところ。総合力の高さを見せつけて、しっかりと勝ち点3を積み上げたい。
◆V・ファーレン長崎[3-4-2-1]
DF:田上大地、ヨルディ・バイス、高杉亮太
MF:飯尾竜太朗、黒木聖仁、島田譲、翁長聖
FW:澤田崇、中村慶太
FW:鈴木武蔵
監督:高木琢也
▽DF徳永悠平が出場停止から復帰も、前節同様のメンバーを起用することを予想。前節決勝ゴールをあげた澤田は、川崎FのDF谷口彰悟と同級生。シャドーの位置から相手を翻弄できるか注目だ。1トップはチームトップの9得点を記録しているFW鈴木武蔵が務める。
◆川崎フロンターレ[4-2-3-1]
DF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎
MF:大島僚太、下田北斗
MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之
FW:小林悠
監督:鬼木達
▽川崎Fも直帰の湘南戦同様のメンバーを予想。しかし、中2日ということを考慮すれば、数名の入れ替えはあるかもしれない。長崎の澤田と同級生の谷口は、奈良とセンターバックでコンビを組む。また、DF車屋紳太郎も澤田の後輩。先輩たちの前で躍動なるか。
【注目選手】
◆DFヨルディ・バイス(V・ファーレン長崎)
◆FW小林悠(川崎フロンターレ)
◆上を目指すのみの両者…立場は違えど求めるのは同じ勝ち点3
▽残留を目指す長崎と、優勝を目指す川崎F。置かれている立場は違うが、現在長崎は降格圏内の15位・まで勝ち点差「3」、川崎Fも首位まで勝ち点差「3」と求めるものは同じ勝ち点3だ。もちろん、同じ目標を争うライバルたちの試合結果によって、今節で上との差を縮められるかはわからない。それでもここで勝ち点3を奪えるか、奪えないかで今後の戦いを大きく左右するのは間違いない。
▽長崎は体力面のアドバンテージを生かして、いかに粘り強い守備から力のあるカウンターを繰り出せるか。一方、川崎Fは精度の高い攻撃でミスを減らし、押し込んでいけるかがカギとある。目標達成へ重要な一戦。勝利するのは長崎か、それとも川崎Fか。29日の19時にトランスコスモススタジアム長崎でキックオフを迎える。
◆体力面のアドバンテージ生かせるか~V・ファーレン長崎~
▽残留への可能性を十分残している最下位・長崎。前節のベガルタ仙台戦では、試合を通して劣勢を強いられたものの、最後のところでゴールを許さず。終盤にセットプレーから決めたFW澤田崇のゴールを守り切り、ホームで4カ月ぶりの勝利。前々節の名古屋グランパス戦(◯4-3)に続く勝利で、今シーズン2度目の連勝を飾った。
◆総合力の高さを見せられるか~川崎フロンターレ~
▽一方、川崎Fは優勝争い一騎打ちに臨む。前節の名古屋グランパス戦では、3-1で勝利した。続く26日の延期分湘南ベルマーレ戦では、GK秋元陽太の好守に阻まれて白星を逃したものの、強い雨風の中で貴重な勝ち点1を奪取。独走を許していた首位・サンフレッチェ広島との勝ち点差もついに「3」まで縮めた。
▽だが、今節に向けては心配な点も。延期分を消化したことで今節は中2日でのアウェイ戦に臨む。コンディション面で相手に分があるのは否めない。質の高い攻撃とカウンターへのケアが湘南戦以上に重要となるだろう。現在首位・広島に対しては得失点差で上回っており、今節の結果次第では首位に立つ可能性もあるだけにポイントロスは避けたいところ。総合力の高さを見せつけて、しっかりと勝ち点3を積み上げたい。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆V・ファーレン長崎[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:徳重健太DF:田上大地、ヨルディ・バイス、高杉亮太
MF:飯尾竜太朗、黒木聖仁、島田譲、翁長聖
FW:澤田崇、中村慶太
FW:鈴木武蔵
監督:高木琢也
▽DF徳永悠平が出場停止から復帰も、前節同様のメンバーを起用することを予想。前節決勝ゴールをあげた澤田は、川崎FのDF谷口彰悟と同級生。シャドーの位置から相手を翻弄できるか注目だ。1トップはチームトップの9得点を記録しているFW鈴木武蔵が務める。
◆川崎フロンターレ[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:チョン・ソンリョンDF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎
MF:大島僚太、下田北斗
MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之
FW:小林悠
監督:鬼木達
▽川崎Fも直帰の湘南戦同様のメンバーを予想。しかし、中2日ということを考慮すれば、数名の入れ替えはあるかもしれない。長崎の澤田と同級生の谷口は、奈良とセンターバックでコンビを組む。また、DF車屋紳太郎も澤田の後輩。先輩たちの前で躍動なるか。
【注目選手】
◆DFヨルディ・バイス(V・ファーレン長崎)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽王者撃破のカギを握るのは、今夏加入のDFヨルディ・バイスだ。前節3試合ぶりに先発復帰を果たすと、持ち味である大人の強さで7試合ぶりクリーンシートに貢献。さらに攻撃面でもセットプレーから決勝ゴールのきっかけを作った。前回対戦では加入間近のため、ベンチ入りも出場せず。屈指の攻撃力を誇る川崎F相手に粘り強さを見せつけられるか。◆FW小林悠(川崎フロンターレ)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽川崎Fのキープレーヤーは、FW小林悠だ。前節では流動的な動きでチャンスを創出。しかし、自身が獲得したPKは正面に蹴るも失敗に。それでも本人は「後悔していない」と落ち込む素振りはない。責任感の強いエースはこれまでにも数々のミスを取り返してきた。名誉挽回に意気込むエースが勝利に導けるか注目だ。◆上を目指すのみの両者…立場は違えど求めるのは同じ勝ち点3
▽残留を目指す長崎と、優勝を目指す川崎F。置かれている立場は違うが、現在長崎は降格圏内の15位・まで勝ち点差「3」、川崎Fも首位まで勝ち点差「3」と求めるものは同じ勝ち点3だ。もちろん、同じ目標を争うライバルたちの試合結果によって、今節で上との差を縮められるかはわからない。それでもここで勝ち点3を奪えるか、奪えないかで今後の戦いを大きく左右するのは間違いない。
▽長崎は体力面のアドバンテージを生かして、いかに粘り強い守備から力のあるカウンターを繰り出せるか。一方、川崎Fは精度の高い攻撃でミスを減らし、押し込んでいけるかがカギとある。目標達成へ重要な一戦。勝利するのは長崎か、それとも川崎Fか。29日の19時にトランスコスモススタジアム長崎でキックオフを迎える。
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