サムエル氏が新生アルゼンチン代表のチームスタッフに入閣!

2018.08.25 01:25 Sat
Getty Images
▽アルゼンチンサッカー協会(AFA)は24日、かつてレアル・マドリーやローマ、インテルで活躍したDFワルテルサムエル氏(40)が新生アルゼンチン代表のコーチングスタッフに就任したことを発表した。

▽1996年に母国のニューウェルズ・オールドボーイズでプロキャリアをスタートしたサムエルは、優れた身体能力と卓越した守備センスを武器に頭角を現すと、翌年に加入した母国屈指の名門ボカ・ジュニアーズでは、国内リーグとコパ・リベルタドーレスカップ制覇を経験した。
▽そして、2000年に加入したローマでは、同胞FWガブリエル・バティストゥータや元日本代表MF中田英寿、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと共にセリエA制覇に貢献。“エル・ムロ(壁)”の愛称で知られる世界屈指のセンターバックは、レアル・マドリーを経て2005年にインテルへ移籍。

▽9シーズンにわたってプレーしたインテルでは、公式戦236試合17ゴールをマーク。セリエA5連覇に加え、2009-10シーズンにはセリエA、チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリアの3冠制覇に貢献。退団後はバーゼルでプレーし、2015-16シーズン終了後に現役を引退した。

▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でラウンド16敗退を強いられたアルゼンチンは大会後にホルヘ・サンパオリ監督を解任。そして、後任人事が未定の中でリオネル・スカローニ氏を暫定指揮官に指名していた。
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