エジルの新10番お披露目のアーセナルが指揮官古巣のヤングPSGに圧勝!《ICC》
2018.07.28 22:36 Sat
▽インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2018のアーセナルvsパリ・サンジェルマン(PSG)が28日にシンガポールで行われ、アーセナルが5-1で勝利した。
▽一方、オーストリアで行われたバイエルン戦を1-3で落としたPSGはシンガポール遠征の初戦となる今回のアーセナル戦に向けて先発1人を変更。GKにブッフォン、最終ラインにムベ・ソウ、L・ディアラ、リマネ。中盤はジョルジェンとエンソキのウイングバックに、ベルネードとラビオの2センター。3トップはウェア、エンクンク、トゥフィキが入り、新守護神ブッフォンとラビオ、ディアラを除き8人の若手が起用された。
▽昨季までPSGを率い、今季からアーセナルの新指揮官に就任したエメリ監督に注目が集まった“エメリ・ダービー”。試合は出場選手の質で大きく勝るアーセナルが優勢に運んでいくと、13分には中央の密集地帯でボールを持ったムヒタリアンが右サイドのスペースに飛び出したオーバメヤンへ絶妙なスルーパスを通す。そして、快足を飛ばしてボックス付近まで運んだガボン代表FWからのマイナスの折り返しをフリーで走り込んだエジルが右足で難なく流し込んだ。
▽主力3選手の鮮やかなパス交換からキャプテンマークを巻いた新10番エジルのゴールでリードを手にしたアーセナルは、その後も力の劣る相手の急造守備陣を相手にカウンターやシンプルな縦への攻めからチャンスを創出。23分と29分にはボックス内に抜け出したイウォビとオーバメヤンに決定機も、ここはGKブッフォンの好守に阻まれる。
▽迎えた後半、アーセナルはハーフタイム明けにGKレノ、エルネニー、イウォビに代えてGKマルティネス、ラムジー、ラカゼットを入れる3枚の交代を行った。対するPSGは前半と同じメンバーで臨んだ。すると、後半は立ち上がりからPSGのペースに。51分にはボックス手前で得たFKをエンクンクが枠に飛ばすが、ここはGKマルティネスの好守に遭う。しかし、60分にはボックス右で仕掛けたウェアをDFコラシナツが後ろから倒してしまい、PSGがPKを獲得。これをキッカーのエンクンクが冷静に決めて同点に追いついた。
▽試合を振り出しに戻されたアーセナルは64分、エジルとオーバメヤンら主力5人を下げてスミス=ロウやネルソンといった若武者をピッチに送り出す。すると、先日のアトレティコ戦のゴールに続いて17歳のスミス=ロウが魅せる。67分、右サイドのスペースで受けたスミス=ロウがグラウンダーのクロスを入れると、ニアに走り込んだラカゼットがワンタッチで流し込み、アーセナルが勝ち越す。さらに71分には左CKの場面でラムジー、ホールディングがニアと中央で競り勝って繋いだボールをファーのラカゼットが冷静に押し込み、3点目を奪った。
▽バイエルン戦に続き1-3のスコアにされたPSGはラビオやブッフォン、L・ディアラなどを下げて残り15分は10代後半と20代前半のユースチームのようなスカッドで戦うことに。
▽その後は互いにアピールしたい若手選手が積極的な仕掛けでチャンスを作り合った中、87分にはネルソンの右CKをホールディングが頭で、94分にはカウンターからエンケティアが続けてゴールを奪って勝負あり。昨季まで率いたPSG相手に5-1の快勝を収めたエメリ監督率いる新生アーセナルが今大会初勝利を手にした。
アーセナル 5-1 パリ・サンジェルマン
【アーセナル】
エジル(前13)
ラカゼット(後22)
ラカゼット(後26)
ホールディング(後42)
エンケティア(後49)
【パリ・サンジェルマン】
エンクンク(後15[PK])
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▽今大会を共に黒星スタートとなったアーセナルとPSGによる一戦。2日前に行われたアトレティコ・マドリー戦をPK戦の末に落としたアーセナルは、その試合から先発5人を変更。GKにレノ、最終ラインはベジェリン、パパスタソプーロス、ムスタフィ、コラシナツ。中盤はエルネニーとグエンドウジの2センターに2列目はイウォビ、エジル、ムヒタリアン、1トップにオーバメヤンが入った。▽昨季までPSGを率い、今季からアーセナルの新指揮官に就任したエメリ監督に注目が集まった“エメリ・ダービー”。試合は出場選手の質で大きく勝るアーセナルが優勢に運んでいくと、13分には中央の密集地帯でボールを持ったムヒタリアンが右サイドのスペースに飛び出したオーバメヤンへ絶妙なスルーパスを通す。そして、快足を飛ばしてボックス付近まで運んだガボン代表FWからのマイナスの折り返しをフリーで走り込んだエジルが右足で難なく流し込んだ。
▽主力3選手の鮮やかなパス交換からキャプテンマークを巻いた新10番エジルのゴールでリードを手にしたアーセナルは、その後も力の劣る相手の急造守備陣を相手にカウンターやシンプルな縦への攻めからチャンスを創出。23分と29分にはボックス内に抜け出したイウォビとオーバメヤンに決定機も、ここはGKブッフォンの好守に阻まれる。
▽一方、何とか反撃に出たいPSGは30分を過ぎてようやく相手を押し返すと、34分にはペナルティアークでフリーになったウェアが強烈なミドルシュートを放つが、これはGKレノの好守に遭う。さらに39分には右サイド深くをえぐったジェルジェンの折り返しに反応したゴール右のウェアがヒールシュートを狙うが、これは枠の右に外れた。
▽迎えた後半、アーセナルはハーフタイム明けにGKレノ、エルネニー、イウォビに代えてGKマルティネス、ラムジー、ラカゼットを入れる3枚の交代を行った。対するPSGは前半と同じメンバーで臨んだ。すると、後半は立ち上がりからPSGのペースに。51分にはボックス手前で得たFKをエンクンクが枠に飛ばすが、ここはGKマルティネスの好守に遭う。しかし、60分にはボックス右で仕掛けたウェアをDFコラシナツが後ろから倒してしまい、PSGがPKを獲得。これをキッカーのエンクンクが冷静に決めて同点に追いついた。
▽試合を振り出しに戻されたアーセナルは64分、エジルとオーバメヤンら主力5人を下げてスミス=ロウやネルソンといった若武者をピッチに送り出す。すると、先日のアトレティコ戦のゴールに続いて17歳のスミス=ロウが魅せる。67分、右サイドのスペースで受けたスミス=ロウがグラウンダーのクロスを入れると、ニアに走り込んだラカゼットがワンタッチで流し込み、アーセナルが勝ち越す。さらに71分には左CKの場面でラムジー、ホールディングがニアと中央で競り勝って繋いだボールをファーのラカゼットが冷静に押し込み、3点目を奪った。
▽バイエルン戦に続き1-3のスコアにされたPSGはラビオやブッフォン、L・ディアラなどを下げて残り15分は10代後半と20代前半のユースチームのようなスカッドで戦うことに。
▽その後は互いにアピールしたい若手選手が積極的な仕掛けでチャンスを作り合った中、87分にはネルソンの右CKをホールディングが頭で、94分にはカウンターからエンケティアが続けてゴールを奪って勝負あり。昨季まで率いたPSG相手に5-1の快勝を収めたエメリ監督率いる新生アーセナルが今大会初勝利を手にした。
アーセナル 5-1 パリ・サンジェルマン
【アーセナル】
エジル(前13)
ラカゼット(後22)
ラカゼット(後26)
ホールディング(後42)
エンケティア(後49)
【パリ・サンジェルマン】
エンクンク(後15[PK])
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