【超WS的! ロシアW杯出場国ガイド】vol.5/ポルトガル代表:“CR7システム”実装! 若手&ベテランが融合したユーロ王者
2018.06.11 23:20 Mon
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。5カ国目は、ユーロ2016王者のポルトガル代表を紹介する。
◆ポルトガル代表
監督:フェルナンド・サントス
主将:クリスティアーノ・ロナウド
予選成績:9勝/0分け/1敗
W杯出場数:5大会連続7回目
W杯最高位:3位
FIFAランク:4位
◆ソリッドな守備から最短距離でC・ロナウドへ
▽以前用いていた[4-3-3]から、スコアラーをC・ロナウドに絞る[4-4-2]の“CR7システム”にシフトしたポルトガルは、ディフェンスラインをやや低めに設定。一度そこにボールを放り込めば、対人能力に圧倒的な強さを誇るDFペペ、DFブルーノ・アウベス跳ね返し、推進力を持つDFセドリックとDFゲレイロがあっという間にエースまでボールを運ぶだろう。
▽ボランチでは、フィジカルに優れる守備的MFウィリアム・カルバーリョがディフェンスラインの前で目を光らせ、豊富な運動量と高いキック精度を持つMFモウティーニョがコンビを組む。サイドアタッカーにはパス、ドリブルに秀でるMFジョアン・マリオ、MFベルナルド・シウバが配置されることも多いが、圧倒的なテクニックを備えるMFクアレスマ、パスが魅力のアタッカーMFマルティンスなど戦力的に見劣りしないオプションが控えている。
◆超WS的注目プレーヤー
FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/スペイン)
◆登録メンバー
GK
1.ルイ・パトリシオ(スポルティング・リスボン)
12.アントニー・ロペス(リヨン/フランス)
22.ベト(ギョズテペSK/トルコ)
DF
2.ブルーノ・アウベス(レンジャーズ/スコットランド)
3.ペペ(ベシクタシュ/トルコ)
5.ラファエウ・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ)
6.ジョゼ・フォンテ(大連一方/中国)
13.ルベン・ジアス(ベンフィカ)
15.リカルド・ペレイラ(ポルト)
19.マリオ・ルイ(ナポリ/イタリア)
21.セドリック(サウサンプトン/イングランド)
MF
4.マヌエル・フェルナンデス(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
8.ジョアン・モウティーニョ(モナコ/フランス)
10.ジョアン・マリオ(ウェストハム/イングランド)
14.ウィリアム・カルバーリョ(スポルティング・リスボン)
16.ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング・リスボン)
23.アドリエン・シウバ(レスター・シティ/イングランド)
FW
7.クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/スペイン)
9.アンドレ・シウバ(ミラン/イタリア)
11.ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド)
17.ゴンサロ・ゲデス(バレンシア/スペイン)
18.ジェルソン・マルティンス(スポルティング・リスボン)
20.リカルド・クアレスマ(ベジクタシュ/トルコ)
◆グループステージ日程
▽6/15
《27:00》
vsスペイン代表
@フィシュト・スタジアム
▽6/20
《21:00》
vsモロッコ代表
@ルジニキ・スタジアム
▽6/25
《27:00》
vsイラン代表
@モルドヴィア・アレーナ
★いそっぺFCロシアW杯篇~ポルトガル代表~
◆ポルトガル代表
監督:フェルナンド・サントス
主将:クリスティアーノ・ロナウド
予選成績:9勝/0分け/1敗
W杯出場数:5大会連続7回目
W杯最高位:3位
FIFAランク:4位
(C)CWS Brains,LTD.
▽2014年のブラジルW杯でギリシャを率い、1人退場者を出しつつも日本代表の攻撃を凌ぎ切りグループリーグ突破を果たしたのが、今大会でポルトガルを率いるF・サントス監督だ。ブラジルW杯終了後にポルトガル指揮官に就任すると、ポルトガルが誇る“ゴールマシーン”C・ロナウドのためのチームを作るべく守備組織の形成に着手し、2016年のユーロを制覇した。W杯予選では初戦のスイス戦こそ落としたものの、よりカウンターに磨きをかけたその後の9戦では全勝。若手や中堅、ベテランをミックスしたチームを作り上げ、首位突破に導いた。▽以前用いていた[4-3-3]から、スコアラーをC・ロナウドに絞る[4-4-2]の“CR7システム”にシフトしたポルトガルは、ディフェンスラインをやや低めに設定。一度そこにボールを放り込めば、対人能力に圧倒的な強さを誇るDFペペ、DFブルーノ・アウベス跳ね返し、推進力を持つDFセドリックとDFゲレイロがあっという間にエースまでボールを運ぶだろう。
▽ボランチでは、フィジカルに優れる守備的MFウィリアム・カルバーリョがディフェンスラインの前で目を光らせ、豊富な運動量と高いキック精度を持つMFモウティーニョがコンビを組む。サイドアタッカーにはパス、ドリブルに秀でるMFジョアン・マリオ、MFベルナルド・シウバが配置されることも多いが、圧倒的なテクニックを備えるMFクアレスマ、パスが魅力のアタッカーMFマルティンスなど戦力的に見劣りしないオプションが控えている。
▽そして、最前線に構えるのは言わずと知れた大エースFWクリスティアーノ・ロナウドだ。最終予選でも9試合15ゴールと人間離れした数字を残しており、年齢的な不安要素は全くない。相方を務めて好連係を構築しているのは、万能型FWアンドレ・シウバだ。C・ロナウドにボールを供給する役割もこなしつつ、最終予選で10試合9ゴールを奪っており、ポルトガルの将来を担う存在と目されている。さらに、ドリブル、パスでのチャンスメイクができるFWゲデスもポジション争いに名乗りを上げており、充実の陣容と言えよう。
◆超WS的注目プレーヤー
FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/スペイン)
Getty Images
▽ポルトガルの注目選手はレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドだ。説明不要な選手ではあるが、改めて注目していきたい。というのも、母国が悲願の戴冠を果たしたユーロ2016決勝では負傷により前半早々にピッチを退いており、今回のロシアW杯にかける想いには並外れたものがあるだろうからだ。“史上最高の選手は誰か”という話題では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと共に「W杯優勝が足りない」と度々評されるC・ロナウド。自身の活躍で母国を再び頂に引っ張り上げ、議論に終止符を打つことはできるのだろうか。◆登録メンバー
GK
1.ルイ・パトリシオ(スポルティング・リスボン)
12.アントニー・ロペス(リヨン/フランス)
22.ベト(ギョズテペSK/トルコ)
DF
2.ブルーノ・アウベス(レンジャーズ/スコットランド)
3.ペペ(ベシクタシュ/トルコ)
5.ラファエウ・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ)
6.ジョゼ・フォンテ(大連一方/中国)
13.ルベン・ジアス(ベンフィカ)
15.リカルド・ペレイラ(ポルト)
19.マリオ・ルイ(ナポリ/イタリア)
21.セドリック(サウサンプトン/イングランド)
MF
4.マヌエル・フェルナンデス(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
8.ジョアン・モウティーニョ(モナコ/フランス)
10.ジョアン・マリオ(ウェストハム/イングランド)
14.ウィリアム・カルバーリョ(スポルティング・リスボン)
16.ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング・リスボン)
23.アドリエン・シウバ(レスター・シティ/イングランド)
FW
7.クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/スペイン)
9.アンドレ・シウバ(ミラン/イタリア)
11.ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド)
17.ゴンサロ・ゲデス(バレンシア/スペイン)
18.ジェルソン・マルティンス(スポルティング・リスボン)
20.リカルド・クアレスマ(ベジクタシュ/トルコ)
◆グループステージ日程
▽6/15
《27:00》
vsスペイン代表
@フィシュト・スタジアム
▽6/20
《21:00》
vsモロッコ代表
@ルジニキ・スタジアム
▽6/25
《27:00》
vsイラン代表
@モルドヴィア・アレーナ
★いそっぺFCロシアW杯篇~ポルトガル代表~
|
関連ニュース