磐田が山田&川又弾で柏相手に逆転勝利! アウェイ3連勝《J1》

2018.05.05 15:55 Sat
©超ワールドサッカー
▽5日、明治安田生命J1リーグ第13節の柏レイソルvsジュビロ磐田が行われ、1-2で磐田が勝利した。

▽前節の湘南ベルマーレ戦で1-2と勝利した柏と、同じく横浜F・マリノス戦で1-3と勝利した磐田の対戦。柏は前節から2名を変更。DFパク・ジョンス、MF中川寛斗に代えて、DF中山雄太、MF瀬川祐輔を起用した。
▽対する磐田も2名を変更。出場停止となったDFギレルメ、MF山本康裕に代えて、MF宮崎智彦、MF上原力也を起用した。

▽試合は6分、左サイドでクリスティアーノと瀬川がパス交換。瀬川がクリスティアーノのパスに抜けだすとボックス左からクロス。これに伊東がヘッドで合わせるも、シュートは枠を外れる。

▽15分にも柏がチャンス。右サイドで瀬川のパスに反応した伊東がスプリントで勝り、ボックス右からグラウンダーのクロス。これを走り込んだ江坂が蹴り込み、柏が先制する。
▽先制を許した磐田だが、攻撃の姿勢を崩さない。すると23分、松浦が敵陣でボールを奪いドリブル突破。そのままボックス付近まで持ち込むと、横へパス。これを山田が狙いすましてシュートを放つと、ゴール左隅に決まり、磐田が同点に追いつく。

▽勢いに乗る磐田は31分、右サイドでボールを奪った小川が松浦へパス。松浦は再びドリブルを仕掛けると、川又を囮にしてミドルシュート。しかし、シュートはGK正面に飛ぶ。

▽34分、磐田は縦パスを受けた上原がボックス右からクロス。これをファーサイドに走り込んだ宮崎がボックス内左でダイレクトシュート。しかし、これは枠の左に外れる。

▽攻め込む磐田は39分、右サイドから崩すとボックス手前でパスを受けた川又がフェイントを入れてドリブル。ボックスに侵入した所で倒されるも、PKとはならなかった。

▽45分、松浦が右サイドからクロス。ボックス中央で待ち構えた川又がヘッドで合わせるも、GK中村がセーブする。

▽1-1のタイスコアで臨んだ後半。柏は50分、ケガから復帰したばかりの手塚に代えて大谷を投入する。

▽互いに攻撃を仕掛けるオープンな展開に。前半よりは柏がボールを回し、磐田ゴールに迫る。60分には瀬川に代えてハモン・ロペスを投入した柏。クリスティアーノを中央に、ハモン・ロペスが左に入った。

▽押しこむ柏は65分にチャンス。ボックス手前中央で縦パスを受けた伊東が相手をかわしシュート。これをDFがブロックすると、こぼれ球をキム・ボギョンが左足でシュート。しかし、強烈なシュートは大井が顔面でブロックする。

▽69分にはFKから決定機。クリスティアーノがクロスを入れるとハモン・ロペスがヘディングシュート。その流れからボールを繋ぎ、最後はボックス内右で江坂がシュートも、GKカミンスキーがキャッチする。

▽押し込まれていた磐田だが71分に決定機を迎える。ロングボールを受けた山田が競り合うと、こぼれ球を高橋がボックス手前からクロス。これをファーサイドに飛び込んだ上原がヘディングで合わせるが、わずかに枠を越える。

▽徐々に盛り返し右サイドを仕掛け続けた磐田。迎えた84分、荒木の鋭いクロスにボックス中央で川又が豪快ヘッド。これがネットを揺らし、磐田が逆転に成功する。

▽逆転を許した柏は終盤にかけて猛攻。クリスティアーノ、伊東、ハモン・ロペスを中心に磐田ゴールへと迫る。アディショナルタイム4分には、右サイドからカットインした伊東がボックス手前ゴール正面からシュート。しかし、これはGKカミンスキーの正面。そのまま試合は終了し、磐田が1-2で柏に逆転勝利を収めた。
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ディエゴ・オリヴェイラの変化で生まれ変わったFC東京/六川亨の日本サッカーの歩み

昨日カシマスタジアムで行われた鹿島対東京V戦、後半5分に右CKからCB植田直通がヘッドで3点目を突き刺し3-0とした時点で勝負は決まったかと思った。多くのチームがカシマスタジアムを“鬼門”としているし、東京Vの選手にとっては初めてプレーする選手も多かったからだ。 ところがここから東京Vの反撃が始まった。今シーズンの東京Vは、後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決めることもあれば決められることもあった。そしてこの日は前者のパターン。まず後半24分に途中出場のMF齋藤功佑が1点を返すと、36分にはファーサイドで詰めたFW木村勇大が押し込んで1点差に詰め寄る。交代出場のSB翁長聖のクロスも効果的だった。 そして後半アディショナルタイム45+3分、翁長のFKをCB谷口栄斗が頭で落とすと木村がシュート。これは当たり損ねだったものの、走り込んだMF見木友哉が押し込んでついに3-3の同点に追いついた。今シーズン4得点のFW染野唯月とCB林尚輝が鹿島からのレンタル移籍のため出場できないというハンデをものともせずに演じた同点劇。城福浩監督も「辛抱強くボールを回し、崩して点を取る。鹿島から勝点1を取れたのは自信になる」と選手を称えた。 これで東京Vは10戦負けなし。引分けは8と多いものの、「勝点2を失った」というよりは「勝点1を積み重ねている」と前向きにとらえるべきだろう。なぜなら確実に順位を上げており、勝点3を獲得すれば大きく順位を上げることもできるからだ。 今シーズンは昇格組の町田がクローズアップされているが、「負けない」東京Vもダークホース的な存在になってくるかもしれない。 土曜日のJ1は同じく3-3で引分けたFC東京対柏戦を取材した。前半でMF松木玖生のスーパーボレーが決まり3-1と逆転したFC東京だったが、前半アディショナルタイム45+2分にGK波多野豪がFW細谷真大を倒して退場処分となったことが後半に響き、同点に追いつかれてしまった。 ただ、ケガから復帰したFWディエゴ・オリヴェイラが4試合連続ゴールを決めただけでなく、彼の加入により攻撃に連動性が生まれたことの方が驚きだった。昨シーズンまでのディエゴ・オリヴェイラは、ボールを持つと強引なドリブル突破を仕掛けていた。それでフィニッシュまで持ち込めればいいが、2~3人がかりのマークにストップされることも多かった。 彼やアダイウトンがボールを持つと相手にとって脅威だが、チームとしての攻撃は陰を潜めていた。 ところが今シーズンは、ワンタッチでの落としが飛躍的に増えた。トップ下の仲川輝人や松木、右サイドではSB白井康介がフォローしていることも大きいが、加えて右サイドは白井、FW安斎颯馬、MF高宇洋、左サイドはSBバングーナガンデ佳史扶、松木、FW俵積田晃太のトライアングルが1~2タッチでパスをつないで柏のサイドを切り崩していた。 昨シーズン途中に就任したピーター・クラモフスキー監督だったが、「攻撃の推進力」が目に見えて改善されたとは言い難かった。しかし今シーズン、ディエゴ・オリヴェイラの復帰により「ゴールを目ざす魅力的なフットボール」は現実のものになりつつある。名古屋、横浜FM、G大阪との3連戦を乗り越えれば、一気に視界は広がるかもしれない。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> <span class="paragraph-title">【動画】粘りの東京Vがアウェイで鹿島に3点差を追いつく劇的同点劇!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pXf3mcmFlhw";var video_start = 297;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.13 20:35 Mon

【Jリーグ出場停止情報】DOGSO退場のFC東京GK波多野豪は今季2度目の一発退場で2試合出場停止&罰金20万円

Jリーグは13日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 J1では3名が出場停止。FC東京のGK波多野豪、湘南ベルマーレのMF田中聡、アビスパ福岡のMF前寛之が出場停止となる。 波多野のボックス外に出て細谷真大を倒したプレーについて、「ペナルティエリアを飛び出しドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当する」と判断し、DOGSOで1試合の出場停止。また、今シーズン2度目の一発退場となり、2試合の出場停止処分と共に罰金20万円の処分となった。 J2では2名が出場停止。ブラウブリッツ秋田のFW佐藤大樹、ファジアーノ岡山のMF末吉塁が出場停止となる。 また、J3は先週の時点で出場停止だった5名が出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 GK波多野豪(FC東京) 第14節 vs名古屋グランパス(5/15) 今回の停止:2試合停止(1/2) 第15節 vs横浜F・マリノス(5/19) 今回の停止:2試合停止(2/2) MF田中聡(湘南ベルマーレ) 第14節 vs柏レイソル(5/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF前寛之(アビスパ福岡) 第14節 vsヴィッセル神戸(5/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 FW佐藤大樹(ブラウブリッツ秋田) 第16節 vsモンテディオ山形(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF末吉塁(ファジアーノ岡山) 第16節 vsヴァンフォーレ甲府(5/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF佐古真礼(いわてグルージャ盛岡) 第14節 vsY.S.C.C.横浜(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF西山拓実(SC相模原) 第14節 vsガイナーレ鳥取(5/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF舘野俊祐(FC大阪) 第14節 vsカターレ富山(5/18) 今回の停止:1試合停止 DF生駒稀生(奈良クラブ) 第14節 vsFC岐阜(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF弓場堅真(FC今治) 第14節 vs福島ユナイテッドFC(5/18) 今回の停止:1試合停止 【YBCルヴァンカップ】 DF濃野公人(鹿島アントラーズ) 3回戦vsFC町田ゼルビア(5/22) 今回の停止:1試合停止 FW野田隆之介(FC琉球) 3回戦vsセレッソ大阪(5/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】GK波多野豪が柏レイソル戦でDOGSO一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DxSqiwnma_o";var video_start = 273;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.13 19:17 Mon

FC東京が明治大MF常盤亨太の来季加入内定を発表! 大学経由での帰還に

FC東京は13日、明治大学からMF常盤亨太(22)の来季加入内定を発表した。 元々、FC東京U-18でプレーしたとあって、古巣復帰となる常盤はトップチームに2種登録され、U-23チームとしてJ3リーグで出場歴あり。2021年から明治大学に進学し、来年からFC東京でプロ入りが決まった。 FC東京に入りのボランチはクラブの公式サイトで喜びの思いとともに、意気込みを語っている。 「2025シーズンから東京に加入することになりました、明治大学の常盤亨太です。アカデミー時代に育てていただいた大好きなクラブでプロサッカー選手になれること、大変嬉しく思います」 「サッカーの楽しさを教えていただいたレジスタFC、自分の可能性を信じて育ててくださったFC東京のアカデミー、サッカーだけでなく一人の人間として熱い指導をしていただき、高校時代には届かなかった舞台へ導いてくださった明治大学の指導者の方々、友人、そして22年間支えてくれた家族への感謝を胸にスタートラインに立ちます」 「東京のために全身全霊で戦い、多くの人に勇気や活力を与えられる選手になれるよう日々精進していきますので、応援よろしくお願いいたします」 2024.05.13 13:15 Mon

C大阪の左SB登里享平が左ハムストリング筋損傷…大阪ダービーで負傷交代

セレッソ大阪は13日、DF登里享平の負傷を報告した。 川崎フロンターレから今季加入の登里。明治安田J1リーグでは開幕から12試合連続で先発が続いた左サイドバックだが、6日に行われた第12節のガンバ大阪戦で筋肉系のトラブルにより、57分にピッチを後にした。 その影響で翌節を欠場したなか、クラブによって診断結果が明らかに。全治こそ明らかにされていないものの、検査で左ハムストリング筋損傷が判明したという。 なお、一時首位に立ったC大阪だが、大阪ダービーに続いて、先週末のヴィッセル神戸戦との関西勢対決も落とし、今季初の2連敗。順位も暫定7位にまで下げている。 2024.05.13 11:35 Mon
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