レーティング:アトレティコ・マドリー 1-0(AGG:2-1) アーセナル《EL》

2018.05.04 06:18 Fri
Getty Images
▽ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsアーセナルが3日にエスタディオ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが1-0で勝利。この結果、2戦合計2-1としたアトレティコの決勝進出が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽アトレティコ・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オブラク 6.0
ジャカのミドルシュートを好守で阻止。完璧な立ち位置で相手の攻撃に対応していた
DF
5 トーマス 6.5
右サイドバックで攻守に安定感を見せる。先制点の起点にもなった

(→サビッチ -)

24 ホセ・ヒメネス 6.5
不用意に釣り出される場面はほとんどなくボックス付近で堅実な対応を続けた
12 ゴディン 7.0
地対空いずれの競り合いでも相手を凌駕。抜群のプレーリードで味方が限定したパスコースを的確に潰す

9 リュカ 6.5
攻撃はビトロに任せてサイドの守備で蓋をした。的確な絞りで危険な中央のエリアをケア

MF
6 コケ 6.0
中央に絞って中盤の守備強度を高めつつ、正確なプレースキックでチャンスも演出

14 ガビ 6.0
指揮官不在の中、ピッチ内の闘将として気迫の守備でチームを鼓舞し続けた

8 サウール 6.0
アトレティコ通算200試合達成。攻守両面でやるべき仕事をきっちりこなした

23 ビトロ 6.0
直近アラベス戦の好パフォーマンスを評価されて先発に抜擢。オープンスペースでらしい仕掛けを見せてカウンターをけん引

(→コレア 5.5)
大きな見せ場はなかったが、やるべき仕事を完遂

FW
7 グリーズマン 7.0
絶妙なスルーパスで先制点をアシスト。正確なプレーで起点となりつつ、守備での献身性も素晴らしかった

18 ジエゴ・コスタ 7.0
スナイパーとしてかつてのライバルに引導を渡す決勝点。前線で確度の高いポストプレーも見せた

(→トーレス -)

監督代行
ブルゴス 6.5
ベンチ入り禁止処分のシメオネに代わって重要なゲームを指揮。冷静にチームをオーガナイズし、決勝進出に導く

▽アーセナル採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オスピナ 6.0
失点はノーチャンス。我慢の対応で冷静にシュートコースを消した

DF
24 ベジェリン 4.5
ボールサイドと逆の位置で警戒を怠り失点に関与。クロス精度も欠いた

20 ムスタフィ 6.0
相棒コシエルニーの負傷交代で相手2トップに難しい対応を強いられたが、何とか粘って追加点を許さず

6 コシエルニー -
1stレグの雪辱を期して臨むも開始直後に右の足首じん帯かアキレス腱の負傷で無念の負傷交代…

(→チャンバース 5.5)
相手2トップにクオリティの差を見せつけられたが、気迫の守備で何とか食らいついた

18 モンレアル 5.5
攻守に及第点の出来。ただ、絞り気味な相手サイドハーフと本職ではないトーマスに対して攻撃面でもっと見せ場を作りたかった

MF
11 エジル 5.0
幾度か深い位置を取ってクロスで決定機を作ったが、エースとしてはもの足りない出来

8 ラムジー 5.5
攻守にハードワークを見せたが、とりわけアタッキングサードでプレーの質を欠いた

29 ジャカ 6.0
献身的なプレスバックで最終ラインをサポート。際どいミドルシュートも放った

10 ウィルシャー 5.5
コシエルニーからキャプテンマークを引き継ぎ攻守に気迫のプレー。相手の堅守に対して幾度かアイデアを見せた

(→ムヒタリアン 5.0)
惜しいシュートを一本放ったが、相手のインテンシティに屈した

23 ウェルベック 5.0
球際でよく戦ったが、ゴールに絡む仕事は全くできず

FW
9 ラカゼット 5.0
1stレグは10人相手に躍動も11人の相手に対しては完全に沈黙

監督
ヴェンゲル 5.0
相手の完成した守備を最後までこじ開けられず。1stレグのドローが大きく響き有終の美を飾ることはできなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
▽堅守けん引のゴディンや決勝点のジエゴ・コスタの活躍も捨てがたいが、攻守両面で抜群の存在感を示したエースをMOMに選出。絶妙なアシストに加え、前線からの守備や正確な繋ぎで決勝進出の立役者に。

アトレティコ・マドリー 1-0(AGG:2-1) アーセナル
【アトレティコ・マドリー】
ジエゴ・コスタ(前47)

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